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櫻子「ねぇ向日葵、貝合わせって知ってる?」



1 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/11(土) 00:32:07.73 ID:dBevNj200

向日葵「貝合わせ、ですの?」

櫻子「そうそう、知ってる?」

向日葵「いえ、聞いたことないですわね」

櫻子「向日葵も知らないのか……」

向日葵「それがどうかしたんですの?」

櫻子「ねーちゃんのパソコンいじってたら……リレキ? にそれがあってさ。なんだろーって」

櫻子「調べようとしたらねーちゃん帰ってきちゃってさー」

向日葵「それなら撫子さんに聞いてみればいいじゃない」

櫻子「はぁ~? パソコン使ってたのバレるじゃん。ばかっぱいかよ」

向日葵「……」イラッ

向日葵(というか、無断で使ってたんですのね……)

櫻子「まーいいや! 学校であかりちゃんにでも聞いてみよーっと」



6 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/11(土) 00:38:17.45 ID:dBevNj200

~学校~

櫻子「おっはよー!」

向日葵「おはようございます」

あかり「二人ともおはよぉ」

ちなつ「おふぁよ~……ふぁ~あ」

向日葵「吉川さん、眠そうですわね」フフ

ちなつ「うーん、ちょっと夜更かししちゃってねー」エヘヘ

櫻子「ふーん。あ、ねぇねぇ、二人は貝合わせって知ってる?」

ちなつ「かいっ!?」ガタッ

あかり「合わせ……?」

ちなつ「ちょ、ちょっと! あかりちゃんは聞いちゃだめ!!」

あかり「へ?」

向日葵「あら、吉川さんは知ってるんですの?」

櫻子「教えて教えてー!」



8 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/11(土) 00:45:16.02 ID:dBevNj200

ちなつ「お、教えてって……向日葵ちゃんも知らないの?」

向日葵「ええ、心当たりないですわ」

ちなつ「そうなんだ……」

ちなつ(ちょっと意外かも)

櫻子「ねーねー教えてよー」

ちなつ「う、うーん……」

ちなつ(………………って! 何悩んでるのチーナ! 教えられるわけないでしょ!?)

ちなつ(こんなこと教えちゃったら腹黒どころか淫乱ピンクに格下げよ!?)

ちなつ(ここはシラを切るしかないわね……!)

ちなつ「えっとーぉ、ごっめーん☆ 私もよく知らないんだよねー!」キャルルン

櫻子「えー、なんだ知らないのかー」

向日葵「……残念ですわ」

ちなつ(ちょろい!!)



9 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/11(土) 00:49:38.15 ID:dBevNj200

櫻子「んじゃどうしよっか? あかりちゃんも知らないんだよね?」

あかり「聞いたことないよぉ」

ちなつ(当然でしょ!? ていうかあかりちゃんが知ってたらかなりショックだよ!!)

向日葵「仕方ないですわね。誰か他の方に聞いてみましょう」

あかり「分かったらあかりにも教えてねっ」

櫻子「おっけー!」

ちなつ(全然おっけーじゃないからああーーーー!!)ガーン



13 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/11(土) 00:55:11.90 ID:dBevNj200

~放課後~

櫻子「結局誰も知らなかった……」

向日葵「……意外と難しい言葉なんでしょう」

向日葵(何人か赤面したりむせたりしてましたけど、結局教えてはくれませんでしたし……)

櫻子「うーん……先輩たちなら知ってるかな?」

向日葵「たぶん……それに、もし知らなくても西垣先生がいますわ」

櫻子「あそっか、先生なら知ってるか」

向日葵「それもたぶん、ですけどね」

向日葵「ほら、つきましたわよ」

ガチャ

さくひま「こんにちはー」



14 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/11(土) 01:01:13.97 ID:dBevNj200

りせ「……」フリフリ

綾乃「あら、二人ともちょうどいいところに来たわね」

さくひま「?」

千歳「美味しいお茶菓子もらったんよ」ホレ

櫻子「おおー! いただきまーす!」モグシ

向日葵「ちょ、なんて早業ですの……」

向日葵(……とりあえずお茶淹れましょう)

トポポポポ

櫻子「もぐしもぐし! うまい!」

綾乃「ふふっ、ほんと大室さんはおいしそうに食べるわね」

千歳「そんなに急がんでもお菓子は逃げへんよ~」

櫻子「もぐしもぐっ!? んぐっ、んー!」ドンドンドン

綾乃「大室さん!?」



15 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/11(土) 01:08:37.75 ID:dBevNj200

向日葵「はいお茶」

櫻子「んっ、んっ……ぷっはぁ! 死ぬかと思った……」

向日葵「まったく、あなたは落ち着きがなさすぎですわ」

櫻子「なんだとー!」

向日葵「(それよりもっ!)」ツンツン

櫻子「(ん? あ、そうか!)」

櫻子「あのー……」

りせあやちと「?」

櫻子「誰か貝合わせって知ってる人います?」

りせ「!?」ガタッ

綾乃「んなっ!?」ボンッ

千歳「あらあらぁ~」ドバイッ

向日葵(あら、みなさんご存知なのかしら……?)



