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SSまとめ。旧はらぺこ属性。

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咲「おねえちゃん大好き」 照「ごめんね」



咲「部長……綺麗……」 久「ひっ…!」

(※リョナ注意)



1 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/15(土) 00:08:16.96 ID:H9c3TeaO0

照「咲、準備できたよ」ガチャ

咲「あ おねぇちゃん待って、どの服がいいかな」

照「……ちょっと立ってみて」


二着の洋服を手に立ち上がる咲


咲「…どうかな…?」

照「右の……いや、ワンピースの方が可愛いと思う」

咲「じゃあこれにするねっ!」ニコ



2 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/15(土) 00:09:18.06 ID:H9c3TeaO0

5分後

咲「戸締りしたよ、おねえちゃん」

照「……咲、こっち」

咲「なに?」

照「きて」

咲「?」

ふわっ

咲「あっ……」

照「髪、はねてる」ナデナデ



3 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/15(土) 00:11:05.43 ID:H9c3TeaO0

照「女の子なんだから」

手櫛で髪をとかす手つきは優しい

ナデナデ

咲「……うん…」

ほんのり朱に染まる咲の顔

咲(おねえちゃんにこうされるの…何年ぶりだろう)

………


照「直った」

咲「ありがとう、おねえちゃん」



5 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/15(土) 00:14:10.88 ID:H9c3TeaO0

照「どこ行きたい?」

咲「あ、あのね!買い物して!ご飯食べてっ!それからっ!」

照「ふふっ」ニコ

咲「!」

照「大丈夫、行きたい所、やりたいこと全部付き合うから」

咲の手を取る照

咲「うん!」ニッコリ


咲(おねえちゃんの笑顔……もう見れないと思ってた)

ギュッ

………
……




6 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/15(土) 00:17:03.51 ID:H9c3TeaO0

咲「ついたけど、思ったより時間かかっちゃったね」

照「そうだね、先にお昼食べようか」

咲「おねえちゃん何食べたい?」

照「咲の食べたいものでいいよ」

咲「もー!私はおねえちゃんの食べたいものをおねえちゃんと食べたいの!」

照「……じゃあ、おそば…」

咲「あー、長野っていったら蕎麦だもんね!でも蕎麦なら東京にも……」

照「やっぱり、生まれ育った長野の方がおいしい」



7 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/15(土) 00:20:15.05 ID:H9c3TeaO0

照「一昨日帰ってきたばかりで、やっとゆっくりできるから、味噌天丼もいいけどやっぱりそばがいい」

咲「じゃあお昼はお蕎麦食べて、お夕飯は私がみそ天丼作ってあげる!」

照「ありがとう。楽しみにしとく。ふふ」

咲「うん!」

………
……


食事処

照「おそば来た、おそば」テンション高

咲「そうだね」ニコニコ



10 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/15(土) 00:23:26.15 ID:H9c3TeaO0

照「いただきます」

咲「いただきます」


照「ん」ズズ…

髪をかきあげて蕎麦を口へ運ぶ照


咲(う…わぁ……上品だなぁ、というより色気が…//)

咲(2年以上もあってなかったんだもん。おねえちゃんももう女の人だよね…)

………




11 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/15(土) 00:26:46.24 ID:H9c3TeaO0

照「ごちそうさまでした」

咲「おいしかったー」

照「…じゃあ、服でも見にいこう」

咲「私…お店とか、詳しくないよぉ」

照「大丈夫、私が案内する」

咲「え?でもこのあたり昔といろいろ変わったし……」

照「下調べしたから、大丈夫」

咲「え?」

照「せっかくの、妹とのデートだから」

咲「……うん!ありがとう!おねえちゃん」パァ



14 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) 投稿日: 2012/09/15(土) 00:29:32.30 ID:H9c3TeaO0

………
……


照「そろそろ帰ろうか、咲」

咲「あ、うん。でも途中の駅で寄りたいところがあるんだけど」

照「……もしかして、あの場所?」

咲「! うん…ダメ?」

照「いいよ、私も行きたい」



17 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) 投稿日: 2012/09/15(土) 00:32:17.78 ID:H9c3TeaO0

・・・・・・・・・・・・・・

照「何年ぶりだろうね、ここに来たの」

咲「私は何回か来たよ、一人で」

照「景色は……変わったね、あの頃とは」

咲「……」

照「この丘で咲に言ったね」

咲「………」



18 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) 投稿日: 2012/09/15(土) 00:34:16.73 ID:H9c3TeaO0

