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モモ「屋上のステルスさんっすよ」 3



モモ「屋上のステルスさんっすよ」 2



544 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/16(日) 01:49:11.42 ID:7kAkCqbn0

ルート確定用テンプレ

ゆみ「モモ、今日は気になるカップルは見つかったか?」

モモ「あ! 先輩ちょうど良い所に! 実は先輩である>>548と後輩である>>550の学年を隔てた百合ップルがいるっすよ!」

モモ(ちなみに私以上に存在感の薄いモブさんが来た場合は勝手にキャラ付けするっす。
    あと高校生じゃない人が来たら勝手に年齢をいじくって高校生にしちゃうっす。
    白百合台学園は世界の法則が色々ねじ曲がった新世紀オカルト学園っす)

モモ(ここからは補足説明っす。
    先輩と後輩ではありますが別に同じ学校でなくても構わないっす。
    むしろ違う学校同士の絡みこそ見てみたいっす。
    あと、安価対象者の二人が同級生だとすると下級生側は下の安価が採用されるっす)

モモ(そしてすでにルートが確定したヒロインが選ばれるのは厳禁っす。
    私は成立したカップルを引き離す外道をを許さないっす。
    現状で言うと愛宕洋榎さん、愛宕絹恵さん、新子憧さん、片岡優希っすね。
    この四人+こちらで定めているヒロインが選ばれるとそのルートを持ってグランドフィナーレルートに入るっす)

モモ(最後に、優希憧ルートによって百合ップル誕生の可能性が芽生えた高鴨穏乃さんと原村和さんについての処遇を発表するっす。
    今後この二人のどちらかが安価に選ばれたら強制的に二人の百合ップル成立ルートに突入するっす。
    これはグランドフィナーレ突入のフラグとはならないので安心してくださいっす)

モモ(私達のユリトピア建築のために思慮深い発言をお願いするっす)



548 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/16(日) 01:50:51.88 ID:sQ9n/nMV0

あんまりモブ過ぎると勝手な設定付くんじゃなかったかな…

安価なら菫さん




550 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/16(日) 01:51:54.03 ID:uNv+nTt60

もーちゃん



551 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/16(日) 01:52:01.68 ID:ED/b/O34O





555 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/16(日) 02:02:31.38 ID:aUygS5Xm0

ほうほう菫淡



679 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/16(日) 21:29:46.26 ID:7kAkCqbn0

ゆみ「弘世菫というと……ここでは知らない人がいないほどの有名人だな」

モモ「聖人菫……困っている人がいたらそっと手を差し伸べてくれる、みんなのお姉さまっす」

ゆみ「特に後輩人気がすごいようだな」

ゆみ「彼女を慕う後輩達で構成された通称『後輩ロード』を見た時はさすがにびっくりしたよ」

モモ「道を構成する一人ひとりがたったの一人の女性をお慕いしてると思うと感慨深いものがあるっす」

ゆみ「で、相手の大星淡と言うのはそんな後輩たちの中の一人なのか?」

モモ「いいえ、他のみんなが遠巻きに眺めているだけで満足な中、堂々と近づいて声を掛けてますね」

ゆみ「ほう、それだけでも他の子たちより一歩リードと言った状況なのではないか?」

モモ「っすね。弘世先輩もまんざらでは無さそうですし今回は楽勝っすよ!」

ゆみ「これは私の出る幕はあまり無さそうだ」

ゆみ(・・・・・・とは言い切れない気がするのが気になるな。こういう時の悪いカンは当たる)

ゆみ(何事もなく事が運べばいいのだが)



686 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/16(日) 21:40:53.30 ID:7kAkCqbn0

菫「ごきげんよう」

「ごきげんよう」


『弘世先輩がお声を掛けて下さったわ! これで今日の運勢はうなぎ登りですわ!』

『いいないいなー。私ももうちょっと早く来てたら良かったな』



淡「せーんぱいっ、ごきげんようっ」

菫「君か、ごきげんよう」

淡「もー、私には大星淡っていう名前があるんですよー。君って呼ぶのやめて下さい」

菫「そうは言うが、私と君はまだ出会って何日かというくらいではないか」

淡「つれないなー。ぷくーっ」

菫「ははは、なんだその顔は。せっかくの可愛い顔が台無しではないか」(余裕に満ちたスマイル

淡「あわ、あわあわ……」

淡(菫先輩、今日の菫スマイルも最高ですよ。私はハートはキュン死寸前です)



691 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/16(日) 21:48:53.50 ID:7kAkCqbn0

『なんなのあの子、私達のお姉さまに馴れ馴れしい』

『お姉さまは山頂に咲く可憐な一輪の花、私達のような人間が触れてはいけない存在だと言うのに』

モモ(なーんか怖い事考えてそうな感じっすねぇ……)

モモ(不可侵協定というか足の引っ張り合いという感じっす)

モモ(自分の拠り所を壊させれたくないだけで本当に菫先輩の事を思っていない、駄目な百合娘のパターンっす)

モモ(一応先輩にも報告しておいた方がいいっすね)



695 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/16(日) 21:55:19.64 ID:7kAkCqbn0

ゆみ「なるほどな、彼女ほどの人気ともなれば起こりうる事ではあるな」

モモ「もし事を荒立てるつもりだったら大変っすよ」

ゆみ「とはいえ、私はそういう事についてはからっきしだからなぁ……」

ゆみ「久のツテを頼ってあの三人の誰かに声をかけておくか」

モモ「……またあの生徒会長さんっすかー? あの人が絡むと事態が混乱するので好きじゃないっす」

ゆみ「でも頼りになるのは確かだからな」

モモ(むきーっ、なんなんすかこの信頼関係は!)

ゆみ「じゃあ、>>698に声を掛ける事にしよう」

1:江口セーラ 2:井上純 3:亦野誠子



698 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/16(日) 21:57:16.84 ID:hVp0ereF0

3



700 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/16(日) 22:03:45.22 ID:7kAkCqbn0

ゆみ「あの子はなんていうか、あの中では一番穏便に済みそうだと思うんだ」

モモ「あー確かに。純さんとかセーラさんとか鉄拳制裁一本って感じですもんね」

ゆみ「余計な邪魔が入らないようにさえしてくれれば良いだけだからな」

ゆみ「残りの二人では過剰すぎる」

モモ「じゃあ龍門のお嬢さんを通して呼び出してもらうよう行って来るっす」

ゆみ「久に行った方が早くないか?」

モモ「いーえ絶対にお嬢さん経由でやらせてもらうっすー!」

ゆみ「まあ、私はどちらでも構わないから任せるが」



702 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/16(日) 22:11:23.33 ID:7kAkCqbn0

ゆみ(と、呼び出してもらったのは良いが私と亦野誠子ではほとんど面識がないではないか)

ゆみ(しかも大星淡なんて完全に赤の他人、どうやって頼めばいいものかな……)