19 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/11(土) 01:15:28.76 ID:dBevNj200

櫻子「知ってるんですか!?」

綾乃「んなっ!? し、しし、知らないわよ!!」

千歳「え~、綾乃ちゃんほんまに知らんの~?」ニヤニヤ

綾乃「知らないったら知らないの! かかか、かいぁゎ……なんて」ボソボソ

向日葵「池田先輩は知らないんですの?」

千歳「んー、どうやろなー? 綾乃ちゃんが知らんならうちも知らんかな~」

櫻子「なんですかそれー」

向日葵「会長は……?」

りせ「……っ」フルフルフル

向日葵「……そうですか」

櫻子「全滅かー!」

向日葵(もしかして何か隠してる……? 今朝の吉川さんも様子が変でしたし……)



22 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/11(土) 01:22:41.25 ID:dBevNj200

櫻子「うーん……」

櫻子「あっ! そうだ西垣先生がいたんだった!」ピコーン

りせあや「!?」ガタッ

綾乃「(ちょおっ!? 千歳、あの先生絶対教えちゃうわよ!!)」

千歳「(ええやん、誰もが通る道やで? ていうかやっぱり綾乃ちゃん知ってたんやねぇ)」ニヤニヤ

綾乃「(んなっ!? い、今はそんなことどうでもいいでしょーっ!!)」

りせ「……!」バンッ

綾乃「会長!?」

りせ「……」キュッキュッバッ



『西垣先生は出張中』



向日葵「あら、そうなんですの……」

櫻子「今度こそ全滅かー……」

綾乃(さすがです会長!!)



25 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/11(土) 01:34:16.69 ID:dBevNj200

櫻子「あっ! 歳納先輩は?」

綾乃「!?」ビクッ

千歳(大室さんファインプレーやで!!)グッ

向日葵「歳納先輩……そうですわね。あの方ならもしかしたら……」

櫻子「よし! んじゃ行こう!」グイッ

向日葵「ちょっ、櫻子! 引っ張らないでっ」

綾乃「」




綾乃「ぁ……い、行っちゃった……行っちゃったわよ……?」

千歳「綾乃ちゃんは行かなくてええの?」

綾乃「い、行かないわよ!!」カアァッ

千歳「恥ずかしがっちゃっても~」ニヤニヤ

りせ「…………」



26 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/11(土) 01:41:59.52 ID:dBevNj200

~ごらく部~

櫻子「歳納きょ――」

ガタンッ

櫻子「ん?」

向日葵「な、なんの音かしら?」

「あかり何言ってんの!?」

「えっ、えっ? あかり変なこと言った……?」

「ごほっ! ぐふっ、おほっ……ちょ、いきなりすぎるだろ」

「結衣ちゃん大丈夫っ?」

「いやぁ~……あかりもそういう年になったかぁ~」

「仕方ない! 私が足取り腰取り」

ゴッ

「教えなくていい」

櫻子「なんか、大変そうだね……?」

向日葵「ええ……やめておきましょうか」



27 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/11(土) 01:49:07.28 ID:dBevNj200

~帰り道~

櫻子「うー、もやもやするー!」

向日葵「……」

向日葵「……あの、櫻子」

櫻子「ん?」

向日葵「もしかして、私たちはまだ知ってはいけないこと……なんじゃないかしら?」

櫻子「なんで?」

向日葵「それは分かりませんけど、みなさん何か隠している感じでしたし」

櫻子「え!? じゃあみんな知ってるのに教えてくれなかったってこと!?」

向日葵「あなた気付いてなかったんですのね……」

櫻子「くっそー! なんで仲間はずれにすんだよー!」

向日葵「あ、でも赤座さんは本当に知らなそうでしたわ」

櫻子「あかりちゃんだけが味方か……」

櫻子「ええい、こうなったら最後の手段だ!!」

向日葵「嫌な予感しかしませんわ……」



29 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/11(土) 01:56:13.86 ID:dBevNj200