照「その言葉のとおり、強く育ってくれた」

咲「……ぅ」

照「長い間一人にしてごめんね……」

咲「う……ぅぅう…おねえちゃああん」

全国大会決勝戦でも流すことの無かった涙があふれ出してとまらず
私はおねえちゃんの胸で子供のように泣きました



20 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) 投稿日: 2012/09/15(土) 00:36:41.51 ID:H9c3TeaO0

咲「ごめんなさい、おねえちゃんと仲直りできたんだって今になって実感できて……」

   ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
照「いろいろあったけどこれからは一緒だよ、大学も家から通うから」

咲「ありがとう、……もう一つわがまま言っていい?」

照「いいよ、なに?」

咲「歓迎会をしたいっていったよね。でもこれじゃ私が服買ってもらっただけだし
  実は場所とってあるんだ……いまから行こう?」

照「そうなのか?でももう遅いぞ?晩御飯は……」

咲「大丈夫!お夕飯も用意するよ」


   ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
咲「きっと楽しめるよ」



25 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) 投稿日: 2012/09/15(土) 00:39:57.69 ID:H9c3TeaO0

咲「ひとつ前の駅で降りるからね」

照「わかった」


二人が駅から歩き始めてほどなく街灯がつき始めた

照「咲」

咲「……」

照「咲」

咲「え?なに?おねえちゃん」

照「咲の友達のこと……大変な時なのにこんなに用意してもらってごめんね」


妹の学校の先輩と友達に連絡が取れず騒ぎになっていることを
照は父親から聞いて長野へ帰ってくる日時を急遽早めていた



26 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) 投稿日: 2012/09/15(土) 00:43:17.27 ID:H9c3TeaO0

咲「大丈夫だよ、和ちゃんも部長も、大丈夫、私には分かるんだ」

照「そっか……きっと無事に見つかるよ」

咲「………ここだよ、会場」

照「へえ(薄暗くてよく見えないけど、古い建物か…?)」

………
……


チャリン

咲「鍵開けるね」

ガチャカチャ

照(鍵…?)



29 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) 投稿日: 2012/09/15(土) 00:45:47.69 ID:H9c3TeaO0

照「なにこの部屋、暗い」

咲「電気つけるね」

ドアと鍵を閉める咲

照「真っ暗だ…(人の気配がする、それになんだろうこの臭い…消毒液?)

視界が白に染まる
数秒ほどで照明に慣れ、壁に拘束された人間が見えた




照(え?)



30 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) 投稿日: 2012/09/15(土) 00:49:01.28 ID:H9c3TeaO0

声は出せなかった、状況を把握できなかった

いや 状況など一目瞭然だった

幻想だったのだ

過去を清算できたなどと

昔みたいに家族で暮らせるなどと

あの事を忘れられるなどと


                ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
照「咲っ!お おまえ… またやったのか!!!?」



32 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) 投稿日: 2012/09/15(土) 00:52:12.97 ID:H9c3TeaO0

咲「わっ びっくりしたぁ、急に大きい声だすんだもん…」

咲はバッグを下ろしながら答える

照「ハッ…ハっ…ハッ!…ハッ」


まともに呼吸ができない


なんだこれは いつもどおりの咲に 異様な空間


異様なのは咲か? 分からない 今日は咲と服をみた


怖い 楽しかった 仲直りできた どうして

どうし




意識は安全装置を働かせた

セメントは硬く、照の顔に傷をつけた



33 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) 投稿日: 2012/09/15(土) 00:55:16.86 ID:H9c3TeaO0

~東京~

菫「……はい、………そうですか。まだ見つかりませんか…はい、すいません……失礼します」


受話器を置き、両手で顔を覆う

陽は落ち始めているが部屋に電気は灯されていない


菫「…どこにいるんだ、照……」


親友を見送って数日、長野からの電話は近況報告などではなかった

見送ったその日、父親が帰宅し 不在を確認してから今日まで連絡が取れないという大事

限りなくゼロに近い、東京にいるのでは という可能性を頼みに寄こされた SOS



35 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) 投稿日: 2012/09/15(土) 00:57:23.26 ID:H9c3TeaO0

東京にいる菫にできることは皆無だった

数日経っても発見の連絡は無く またその時間は精神を磨耗させるには十分すぎた

かろうじて学校には行っていたが無理に無理を重ねてのことだった


渋谷「………」

亦野「……」

菫「……………」

淡「・・・・・」



36 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) 投稿日: 2012/09/15(土) 01:00:07.30 ID:H9c3TeaO0