放課後・空き教室

コンコン

誠子「あ、はい。あいてまーやっぱりもうちょっと待って下さい」ガサゴソ

ゆみ「?」

ゆみ「……もういいか?」

誠子「はい、どうぞ」

ガラガラ

ゆみ「失礼する。いきなり呼び出してすまない」

誠子「いえいえ」

誠子(あ、あぶなかったぁ……ブックカバー忘れてきたから新刊のマリみてをそのまま読んでたところだったよ……」



704 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/16(日) 22:17:36.78 ID:7kAkCqbn0

ゆみ「確か、君と井上純と江口セーラがこの学校の自治を担当しているんだったな」

誠子「そうですね、私は生徒会長に半ば強引に任命された感じですけど」

誠子(ホントは荒事とか駄目なんだけどなぁ)

誠子(まあ江口さん達が啖呵切ってる後ろで立ってればいいだけなんだけど)

ゆみ「そんな君を見込んで耳にいれておきたい事がある」

誠子「なんでしょう、私に出来る事であれば協力させて頂きますけど」

ゆみ「実は下級生、一年の中に大きな騒動を起こしそうな連中がいるらしいんだ」

誠子(えー……そういうのはちょっと……江口先輩とかに頼んでくれないかなぁ)



707 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/16(日) 22:28:44.02 ID:7kAkCqbn0

ゆみ(むむ、やはり無理なお願いだったか」

ゆみ(久に無理矢理やらされているようだし彼女を頼るのは酷というものか……)


モモ『そういえば、亦野誠子さんと言えば大の漫画好きだそうっすよ』

モモ『先輩は好きじゃない手段かもしれないっすけど、いざとなったら物で釣る作戦に出るしか無いんじゃないすかね』


ゆみ(出来れば使いたくはなかった手段だが……>>710で満足してもらえるだろうか)


モモ『これは成功判定ありの安価っす。亦野誠子さんの性格を予想して的確な作品をプレゼントして下さいっす。
   彼女のお気に召さない、またはすでに持っている作品だと勧誘失敗っす』



709 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/16(日) 22:31:22.74 ID:Ql88RnCV0

百合姫新刊



710 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/16(日) 22:32:52.56 ID:1RrWTN9F0

>>709



714 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/16(日) 22:41:15.87 ID:CnZjivHw0

ひらり派



715 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/16(日) 22:43:22.57 ID:7kAkCqbn0

ゆみ「何もタダでやってくれとは言わない。前払い報酬でこれを受け取って欲しい」

誠子「これは……」

誠子(百合姫の新刊……私発売日に買いに行って持ってるんだけど)

誠子(どこから私の趣味を聞いたかは知らないけど、いきなり新刊を出すとは……)

誠子(ニワカ……! この人は完全にニワカだ!)

誠子(こういう時は普通サイン入り単行本とか一時期だけしか出回らなかったプレミア品とか希少価値のある物を提供するべきなのに!)

誠子(こんなもので釣られてたまるか!)

誠子「あの、私そういう物で釣られるような軽い女じゃないんで」

ゆみ「あ、す、すまない」

誠子「まあ何かあるかもしれないって事は覚えておきますけど、私は好きでこの役目をやってる訳ではないんで」

誠子「あんまりアテにはしないで下さいね」

勧誘失敗! プランBルートへ派生します。



717 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/16(日) 22:48:41.05 ID:7kAkCqbn0

モモ『ちなみに、百合姫の新刊は>>280ですでに購入済みだったっす』

モモ『他の雑誌だったらまだ可能性があったかもしれないっすが、それでも最新刊だときつかったかもっす』



720 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/16(日) 23:00:16.90 ID:7kAkCqbn0

淡「せーんぱいっ。今日は何をしているんですか?」

菫「ん、君か。いつも花壇の手入れを担当している子が今日は休みらしくてな」

菫「今から水をやろうと道具を取りに向かっている所だ」

淡「あ、そういう事だったら私も手伝いますよ! これでもガーデニングは得意なんです!」

菫「君が? 意外だな」

淡「えー、ひどいですよー。これでも花は好きなんですから」

淡「特にスミレとか大好きです! 愛しています!」

菫「ふむ、そうだったのか。そこまで熱心に思われているスミレの花が羨ましいよ」

淡(むー、軽くあしらわれた。でも簡単になびかないそんな所もまたいい!)



725 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/16(日) 23:09:34.31 ID:7kAkCqbn0

倉庫

淡「えーと、あれでしょー。これででしょー。あとこれ!」

菫「本当に得意だったんだな」

淡「だから言ったじゃないですかー」

菫「どうもインドア派のように見えたのでな。私もまだまだ観察眼を磨かねばならないな」

淡「今でも十分完璧なのに更に上を目指そうとするなんて! さすが先輩ですね!」

菫「10年そこらで道を極められるほど人生は甘くない。日々是鍛錬だ」

淡「ありがたいお言葉、とても勉強になります」

菫「ともかく今日の所は君から園芸の何たるかを教えてもらうとしよう」

淡「おまかせあれ!」



『……』ギリッ



727 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/16(日) 23:25:13.63 ID:7kAkCqbn0

淡「と言うことで、後は水をかけて終了です」

菫「実に手際が良かった。私一人でやっていたら日が暮れていた所だったよ」

菫「ありがとう。……おっと、手袋をしたままではいけないな」

淡「? って、あわあわ……」

淡(頭! 今頭を撫でられている! 弘世先輩に!)

菫「ふふっ、君はコロコロ表情が変わるから見ていて飽きないな」なでなで

淡「あわあわ……」

淡(私は今幸せです。やっぱりこの学校に来て良かった)

モモ(うーん良いっすねー。やっぱり先輩と後輩カプは王道にして至高っすよ!)

モモ(私もあんな風に先輩に甘えてみたいっす!)

モモ(……それはそれで良いとして、あちらさんはそおろそろ爆発寸前っすねぇ)

モモ(私がずっと監視していればいち早く先輩にはすぐに連絡出来るっすが戦力が足りないっす)

モモ(弘世先輩に醜態を見せたくないっていう感情が勝ってくれるのを祈るしかないっすね)



730 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/16(日) 23:34:13.82 ID:7kAkCqbn0

淡「ふんふんふ~ん♪ 今日は先輩どこにいるのかなーっ」

『あ、大星さん。ちょうどいい所に』

淡「ん? どうかした?」

『弘世先輩は今日も花壇の手入れをしているみたいよ』

『今は倉庫にいるみたい』

淡「ほんとに? 教えてくれてありがと」

淡「ふんふんふ~ん♪ 待ってて下さいねせんぱーい♪」

『……』

花壇前

尭深「お花さん達こんにちは。昨日は休んじゃってごめんね」

尭深「でもすごく綺麗に手入れされてる……弘世先輩、ありがとうございます」

尭深「さて、これなら今日は雑草抜いて水をあげたら終わりかな」

尭深「倉庫に行く必要もないしパパっと終わらせて、お花さん達を見ながらティータイムにしよう」



733 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/16(日) 23:44:18.09 ID:7kAkCqbn0