~大室家~

櫻子「ただいまー!」

楓「櫻子お姉ちゃん、おかえりなさぁい」

櫻子「あれ? 家間違え……てないよね?」

花子「間違えてないし。おかえり」

楓「向日葵お姉ちゃんは?」

櫻子「ん、たぶんすぐ来るよ」

楓「わぁい♪」

花子「楓、続きしよー」

楓「うんっ!」



櫻子「さてと……ねーちゃん帰ってくる前にやんないと……」



32 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/11(土) 02:01:41.96 ID:dBevNj200

向日葵「こんばんはー」

楓「お姉ちゃん!」タタタッ

向日葵「あら楓、やっぱりこっちにいたんですのね」ナデナデ

楓「えへへ、花子お姉ちゃんと遊んでたのっ」

向日葵「そう、よかったですわね」

花子「いらっしゃいだし」

向日葵「こんばんは花子ちゃん。楓のお相手ありがとうございますわ」

花子「べ、別に大したことないし……花子も楽しいしっ」

ダダダダダッ

櫻子「やっときたか向日葵! 早く早く!」グイッ

向日葵「あっ、ちょっと櫻子っ! それじゃあ楓、またあとでっ」

楓「えっ、うんまたねー?」フリフリ

花子「慌しいし……」



33 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/11(土) 02:07:28.29 ID:dBevNj200

~撫子の部屋~

櫻子「なかなか綺麗な部屋でしょ!」ドヤッ

向日葵「あなたの部屋じゃないでしょう……」

櫻子「まぁまぁ。んで、これが姉ちゃんのパソコン!」

PC「ヤァ!」

向日葵「ノートパソコン、ですわね。電源は入ってるんですの?」

櫻子「さっき入れといた。こうやって開いて……」

PC「いやんっ」クパァ

向日葵「へぇ……」

櫻子「……インターネットがこれで、ここに文字入れんだけど」

向日葵「ええ、か、貝合わせ、ですわね」

カタカタ

櫻子「後はこれを押すと…………いい?」

向日葵「どっ、どんとこいですわっ!」



34 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/11(土) 02:14:03.70 ID:dBevNj200

ッターン――!!



櫻子「こ、これは……!!」

向日葵「なんてことですの!?」





貝合わせ - Namopedia

「貝合わせ」のイラスト・作品検索一覧 [Namosiv]

貝合わせとは (カイアワセとは) [単語記事] - ナモナモ大百科

……





向日葵「……で、どれを見ればいいんですの?」

櫻子「わかんない……」



37 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/11(土) 02:18:09.30 ID:dBevNj200

櫻子「とりあえず上から見てく?」

向日葵「あ、櫻子、この『画像』っていうのはなんですの?」

櫻子「あーそれ? 確か写真とかで見れるやつだよ」ポチッ





PC「貝合わせっくす♪」ドーン





さくひま「」



43 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/11(土) 02:24:01.33 ID:dBevNj200

向日葵「ちょちょちょちょちょちょ!! なんですのこれなんですのこれなんですのこれ!?」

櫻子「わわわわ私に聞くなよ! ってかなんだこれホントに! 裸!?」

向日葵「ここここんなの見ちゃいけませんわ!」キャー

櫻子「とか言って見てるじゃんか!」ヒャー

向日葵「だだ、だって仕方ないじゃない! こんなの! こんなのっ!」イヤー

櫻子「しっ、しー! 静かに! 向日葵こえおっきいよ!」

向日葵「ご、ごめんなさい……」

櫻子「それにしても……なんなんだこれ。裸でこんな……」ゴクリ

向日葵「こんなの、確かに教えられませんわね」ドキドキ

櫻子「ねーちゃん何でこれ調べてたんだろ……」

向日葵「それは……そういうこと、なんじゃないかしら」ポッ

櫻子「…………」

向日葵「…………」

櫻子「……どういうこと?」

向日葵「察しなさいよ!?」ガーン



44 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/11(土) 02:29:33.81 ID:dBevNj200