亦野「弘世先輩、宮永先輩は……」

渋谷「……」ジッ


菫「まだ……見つからないそうだ……」

菫「今後は……こちらに連絡する頻度も低くなるらしい……当然だな…」

亦野「先輩 少し休んでください……」

菫「………」

渋谷「菫さん……」

菫「悪い……そうだな、お前たちもしばらく自由参加でいいぞ」



淡「……………………」

………
……




38 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) 投稿日: 2012/09/15(土) 01:03:43.29 ID:H9c3TeaO0

部室の戸締りを確認して回る菫

部長としての意識がいまや心の支えとなっていた


ギィ……


菫「ん?……」

淡「……」

菫「…なんだ、帰ったんじゃなかったのか、どう「テル」

菫「!……」

淡「テル、どこに行っちゃったの?」

菫「……分からない…」

淡「何か連絡は?心あたりは?」

菫「分からないんだよ……あんなに妹に会えるのを喜んでいたあいつが…
  その妹さんごと消えた……一体なにが起こっているのか私には分からない」



40 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) 投稿日: 2012/09/15(土) 01:06:56.17 ID:H9c3TeaO0

淡「妹…?……」

菫「ああ 全国の決勝でお前と戦った」

淡「その人……名前は?」

菫「サキだ、宮永 咲」

淡「……咲……サキ……?………」


菫「すまないがそれ以上はなにも……………淡?」



淡「……ぁあ………あぁあああああ」

淡「そいつだそいつがテルをああ……ぅあ」

菫「あわ……い?……」



42 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) 投稿日: 2012/09/15(土) 01:10:07.77 ID:H9c3TeaO0

淡「アアアアアアアアアアアアあああああああああ
  ああああアアアあああああああああああああ
  ああああああああああああああああああああああ
  あああああああああああああああああああああああああ」

菫「ひ…っ…!」

雑草でも毟り取っているかのように自らの髪を掻き毟る淡

菫「お…落ち着け!!!大星!!!聞こえていないのか!!!!?」

淡「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」ガクガクガク



43 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) 投稿日: 2012/09/15(土) 01:13:10.31 ID:H9c3TeaO0

菫「ぅ…あ」

菫(な なに なにが、大星っ……急に……)

菫(淡、さっき……)

~~~~淡「……咲……サキ……?………」~~~~~~~~

~~淡「そいつだ…」~~~~



~~~~~淡「そいつがテルをああ……ぅあ」~~~~~~~~~~~~



44 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) 投稿日: 2012/09/15(土) 01:16:03.85 ID:H9c3TeaO0

ガシッ

菫「大星!!お前何か知ってるのか!!!妹がなんなんだ!!!」

淡「きゃああああああああああああああああああああああああああああああああ」ジタバタ


腹の中を刃物でかき回されているかのような淡の暴れ様であったが
菫は情報を聞き出すことしか頭になかった


菫「大星ぃ!!!!大星淡!!!!!」

ガンッッ!!!!

淡の小さな体は菫の力には逆らえず壁に叩きつけられた

淡「かっ……!!!」

パンッ!!!!

すかさず菫が全力で平手打ちを打ち込む

菫「言えっ!!!!!!」



46 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) 投稿日: 2012/09/15(土) 01:19:03.97 ID:H9c3TeaO0

淡「………」ガクッ

俯いた淡の表情は分からない
唇の端から血が滲んでいた


淡「…る………傷……られる……だけ……」ボソボソ

菫「……?」

聞こえない、何を言っている?

菫は顔を近づけた 自分の耳を淡の口元へ

菫「…………」




菫「っ!!!??」

………
……




47 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) 投稿日: 2012/09/15(土) 01:22:05.31 ID:H9c3TeaO0


……
………

幼咲「おねえちゃんっ」

なあに?咲。

幼咲「あのね、サキもまーじゃんおぼえる!」

どうして?