倉庫

淡「あ、鍵開いてる。先輩、中にいるのかな」

淡「失礼しまーっす。あれ、誰もいない」

ガラガラ、ガチャン

淡「ん?」

「ごきげんよう、大星淡さん」

淡「ごきげんよう」

「麗しの弘世先輩ならここにはいないわよ。今日は職員室で仕事を手伝っているから」

淡「……ふーん、さっきの子もいるし、全員グルかぁ」

「あら、察しが良いのね。もっと頭が悪いのかと思ってたわ」

淡「まったくもって! 貴方達ほどじゃないよ」

「……そうやって挑発するのは良いけど、ここに何人いるの思っているの?」

淡「ひーふーみー……んー、数えるのめんどくさいや。精神的年齢の合計で大人2人分くらいって事で」

「お前、余裕ぶっこいてられるのも今のうちだよ!」

淡「あー怖い怖い。とうとう本性現しちゃった」



735 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/16(日) 23:53:07.94 ID:7kAkCqbn0

モモ(これはやばいっすよー……先輩に連絡しないと」

モモ(先輩から生徒会長に連絡してそこからあの三人を呼び出してもらって駆けつけてもらって……)

モモ(あー、こんな事になるなら生徒会長さんの事を毛嫌いせずにちゃんと知り合いになっておくべきだったすよー)

職員室

ゆみ「久、一大事だ!」

久「んー? どうかした?」

菫「何やらただごとではない様子だな」

ゆみ(まずい……弘世菫までいるとは想定外だった)

ゆみ(くっ、あそこで亦野誠子の連絡先を聞いておければ……)

教師「どうしたんですか?」

ゆみ「あ、いえ……」

久「あー、あの件についての返事ね。もう、せっかちさんなんだからー」

ゆみ「え? は…… な!? 何を言っているんだ!」



736 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/16(日) 23:59:12.00 ID:7kAkCqbn0

久「もう照れちゃってかーわい。そういう事なんでちょっと席を外しますねー」

教師「はーい、行ってらっしゃーい」

菫「これは邪魔しない方が良さそうだな。後の事は任せてくれ」

久「ん、お願いするわ」

廊下

ゆみ「久、お前なんであんな勘違いされるような言い回しを!」

久「静かに。折角誰にも付いてこさせないように出て来たのに意味ないじゃない」

ゆみ「ああ、そういう……って、だからといってあれは少々……」

久「後でフォローは考えるわよ。ま、私としては勘違いされたままでも良いけどね」

ゆみ「おいおい……」

久「で、何があったの?」

ゆみ「うむ、実は……」



740 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/17(月) 00:06:46.25 ID:36fwGDAb0

久「それは思わしくない状況ねぇ」

ゆみ「だから例の三人に連絡をして欲しいんだが」

久「ん、ちょっと待ってね」

ゆみ(間に合うと良いが―――)

数分後、倉庫前の校舎裏

誠子「こんにちは、ニワカ先輩」ニコ

ゆみ(あの件でこの子には随分と嫌われたものだな……)

純「合鍵なら持ってきたぜ。つかそこまで大事になってんのに今更コソコソしなくて良いんじゃねーの?」

純(まあ、不祥事はお嬢さんも望まないだろうし穏便に済むならそれで良いけどよ)

純(大星淡か……どうなってるにしてもこれはもう無理じゃねーかな)

セーラ「まあどっちでもええやん。おいたする奴にはおいたでお返しや!」

ゆみ「だから穏便に済ませてくれと念押ししてるだろ……」

ゆみ(さて、中の様子はどうなってる……?)ピポパ

モモ『あ、先輩っすか? 実はもう事態は収束してるっすよ』

ゆみ「なに……?」



744 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/17(月) 00:17:25.49 ID:36fwGDAb0

淡「あはは! あんたたちったら、てんっで駄目駄目だねぇー!」ドガッ

「い、痛いっ、もう許して……」

淡「喧嘩けしかけてきといてそれは無いんじゃないかなぁ?」ゲシゲシ

「ぅ……」

淡「大丈夫、痣とか傷は残らないよう手加減してあげてるからねー」ゲシゲシ

モモ『自分はあんまり交流が無かったし、髪を黒染めしてて気づかなかったっすけど』

モモ『金獅子淡……喧嘩をふっかけてくる相手を全員蹴散らしてきた当時の裏番長だったっす』

ガラガラ!

久「これは……」

純「うあっちゃー……これまた派手にやってくれたねぇ」

誠子「淡‥…」

セーラ「え? なんなんこれ、そっちのちっこい子の方がハコにされとったんとちゃうん?」



751 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/17(月) 00:29:43.74 ID:36fwGDAb0

ゆみ「軽く10人はいないか……?」

誠子「淡だったらこれくらいは余裕ですよ。むしろ喧嘩慣れしてない連中なんてものの数には入りません」

誠子「二年の頃までは大人しくしてたから2つ上の三年生の人達は知らないでしょうけど」

誠子「1つ上の学年までで、ヤンキーやその予備軍みたいな連中で知らない人間はいない有名人です」

ゆみ「という事は君も……?」

誠子「私は昔からの友達なだけです! ホントは喧嘩なんてこれっぽっちも出来ません!」

誠子「むしろ淡には助けてもらった事もあるくらいです」

誠子「地毛の金髪を黒染めして、なるべく丁寧な言葉でしゃべるように心がけて……」

誠子「そうやって本当の自分を覆い隠してまでして、ようやく手に入れた平穏だったのに……」



752 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/17(月) 00:34:17.72 ID:36fwGDAb0

職員室

教師「ありがとうね弘世さん、いつも手伝ってもらっちゃって」

菫「これくらい構いませんよ。先生方の力になれて何よりです」

教師「じゃあ後はこちらで整理しておくから、倉庫にこれをしまって来たら帰っていいですよ」

菫「はい、分かりました。お疲れ様でした」

教師「お疲れ様でした」



755 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/17(月) 00:45:24.33 ID:36fwGDAb0

菫「倉庫か……あの子と花壇の手入れをしたのを思い出すな」

菫(ガーデニング好きだと言うのに傷一つない綺麗な手……)

菫(見た目の雰囲気だけでなくそういった所も観察した上での判断だったのだがな)

菫(あの子は本当に私の意表をついてくる。面白いよ)

菫「さて、倉庫に着いたぞ。鍵を……ん? 開いてるな」

菫「合鍵を借りていった生徒がいたと言っていたしその子たちが何かしているのかな?」



757 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/17(月) 00:54:35.37 ID:36fwGDAb0

ガラガラ

菫「……え? な、なんだ? どうなっているんだ?」

淡「……あ」

モモ(これはまずいっすよー……)

久「あちゃー、これは想定外」

菫「久、それにさっきの……」

ゆみ「……」

ゆみ(こうなる事を恐れて穏便に済ませたかったのだが……)

菫「事情を説明してもらおう。場合によっては先生方にも来てもらわないと」

誠子「ま、待って下さい! 今ここで先生達を呼ばれたら……」

菫「だがこれは……」

淡「……良いですよ。セイコ、ごめん。失敗しちゃった」

誠子「淡……」



759 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/17(月) 01:04:12.70 ID:36fwGDAb0

淡「全部私がやりました」

菫「私がって……これを、君が?」

淡「はい」

菫「一体何があったかは知らないが、これは少々やりすぎではないか?」

淡「そうかもしれませんね」

菫「そうかもしれませんねって……そんな他人事のように言って済まされる事態ではないぞ!」

淡「……っ」

菫「久やそこの君はこうなる事を知っていたのか? それで止められなかったのなら君達も同罪だぞ」

久「いやー、あはは……」

ゆみ「……」

菫「何とか言ったらどうなんだ!」

淡「もうやめて! 悪いのは私だけだって言ってるじゃん!」

菫「そういう問題ではない! 何故このような事が起こったのか原因を突き止めて今後何も起こらないよう……」

淡「もう何も起こらないから! ……もう、終わったんだよ」



764 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/17(月) 01:22:18.32 ID:36fwGDAb0

淡(こうなった以上、今後私が弘世先輩に絡む事はない)

淡(そうなれば私をウザがっていたこの人達みたいな人だって何もしてこない)

淡(それで終わり。弘世先輩はみんなに公正で優しい憧れの先輩に元通り)

淡(独り占めなんて、最初から考えるんじゃなかった……)

菫「私は……君の事を信用していたんだぞ」

菫「こんな事をする人間ではないと思っていた」

菫「花を愛でる事が好きな心の優しい人間だと。そう思っていたのに……」

淡「……ふふっ、あはっ! あはははっ!」

淡(もういいや、こうなったらトコトン嫌われてやろう……)

淡「おっめでたい人ー! こんなの私からすれば路上の石ころを蹴り飛ばしたのと同じくらいなんだよねー」

淡(あれ……)

淡「しかも私はやられたからやり返しただけだしぃー。どっちかというとこの子らの方が悪いのに」ぽろぽろ

淡(あはは、なんか目から汗が出て止まんないや……)



767 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/17(月) 01:40:13.91 ID:36fwGDAb0

淡「花壇から雑草を抜くのと同じ……そう! 私は雑草を抜くのが好きなんだよ!」ぽろぽろ

淡「けして花が好きだったりはしな、しないん、だからっ……!」

淡(ああもう虚勢張るの下手になったな私、こんなんじゃまたいじめられるよ)

淡(ハーフでもなんでもないのに何故か生まれながらの金髪で、学校では常にいじめの標的だった)

淡(そんな私に、庭師のお父さんは近くにあった黄色系の花を手に取ってこう言ってくれたんだ)

淡(ほら、このパンジーみたいに綺麗だよって)

淡(あれ、どっちかというとオレンジ色なんだけどね。それでも子供の頃の私は嬉しかったよ)

淡(そこからはこんな髪でもいいんだって自信を持てるようになって、髪の事でいちゃもん付けてくる奴を返り討ちにするようになった)

淡(周りが全員男の人だったからなー。自分がこんなに強かったとは思ってなかったよ)

淡(そしたら最強のレッテル張られて今度は孤立)

淡(こうなったら黒染めして高校デビューしかないなと思って、成功したと思ったのにここでつまづくかぁ)

淡(ああ、そういえばパンジーとスミレって同じ科の植物なんだよね。もうどうでも良いけど)

菫「言いたい事はそれだけか?」



774 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/17(月) 02:00:45.78 ID:36fwGDAb0

淡「……もう……ない……」

菫「そうか、それが君の本心だと言うのだな。本当に嘘偽りの無い言葉だと言うつもりなのだな」

淡「……」

菫「―――嘘をつくんじゃない」

淡「……っ」

菫「本当に私はまだまだ精進が足りないな」

菫「君が嘘を言っているのはわかるが、どういう気持ちで言っているのかまるで分からない」

菫「こんな体たらくなのに後輩から信望を集める聖人だとはな……とんだお笑い種だ」

菫「私はみんなに愛想よく振る舞い、何かあれば手を差し伸べていればそれで良いと思っていた」

菫「だが、それだけではいけなかったんだな」



777 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/17(月) 02:14:38.63 ID:36fwGDAb0

菫「自分の事は鍛錬の足りない未熟者だと言いつつ、相手には完璧である事を求めていた」

菫「なんという矛盾だろうか。人間なら生きていれば何かしらの暗い感情を抱くのは当たり前なのに」

菫「私はそれから目を背け続けてきた……」

菫「何がどうなってこうなったは知らないが、この子達も思いつめていたからこその行動だったのだろう」

菫「ちゃんと見ていれば兆候くらいいくらでもあったはずなのにな」



783 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/17(月) 02:36:31.80 ID:36fwGDAb0

菫「だからちゃんと話し合おう。この子達含めて全員でな」

淡「だめ、だよ……」

ゆみ「いや、駄目ではないな。弘世さんの言うとおりにするべきだ」

淡「っ! 何言って……」

ゆみ「全員でちゃんと腹を割って話し合って、それから真相を先生方に報告すべきだと私は考える」

久「私が納得出来る理由を用意してくれたら処分を軽くするくらいなら掛けあってあげるわよー」

セーラ「俺らがやりすぎた時もいっつもカバーしてくれてるからなー。そういうのに関してはやり手やで」

誠子「やりすぎるのはあなたくらいですよ!」

純「この人は正論を言いながら正拳突きをかますからな……・」

純(間違っていないだけに相手も改心するが……完全に男の理屈だろそれ)



787 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/17(月) 02:52:51.92 ID:36fwGDAb0

菫「……この子達のためになるならそれも良いのかもしれないな」

久「ん。じゃあ倉庫は誰か来るかも、生徒会室に行きましょうか」

久「あそこなら椅子もたくさんあるし、会議中の札でも掛けておけば誰も寄り付かないから」

久「って、あの札どこ行ったかしら……最近会議なんてやってないからすっかり忘れちゃったわ」

ゆみ「おいおい……」


モモ『そして全員を介抱した上で生徒会室に向かったっす』

モモ『淡さんの攻撃は痛みの割に思ったほど重症では無かったらしく、皆さんはすぐに回復したっす』

モモ『会議はまずは喧嘩をけしかけた子たちの謝罪から始まり、それに対して淡さんが謝罪する謝罪大会に』

モモ『途中からは……なんというか、弘世先輩への愛を語る告白大会みたいになってしまったっす』

モモ『これはもう会議とは言えないような弁論大会となったっす。その結果―――』

久「悪いのは全部下級生をたらしこんだ菫と言うことで!」

菫「……」プスプス



788 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/17(月) 03:00:03.30 ID:36fwGDAb0