幼咲「だってそうすればおねえちゃんとも遊べるし、それにおとうさんとおかあさんと
    みんなでやったらきっとたのしいよ!」



49 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) 投稿日: 2012/09/15(土) 01:26:06.02 ID:H9c3TeaO0

ふふ、そうだね。

幼咲「だからおねえちゃんまーじゃんおしえて」

………

幼咲「ねぇ~ おねえちゃんってば~」

咲……さき……

幼咲「おねえちゃん おねえちゃん」


幼咲「おねえちゃんおねえちゃんおねえちゃんおねえちゃんおねえちゃんおねえちゃん
   おねえちゃんおねえちゃんおねエちゃんオねえチゃンオネエチャンオネエチャン
   オネエチャンオネエチャンオネエチャンオネエチャンオネエチャンオネエチャン
   オネエチャンオネエチャンオネエチャンオネエチャンオネエチャンオ



パチ


咲「おねえちゃん、起きて」



51 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) 投稿日: 2012/09/15(土) 01:29:05.36 ID:H9c3TeaO0

咲「ご飯だよ」ニコ

照「……」

顔が痛い が 治療は済まされていた

もう消毒液のにおいは 照自身から漂っていた

はやくも自分がこの部屋の一部になってしまったように思えて怖かった


照「咲、これを外して」

ジャラジャラと鎖が鳴る

照「なにをしているか分かっているの」

照「その人たちも解放して、今すぐ」



52 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) 投稿日: 2012/09/15(土) 01:32:08.20 ID:H9c3TeaO0

咲「      ダメ       」


朝 咲の部屋を訪れたときから絶えなかった笑顔が消えた


照「っ!」ゾッ

咲「私が捕まりでもしない限りずっとここからは出られないよ」

咲「でも出られなくても別にいいよね?和ちゃんたちはそうは思わないだろうけど」チラ

咲「おねえちゃんならそう思うはずだよね?」

照「……どうするつもりなの」



53 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) 投稿日: 2012/09/15(土) 01:37:03.32 ID:H9c3TeaO0

咲「どうしよっか」ニコ

咲「考えるだけで楽しみだよ、てゅ、てゅふふふフふふ」

コツコツと可愛らしい足音を鳴らして和と久の所へ移動する咲

バッ

久の制服の裾をめくりあげると同時に
照の目に厚いガーゼで覆われた腹部が映った

どす黒く血が滲んでいる

咲「ん……」スッ

ペリペリバリペリ

綺麗な十字でガーゼを固定していたテープを剥がす

久「……!……っ!…」ビグンっビクッ

気絶していたのであろう久が目を覚ました



54 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) 投稿日: 2012/09/15(土) 01:40:03.73 ID:H9c3TeaO0

久を支える鎖の音も弱々しい

咲「……」ムニッ

ヘソ部分は咲の手によって縫合されていたが痛々しい傷跡は照の位置からも見て取れた

咲「うまく塞がったかな?」

グイッ!!

久「あ゛ッ!!やめっ!ぐぅ……!」

ガシャン ガッチャガッチャ

当初左手は自由であった久だが今は両手とも頭の上であった



55 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) 投稿日: 2012/09/15(土) 01:43:12.39 ID:H9c3TeaO0

咲「大丈夫みたいですね。じゃ ご飯にしましょう」

咲「今日はおねえちゃんが言ってたみそ天丼だよ~」

和を起こしにかかる咲

久「おねえ……ちゃん……?」

照「おい!!大丈夫か?!」

後ろ手に縛られ 身を乗りだして呼びかける照
床に座り込んでいるため洋服はすす汚れてしまっている



58 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) 投稿日: 2012/09/15(土) 01:46:43.53 ID:H9c3TeaO0

久「宮永……照?」ボー

照「そうだ!清澄の部長だな?そっちのは副将の…」

咲「和ちゃんだよ、原村和ちゃん。 和ちゃんおきて~」ユッサユッサ

和「…………」

咲「……?」


咲「……………………………………………」









咲「分量間違えたかな…」ボソッ



60 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) 投稿日: 2012/09/15(土) 01:50:14.19 ID:H9c3TeaO0

咲「……」ゴソゴソ カチャカチャ

照「……なにをしてる?」

咲「ただの栄養剤だよ」ニコ

和に点滴を施す咲

用意は万端という訳か……

咲「でもこんなんじゃ体にいいとは思えないしおねえちゃんたちはしっかり食べてね」


久「…宮永照……助けて……殺される……」

咲「殺しませんよ」クルッ

久「お願い……ぅ…逃がして」


咲「逃がしませんよ」ニッコリ



64 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) 投稿日: 2012/09/15(土) 01:55:17.79 ID:H9c3TeaO0


……
………

咲「もー二人とも食べないの? せっかくつくったのに」

久「……」照「……」

咲「そっか…」

咲「じゃあ部長……もう久さんって呼びますね、薬だけでも飲みましょう」

久「……それ……傷の薬じゃないんでしょ……だれが飲むか……」

                          
咲「やだなぁ、ちゃんと抗生物質と痛み止め"も"入ってますよぉ」

久「………」



65 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) 投稿日: 2012/09/15(土) 01:58:48.00 ID:H9c3TeaO0

咲「いやでも飲んで」グイッ

久「くっ……」

咲「……」グイグイ

久「んっ……ペッ!」コロコロ…←錠剤

咲「………」

咲「ハァ……」

久「……」フイッ

咲「…………………ハア」

久「………?」



咲「……ハ…ァ…ハァはぁハァハァハぁ///」ガシッ!!