久「いやー、処分を決める会議で不謹慎かもしれないけど、すっごい面白かったわー」

菫「」プスプス

久「おーい、原告さーん。駄目だこりゃ、完全にオーバーヒートしちゃってるわ」

久「ほらこの通り。あなた達の想いの強さはあの弘世菫の強靭な精神にすら打ち勝った」

久「今度からはコソコソと眺めたり暗躍したりしないで堂々と愛を語りなさい」

久「そうすれば貴女達の中の誰かに案外コロっと行ってしまうかもしれないわよ?」

ゆみ(よくそんな歯の浮いた台詞を言えるものだな……)



790 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/17(月) 03:10:47.61 ID:36fwGDAb0

久「私としては大満足な結果なので当然処分を軽くするように掛けあってあげます」

久「ただし、大星淡さん」

淡「……はい」

久「この子達は全員大した怪我にもなっていないとは言え、一方的に危害を加えた事には変わりありません」

淡「……」

久「だから他の子達よりも謹慎期間は長くなると思います」

淡「はい、当然ですよね」

久「まあ、今まで菫を独占していた事に大してのハンディキャップみたいなものだと思いなさい」

淡「ハンデも何も、私が一番不利っていうか、あそこまで言ったからにはもう駄目っていうか……」

久「そうかしらねー? 貴女がしゃべる番だった時の菫の反応が一番面白かったのになー」

淡「え? まさかそんな……」

久「あーあとね。この学校は毛染め禁止だから。元の金髪に戻してきてね」

淡「は?」



792 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/17(月) 03:20:59.04 ID:36fwGDAb0

淡「いやこういうのって普通逆じゃないんですか?」

久「普通なら、ね。でもあいにくこの白百合台学園では金髪なんて珍しいものでもなんでもないし」

久「ていうかそこにいる純に至ってはほぼ白の銀髪よ?」

淡「そういえば井上純って名前に聞き覚えが……確かシルバーうる」

純「おわー! それ以上言うのはやめろ!」

純(周りから金獅子なんて呼ばれる大星をカッコイイとか思って……)

純(シルバーウルフなんてこっ恥ずかしい二つ名を自称してたなんて言えない)



794 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/17(月) 03:33:09.17 ID:36fwGDAb0

誠子(そういえばそんな人もいたなぁ……あれ純さんだったんだ)

久「まあそんな訳で謹慎中にそれ抜いてきて生まれたままの姿になってから勝負しなさい」

久「猫被りキャラについては、今となってはどちらも自分の一部だろうしどちらを選んでも良いわよ」

淡「猫被りとか言わないで下さいよ! これでもものすっごい努力して今に至るんですから!」

久「ごめんごめん。では、これにて会議は終了!」


モモ『そして何日か過ぎて……まずは喧嘩をけしかけた側の子達が学校に帰ってきたっす』

モモ『精一杯アタックする後輩たちに顔を真っ赤にしっぱなしの弘世先輩は完全に乙女だったっす』

モモ『今まで出て来なかった女の子らしい一面に、下級生たちの中で更に爆発的な人気になったっす』



795 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/17(月) 03:41:29.92 ID:36fwGDAb0

園芸+茶道部部室

菫「はぁはぁ……///」

尭深「こんにちは、今日もここに避難ですか?」

菫「い、いつも済まないな……」

尭深「いえいえ、お茶入れてありますよ。今日のはとてもいい塩梅」

菫「ありがとう……ふぅ、やはりここは落ち着くな」

尭深「あんまり逃げまわっては可哀想ですよ」

菫「そ、そうは言うがな……その、やはり、は、恥ずかしいんだよ///」

尭深「私は別に良いですけど」

尭深(淡ちゃんのために先輩を匿っているだけだし)

尭深(淡ちゃんは上級生にいじわるされて荒らされた花壇を一緒に直してくれた……)

尭深(だから今度は私が淡ちゃんのために、想い人が誰かに取られないように手助けする)

尭深(他の皆さん達には悪いですけど……えこひいきさせてもらいます)



798 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/17(月) 03:50:40.97 ID:36fwGDAb0

尭深「そういえば、庭には植えてない色のパンジーを見つけたんですよ」

菫「パンジー? 私の名前と同じスミレ科の植物だったな。花壇に植えてあったのはオレンジだったはず」

尭深「はい。その中に一輪だけあったんで、鉢植えに植えかえて持ってきたんですよ」

菫「これは……」

菫(色鮮やかな黄色のパンジー……綺麗だ)



801 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/17(月) 04:01:28.85 ID:36fwGDAb0

菫「この花、いつまで持ちそうだ?」

尭深「鉢植えに移してあるので結構長持ちはしますけど……」

尭深(うん、弘世先輩の考えている事が分かった)

尭深「良かったら栞にしておきますよ」

菫「ありがたいが……良いのか? 眺めていたいから持ってきたように思えるのだけど」

尭深「良いですよ。先輩が欲しそう、というか誰かにあげたそうな顔をしているので」

菫「う……分かるのか?」

尭深「はい。最近の先輩、なんだか表情が豊かになりましたから」

菫「そ、そうなのかな……自分ではよく分からないのだが」

尭深「特に慌てたりとか照れたりする時のバリエーションがとんでもない事に」

菫「なっ!?」

尭深「あ、また新しい顔してる」

尭深(なんかちょっとだけ淡ちゃんぽいかも……)



804 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/17(月) 04:10:00.71 ID:36fwGDAb0

モモ(うう、なんかこの渋谷尭深さんって人を見てたら切なくなるっすよぉ……)

モモ(こういう百合に理解のある人には是非幸せになって欲しいっす)

尭深(さて、さすがにこれ以上の拘束はえこひいきが過ぎるかな)

尭深「それじゃあ今日の所は帰るのでそろそろ出ますよ」

菫「えっ!?」

尭深「追いかけっこの時間ですね」ニコリ

菫「あわあわ……///」

尭深(こうなると聖人様も見る影無しですね。あわあわとか言っちゃってちょっと可愛い)


モモ『こうしている内に淡さんのハンディキャップタイムが終わり、いよいよ淡さんが戻ってくる日が訪れたっす』



805 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/17(月) 04:18:45.94 ID:36fwGDAb0

淡(うわー……この髪で外出歩くの久しぶりだし緊張するなぁ)

淡(みんなこっち見てないよね? よね?)

淡(ってなんかものすっごくこっち見つめている人がいるよ)

淡(この髪を見て中学時代のお礼参りとかされるのかなぁ)

淡(でも駄目だ。もう喧嘩なんてしないんだから)

淡(とにかく早く教室まで入ってしまおう)

テクテクテク テクテクテク

淡(なんか追跡されてる!? あわあわ……やっぱりお礼参りかな……)

スタスタスタ スタスタスタ

ダッダッダッダ! ダッダッダッダ!



807 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/17(月) 04:28:36.28 ID:36fwGDAb0

淡(ひえええっ、もうやめて下さいよおおおお)

「ま、待ってくれ!」

淡(!? この声……聞き間違えるはずがない!)クルリ

淡「せん、ぱい……」

菫「どうして逃げるんだ……」

淡「す、すいません。なんか変な人に因縁付けられる前に速攻で教室入ろうと思いまして」

菫「つまり私は変人だということか」

淡「いえ、そんな事はけっしてっ、あ、あわあわ……」

菫「ふっ、冗談だ」

淡「冗談!? 先輩が!?」

淡(しかもどこをどう笑えばいいのか分からん微妙な冗談!)

菫「そんなに珍しいか?」

淡「え、えぇ、まぁ。あはは」



809 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/17(月) 04:37:39.34 ID:36fwGDAb0

菫「今日はこれを君にと思ってな」

淡「花の栞ですか? なんだろ、ってこれ……」

淡(黄色いパンジー……)

菫「黄色のパンジーの花言葉は『無邪気』なんだそうだ」

菫「本来のき……あ、淡はこっちなんじゃないのか?」

淡「先輩、今、あわいって……」

菫「……」テレテレ

淡(先輩、顔真っ赤にして……可愛い)

淡「……せんぱーい!」だきっ

菫「!? あわあわ……///」



812 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/17(月) 04:49:20.14 ID:36fwGDAb0

淡「もう遠慮なんてしないんだからー!」

菫「」プスプス

淡(ってショートすんのはやっ!? 仕方ない、一度離れよう……)

菫「こ、こほん」

菫「私は本当に何も見えていなかった……」

淡(そしていきなりシリアスモードに。一刻も早く正常な状態に戻りたいと言うことかな)

淡(邪魔しないでおこう)

菫「聞いた所によると、淡はこれまで色々な所で助っ人をしていたそうではないか」

淡「タカミーの園芸部にサッカー部の練習試合の数合わせに学食の新メニュー開発に麻雀部の強化合宿……他にも色々あったかな」

菫「ほ、ほんとに何でもやってたんだな……」

淡(特に麻雀では中学時代の時みたいに『魔物』とか呼ばれる事になっちゃってちょっとトラウマ再発しちゃったよ)



814 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/17(月) 05:08:25.92 ID:36fwGDAb0

菫「日頃から地道に学校を見て回っていないと分からないような小さな事だってたくさんあった」

淡「中学生の頃は周りから浮きまくってたんで、何とか知り合いを作ろうと必死だったからなぁ」

菫「正直、脱帽したよ。本当の聖人は淡の方だった。というか聖女だな」

淡「いえいえ、まったくもって! 私のはウザいお節介焼きなんで!」

淡(ひぇぇ、弘世先輩に面と向かって褒められるのは恥ずかしいなぁ///」

淡「せ、先輩こそが本当の聖女ですって!」

菫「いやいや、そんな事はない。上辺だけを取り繕って良い気になっていただけだ」

淡「……なんか、先輩変わった。卑屈になった」

菫「な、なに? これは卑屈などではなく事実であり謙遜……」

淡「いーや卑屈になったね! 入学式の時にしてくれた事を私は覚えてるんだから!」

淡「あんな事が出来る人が聖女じゃなくてなんだっていうんですかね!」

菫「あ、あんな事……?」

淡(やっぱり覚えてないかぁ……あれは弘世先輩にとっては当たり前の事だったんだ。だから覚えていなくて当然)

淡(でも、あれがなかったら私は……あれがあったらから先輩を好きになったんですよ?)



816 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/17(月) 05:19:39.94 ID:36fwGDAb0

淡(入学式のあの日、私はビビリにビビっていた)

淡(黒染めをして見た目が変わったとは言え、知り合いには顔を覚えられてるから一発でバレる)

淡(もし誰かに見つかって当時の事をバラされたら金獅子伝説の再来だ)

淡(だから私は表情すら、なるべく地味ーで目立たないようにしようと必死だった)

淡(そんな調子で学校に向けて歩いている時に、菫さんは声を掛けてきてくれたんだ)

菫「どうしたんだ、暗い顔をして」

淡(先輩は校門の前に立って新入生達一人ひとりに声を掛けていた。後で聞いたところだと学校の伝統らしい)

淡「これからちゃんとやっていけるかなーって心配で……」

菫「そうか。私も入学した時は同じ気持ちだったよ」

淡「え……? 先輩が?」

淡(余裕と気品に満ち溢れた顔をしている先輩からはまるで想像も出来ない言葉だった)



818 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/17(月) 05:30:02.56 ID:36fwGDAb0

菫「でもそんな時に先輩にこう言われたんだ。そうやって俯いていては何も見えませんよと」

淡「そうなんですか……」

菫「だから君もそんな顔してないで前を向いて歩きなさい」

菫「最初の一歩は肝心だからね。ほら、顔を上げて堂々とした表情で」

菫「そうすれば君の三年間もきっと華やぐ事だろう」余裕に満ちたスマイル



淡「あのスマイルに私はシャープシュートされたんですから!」

菫「しゃ、シャープシュート!?」

淡「そ、シャープシュートスマイルの菫! 略してSSSS!」

菫「見事にSばかりだな……」

淡「ああ、『白百合台学園の誇る』が付いてSSSSSか」

菫「また増えた……」



820 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/17(月) 05:37:54.20 ID:36fwGDAb0

菫「って、さっき勢いで菫って」

淡「あ……」ボンッ

淡(名前で、先輩の事を名前で呼び捨てにしてしまった……!)

菫「……」テレテレ

淡「……」テレテレ

淡「や、やっぱり今のノーカン―――」

菫「にはしないで欲しいな。渋谷や亦野は呼び捨てだったじゃないか」

菫「仲間外れにしないで欲しい」

淡「いやでも仲間ハズレとかじゃなくて特別扱いしてるというか」

菫「そうか、特別か」

淡「はい」

菫「じゃあ―――」

菫「名前で呼び合うような、そういう『特別』にしてもらえないか」

淡「…………はい?」



825 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/17(月) 05:52:51.89 ID:36fwGDAb0

菫「わ、分かりにくかったか? すまない、こういう時どう言っていいか分からなくて」

淡「いや、意図は分かるよ。分かるんだけどー……マジなんです?」

菫「こういう時には冗談は言わないぞ?」

淡「あ、ははっ、そうですか、そっか、そうなのかー、そうなのですねー」

菫「お、おい。敬語とタメ口がごっちゃになっているが大丈夫か」

淡「そりゃー混乱だってするよー。言っとくけどスミレに求めてる『特別』は親友とかじゃないんだけど?」

菫「……分かっているつもりだ」

淡「へぇー……」

淡「そんな関係になることを、認めてくれるって事なんだぁ……」ボロボロ

菫「私はまだよく分かっていないのかもしれない」

菫「でも、慕ってくれている全員の顔を思い浮かべた時にこう、胸のあたりが脈打つような気持ちになるのは淡だけだったんだ」

淡「せんぱいって、すごく乙女さんだったんですね」ボロボロ

菫「どうやらそうだったらしい。自分の事すら理解出来てないとはまだまだ研鑽が足りないな」

淡「また、そんな事言ってるしっ」ボロボロ

菫「……いい加減、その泣き顔はやめて貰えないかな。ほら、胸を貸してあげるから」



831 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/17(月) 06:04:10.61 ID:36fwGDAb0