66 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) 投稿日: 2012/09/15(土) 02:02:36.35 ID:H9c3TeaO0

食事のためにと久の手錠は配管からはずされており完全に地面に組み伏せることも可能であった

もちろん普段であれば体力で咲に勝ったであろう久だが今は違った

もう咲の片手の力にも抵抗する力は残っていなかった

咲「んむ…」ゴクゴク

ぎゅううう……

久「かっ……ごっ……」ギリギリギリ

照「やめろっ!!!咲!!!やめてくれ!!!!」



67 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) 投稿日: 2012/09/15(土) 02:05:35.91 ID:H9c3TeaO0

パッ

久「はー!!ヒューッ…」

口を開いた瞬間を見逃さず錠剤をねじ込む

咲「んん…//」グッ

口移しで水を与える咲

息の整わぬうちに気道を塞がれるのは苦痛の極みであった

加えて咲が久に覆いかぶさって体を密着させているため

腹部の傷に耐えがたい刺激が走る

久「~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!」ジタバタ



69 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) 投稿日: 2012/09/15(土) 02:08:14.98 ID:H9c3TeaO0

足をバタつかせて振り払おうとしても咲の体がわずかに揺れる程度である

………
……


咲「はぁ……ぁん」ヌチャ

久「………」ゴポッ

二人の混ざり合った唾液が糸を引いてちぎれた

咲「はぁ…おねえ…ちゃん……はぁ…の番だよ//」ボーッ

コツ…

コツ……コツ…

照「………」

照「……どうしたら許してくれる?お前がそうなったのは私が原因でもある」

照「なんでもするよ、どうしたら許してくれる?私と、お前自身を」



70 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) 投稿日: 2012/09/15(土) 02:11:42.30 ID:H9c3TeaO0

咲「………」 照「………」

咲「…」ゴソ…ポイッ


カランッ

照(ナイフ…)

咲「悪いと思うのなら……償おうと思うのなら…分かるよね?」

照(……)

スッ


照「……」ゴク…

ブルブル



72 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) 投稿日: 2012/09/15(土) 02:15:50.03 ID:H9c3TeaO0

咲「やってよ」

照を見下ろす咲

照(咲……サキ……)

サキ…

サ…



……
………

~~~~~

菫「っ!!!??」


淡「……だけなんだよ」ボソ

菫「うっ…ぷ…ぉえ」

必死に吐き気をこらえる菫

~~~~~



74 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/15(土) 02:19:07.09 ID:H9c3TeaO0

~~~~~

照「…」スッ

ナイフを逆手にゆっくりふりあげる照

咲「ふふ」ニコニコ

~~~~~

菫「な…なんで」

淡「…私だけ」

菫「どうしてッ!!」

~~~~~

そうして鋭利な刃先は突き刺さった

~~~~~



75 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/15(土) 02:22:23.77 ID:H9c3TeaO0

~~~~~

顔を近づけた時 見えたのだ

服の内側の それが



菫「どうして体中傷だらけなんだッ!!!!」





淡「テルに傷つけられていいのは私だけだからだよ」ニヤ

~~~~~

宮永咲の、細い体へと

~~~~~



79 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/09/15(土) 02:26:46.53 ID:H9c3TeaO0

咲「はああああぁ……//」ガク

ポフッ

照「……」

崩れ落ち 二人は抱き合った

咲「ゴポッ……やっぱりおねえちゃんは…ヒュー…咲のっ…こと好きでいてくれたんだね//」

照「…うん……」






咲「おねえちゃん大好き」

照「ごめんね」


おわり





http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1347635296/
[ 2012/09/15 ] SS | TB(0) | CM(0)
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一時からするとだいぶ咲熱治まりましたが、毎回アンケは二重丸で出してます。

~特に応援中~
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あと、黒髪モブ子さんが大好き
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