淡「……では、遠慮なく」ぽふん

菫「思い切り飛び込んでくるかと思ったが、案外大人しかったね」

淡「今はそんな元気ないよ……」

淡「本当に嬉しい時って、無邪気に喜んだり出来ないんだなぁ……」

淡「折角もらったのに、黄色のパンジー失格だ」

菫「……パンジーとスミレは同じスミレ科の植物だ」

淡「うん」

菫「そして、スミレの花言葉の中にはこんな物がある」

菫「純愛」

菫「今の私達はこれに当てはまるのではないか?」

淡「そっかー、そう来たかー……」

菫「だ、駄目かな?」

淡「いや、さいっこうですよ……!」



833 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/17(月) 06:22:04.62 ID:36fwGDAb0

菫「ふふ、そうか、そうだろう? これは昨日からずっと言おうと思って考えていたんだ」

淡「あ、胸を借りてるから見えないけど絶対ドヤ顔してる」

淡「いいんじゃないかな。スミレにはドヤ顔してるくらいの自信に溢れた顔の方が似合うよ」

菫「そうかそうか、ふふ、ふふふふ。淡にそう言われると本当にそう思えてくる」

淡「惚れた弱み?」

菫「なのかな? だが悪い気はしない」

淡「軽く受けながされた。スミレからはやっぱり先輩の余裕って感じがするね。そうでないと」

菫「随分と上から目線だな。……これでもそんな事が言えるかな?」顔を引き寄せ

菫・淡「……あわあわ///」

淡「もーここは最後まで余裕見せて強引に奪って下さいよー!」

菫「そ、そうは言うが恥ずかしいぞ……! ……が、やはりここは年上の私がリードしないといけないな」

菫「じゃあ、行くよ。淡、私の『特別な人』として今後ともよろく頼む」

淡「こちらこそ……」

チュ

カン!



836 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/17(月) 06:27:37.11 ID:DqF2Lhlv0

なんてよろしいふたりなの・・・


そして待機




838 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/17(月) 06:31:34.97 ID:MZpc0zU20

おつ
花言葉と絡めるのいいよね




839 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/17(月) 06:35:36.78 ID:36fwGDAb0

ということで終わりですー。こんな時間まで付き合って下さりありがとうございました。

『初期のSS業界の敬語あわあわと、ネタバレしてからのタメ口あわあわを両方使いたい』
そこに元ネタの百合霊さんの牧ちゃんシナリオを参考にした結果がこれだよ!



848 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/17(月) 07:11:05.43 ID:36fwGDAb0

おまけ

モモ(ずっとステルスして掴んだ情報っすけど、今日は弘世さんと大星さんは二人でお泊りらしいっす)

モモ(それを聞いた大星さんのワクワクした様子と言ったら……それだけでごはんおかわり出来るっすよ)

モモ(でも、そんな事で満足する私じゃないっす)

モモ(ここはステルスモモ改めスニーキングモモの独壇場っすよ!)

モモ(というわけで安価で成功判定っす。>>850のコンマが60以上なら成功、以下なら失敗っす)

モモ(大星さんのステルス看破能力が半端ないので若干難易度が高くなっているっす。さすが本編最強キャラと噂されてる事だけあるっす)

モモ(失敗した時は私だけ二人のイチャイチャが見れないっす)

モモ(でもこのスレの住人さん達にはちゃんと見えてるんで心配無用っす)

モモ(ならなんでこんな安価を出すかって? 何故でしょうね)

モモ(これも龍門のお嬢さんの指示なんでしょうがないっす。そんなわけでよろしくっすよ)



850 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/17(月) 07:13:00.77 ID:molCh0KaP

どうかッ



851 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/17(月) 07:17:44.70 ID:ZTSFSSVK0

>>850 やったね!!



852 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/17(月) 07:21:11.87 ID:36fwGDAb0

モモ(先輩には……今度は見つからなかったっす!)

モモ(さて、あとは大星さんの第六感をすり抜けるだけっすね……)

モモ(そーっと……そーっと部屋に入り込んで成功っすよ!)

モモ(おや、二人の姿が見えない……って二人の服がこんな所に!)

モモ(これは、お風呂場っすか……そこを選ぶとはやるっすね)

モモ(おおっ、何故か浴室が透けてるタイプのお風呂っ)

モモ(これは見てくれと言わんばかり、ああ、二人が生まれたままの姿にっ!)

モモ(目に焼き付けるっす……そして来るべき日に備えて勉強させてもらうっすよ……!)

テッテレー ミッション成功!
モモは あわプレイ をおぼえた!



853 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/17(月) 07:28:55.76 ID:36fwGDAb0

おまけ あわプレイ

淡「スミレー、背中流すねー」

菫「うん」

淡「わっせーい!」バシャーン

菫「うひゃぅっ! な、なんで水なんだ!」

淡「あははー引っかかったー」

菫「くっ……完全に遊んでるな……ていっ」ジャアアア

淡「つめたっ冷たいって! ちょっとーシャワーは反則だよー!」

菫「仕掛けてきたのはそっちだろう?」

淡「むー、ならこれでも喰らえー!」

菫「わっぷ、泡風呂の泡だとっ」

淡「泡まみれにしてあげるんだからー」



856 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/17(月) 07:36:23.48 ID:36fwGDAb0

淡「それそれーどんどん泡立たせるよー」モコモコ

菫「ちょ、ちょっとそれやりすぎじゃ……」

モモ(泡に包まれて二人の姿が見えなくなったっす……)

淡「えへへ、やりすぎたっ」

菫「えへへじゃないだろ……」

淡(ふふふ、これだけ泡まみれにしたのには別の理由があるんだよスミレ……)

淡(視界を遮るほどの泡があれば、スミレの背後に回るのも容易い……)

淡(これからはステルスアワイの独壇場だよ!)ドヤ

モモ(なんだか貴重なアイデンティティを奪われた気がするっす……)

菫「仕方ないな、今からシャワーで流すから」

淡「おっとそれは駄目ー」わきばらつんつん

菫「ひゃあ!」ゴトッ

菫「シャワーを見失った……」



859 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/17(月) 07:46:59.72 ID:36fwGDAb0

淡(無駄に直感とかが強すぎて金獅子なんて言われてた事が嫌だったけど……)

淡(この場に限ってはこのオカルトじみた能力に感謝だよ)

淡「ほらほらーどんどんいくよー」背筋ツツー

菫「はうっ」

淡(一方的にスミレを弄べる優越感! 最高だね!)うなじに息ふーふー

菫「んっ……んぁっ……」

淡(えっ……なんなのこの声……)耳たぶふーふー

菫「いゃん……」

淡(スミレの声すごい色っぽい……こうなると泡で表情が見えにくいのがちょっと残念)

モモ(な、何が起こっているんすかー。弘世さんのえっちぃ声だけ聞こえてくるからとんだ生殺しっすよー)ドキドキ



861 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/17(月) 07:58:11.20 ID:36fwGDAb0

菫(何されるか分からない高揚感を相成ってどんどん変な気持ちになっていく……)

菫(このままでは……このままではこちらからは何も出来ないまま登り詰めてしまうじゃないか!)

菫(私だって淡の体を思いのままにいじくり倒したい)

菫(集中……集中しろ……私は白百合台学園の……)

菫「シャープ……シュート!」プニュ

淡「ひっ!」

淡(おっぱいを狙い撃たれた……)ドキドキ

淡(スミレも何となくわかってきてるみたいだねー)

菫「当たり前だ、淡の事なら目を瞑ってでも見つけられる自信がある」

菫「何しろ私の『特別な人』だからな」

淡「え!? あ、ありがと///」

淡(心を読まれた!? しかも的確に私が悦ぶ言葉で返してくれるなんて)ドキドキ

菫「ふむ、そこか」

淡「え? ゃん……」



862 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/17(月) 08:08:36.32 ID:36fwGDAb0

淡「風呂場だから反響してるのに声で見つけるなんてすごいね」

菫「そうだろうそうだろう。もっと褒めて良いぞ」ドヤ

淡「でも、そういう事だったらこっちも本気を出すんだからー」

菫「掛かってくると良い」

菫(そしてそれが淡にとって命取りとなる……!)

淡「そこだねっ」横腹プニプニ

菫「ん……っと」ガシッ

淡「!?」

菫「計画通り。腕さえ掴んでしまえばこっちのものだ」

淡「うううう」

淡(私なら無理矢理引き剥がす事も出来なくないけど、泡で滑りやすくなってるからスミレが怪我しちゃうかもしれない)

淡(それは嫌だな。ここは素直に観念するしかない)

菫「さて、淡の体を存分に触らせてもらうよ」

淡「はい……」

淡(やぁん、なんか楽しみになってきてる私がいるよぉ)



863 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/17(月) 08:20:25.78 ID:36fwGDAb0

淡「あ、ひいんっ」

淡(なんだか体中を撫で回されてる感じ……どこがイイか探られてるのかなぁ……)

菫「……良かった。何もない」

淡「え? 何もないって、何が?」

菫「怪我の痕とか。触った感じでは何もなかった」

菫「中学時代は大暴れしてたんだろう? だから一生モノの怪我とかあったら可哀想だなってずっと心配していたんだ」

菫「あ、傷があったらあったでそれを受け入れる準備はしていたからな。そこは安心して欲しい」

淡「すみれぇ……」

淡(ああ、大事にされてるって改めて実感したよ。嬉しい、嬉しい……!)

淡「心配しないで、今までずっと無傷で無敗だったし、これからはもう喧嘩なんてしないから」

菫「ああ、是非そうして欲しい。何か有った時は私が守るから」

菫「それが私の年上としての、恋人しての責務だ」

淡「うん……」



866 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/17(月) 08:40:03.91 ID:36fwGDAb0

菫「じゃあ憂いも無くなった事だし淡の体を堪能させてもらおう」

淡「えっ、ちょっ、と待っ、あっ、ああっ」

淡(や、や、やっぱりついでに気持ちよくなる場所探られてたぁ……!)

淡「ああっ、んっ…!」

モモ(見えないっすよーでもそれはそれで妄想が膨らんで興奮してきたっす)ドキドキ

淡「こ、このままじゃ、すまさなっ。あっ、あああああっ!」

菫「何か言った?」ニヤニヤ

淡(聖人菫、まさかの鬼畜責めキャラだったなんて)

淡(……アリだね)

淡(私だけが知ってる一面だもん。私にだけは遠慮なくしたい放題出来るって事だもん)

淡(つまりはそれだけ信頼されていると言うこと)

淡「ああっ! ああああああっ!!」ビクビク

淡(だから、このままイカされても良いかなー……)

淡「ん、ああっ……! はぁ、はぁ……はぁ……」

菫「……っ! はぁ……」



868 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/17(月) 08:55:02.15 ID:36fwGDAb0

泡を流してお風呂上がりのピロートーク

淡「……なんか、最後は一方的だったね」

菫「淡の反応が可愛らしいからつい……」

菫「でも私も一緒にイったから大丈夫、って、いやその、あわあわ……///」

淡「あはっ、スミレかーわいい」

菫「あ、淡こそ可愛い声で鳴いていたよ」

淡「なんかそれちょっとオッサンくさいーい」

菫「えっ!? オッサン!?」

淡「でもスミレが言うんだったら特別に許す」

菫「ほっ……いやでも言い回し自体は褒められていないと言うことではないか。うむむ……」

淡「ふぁ、なんだか眠くなってきちゃった。お休みぃ……」スースー

菫「ああ、お休み」

菫(可愛い寝顔だな。こんなに小さくて愛らしい子が秘めたる才能の宝庫なのだから驚きだよ)

菫(世の中にはこういう子の能力を悪用しようとする連中だってたくさんいるだろう)

菫(そんな奴らからこの子を守れるのは私だけだ)



870 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/17(月) 08:58:30.51 ID:36fwGDAb0

菫(……いや、違うな。守りたいんだ)

菫(全員平等に手を差し伸べてきた今までの私では考えられない事だが、この子だけを守って行きたい)

菫(今はそう思えるんだよ? 淡……)

菫「だから、安心してお休み……そして、また明日ね……」デコチュー


もいっこカン!



873 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/17(月) 09:00:36.94 ID:DqF2Lhlv0

乙すばらっ!



879 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/17(月) 09:22:32.35 ID:Eaf6cbCu0

乙乙
実にすばらでしたよ




877 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/17(月) 09:11:50.54 ID:36fwGDAb0

保守班のみなさんのおかげで途中で落ちることなくやりきれました。
すばらでした。
どマイナーカプと言えばタコアコが思いの外書いてて楽しかった。
奈良に遠足に来たタコスが迷った先で憧に出会うみたいな本編準拠の短編も書いてみたくなった。
アコタコもっと流行れ。



880 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/17(月) 09:22:47.53 ID:36fwGDAb0

なるほど。ならこのまま落とすのが良さそうですね。
次ルートを始める時は新スレの>>1を使うと思うので今回はこれにて閉幕と言うことで。
お付き合い頂きましてありがとうございました。



881 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/17(月) 09:29:51.89 ID:DqF2Lhlv0

改めて乙!!
百合霊さん×咲とかすばらすぎて話もステキマシで充実した数日間だった




882 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/17(月) 09:48:55.02 ID:OKy4UFBwO

おつおつ
ちょーよかったよー




885 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/17(月) 10:13:32.00 ID:y2Fv3sUE0

あったかい百合でした
お疲れ様






http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1347550354/
[ 2012/09/17 ] SS | TB(0) | CM(0)
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