向日葵「……一応ちゃんと調べてみます?」

櫻子「そだね……」

――――――

――――

――

向日葵「なるほど、そういう由来だったんですのね。確かに貝っぽいかもしれませんわ」

櫻子「へぇー……でもここってあんまりちゃんと見たことない気がする」

向日葵「えっ、ま、まぁそうですわねっ」

櫻子「てかさ、結局これ、なにしてるわけ?」

向日葵「え……?」

櫻子「裸で股合わせて何が楽しいの? スポーツかなんか?」

向日葵(ん!? もしかしてこの子、何も理解してない!?)ガーン

櫻子「わけがわからないよ」ハテー

向日葵「…………」



48 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/11(土) 02:35:06.97 ID:dBevNj200

櫻子「あ、やってみれば分かるかな?」

向日葵「はいぃ!?」

櫻子「やってみれば何が楽しいのか分かるかなって」

向日葵「ああああああなた自分が何言ってるか分かってるんですの!?」

櫻子「ちょ、静かにってば!」

向日葵「で、でも! これですわよ!? この画像みたいなこと、するんですの……?」

櫻子「……………………っ」ボンッ

櫻子「ち、ちげーし! ちょっと言ってみただけだし!」

向日葵「言ってみただけって……あなた本当に馬鹿なんじゃなくって!?」

櫻子「うっせー! だったら向日葵は分かんのかよ! これやる理由!」

向日葵「そんなの気持ちいいからに決まってるでしょう!?」

櫻子「え」

向日葵「あ」



52 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/11(土) 02:39:25.91 ID:dBevNj200

櫻子「気持ちいい、の?」

向日葵「ピュ~♪」

櫻子「吹けてるし!? ……っじゃなくて!」

向日葵「な、なしですわ! なし! さっきのなしですわ!」

櫻子「はぁ!?」

向日葵「私は何も言ってないですし、櫻子は何も聞きませんでした。おーけー?」

櫻子「オッケー♪」

櫻子「……なわけあるか!!」

向日葵「ですわよねー」

櫻子「……」

向日葵「……櫻子?」



55 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/11(土) 02:44:17.17 ID:dBevNj200

櫻子「向日葵、嘘ついてたの……?」

向日葵「え」

櫻子「貝合わせ、知らないって言ってたのに……」

向日葵「そ、それは本当に知りませんでしたわ!」

櫻子「だったら何で? 何で気持ちいいって知ってるの?」

向日葵「う……それは……」

向日葵(い、言えませんわ……こんなの言ったらぜったい軽蔑されちゃう)

櫻子「ねぇ、なんで?」

向日葵「えっと……………………か、勘?」

櫻子「はぁ?」

向日葵(さすがに無理がありますわよね……)

櫻子「勘かよぉー……信じて損したー」

向日葵(どんだけですのー!?)ガーン



58 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/11(土) 02:48:59.14 ID:dBevNj200

櫻子「ってことは、やっぱり向日葵も分かんないんじゃん」

向日葵「えっ、ま、まぁそうなりますけど……」

櫻子「むー……気になる」

向日葵「でも、こんなの絶対できないでしょう? 裸ですわよ? 恥ずか死にますわよ?」

櫻子「……」

向日葵「ね? 貝合わせがどういうものなのかは分かったんですし、もう終わりにしましょう?」

櫻子「……」

向日葵「……櫻子?」

櫻子「……はぁ、分かったよ」

向日葵(よかったですわ……)ホッ

櫻子「んじゃ、とりあえず私の部屋いこっか」

向日葵「あ、そうですわね。ここ撫子さんの部屋ですものね」



60 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/11(土) 02:54:59.50 ID:dBevNj200

櫻子「えっと、終わるのどこだっけかな……」カチカチ

向日葵「早くしないと撫子さん帰ってきちゃいますわよ」

櫻子「分かってるって! えーっと、あーなんだこれ、これだっけ?」カチカチ

撫子「ここだよ」

櫻子「お、さんきゅーねーちゃん」ポチ

向日葵「……」

櫻子「……」

さくひま「………………ん?」

撫子「ただいま」ニコ

さくひま「」



64 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/11(土) 02:59:38.37 ID:dBevNj200

櫻子「ずびばぜんでじだ」ゲザァ

向日葵「あ、あの、私も一緒になってやってましたから、櫻子ばかり責めな」

撫子「ひま子は黙ってて」ギロ

向日葵「ひっ」ビクッ

撫子「櫻子が率先してやったのは分かりきってんだから」

撫子「ほんと我が妹ながら信じらんないよね」

櫻子「……ねーちゃんだってへんなの調べてたくせに」ボソッ

ゴツン

櫻子「」プシュ~

撫子「まぁ私も、セーフサーチ切ってたり、履歴残してたのは悪かったけど」

撫子「……まさか勝手に見られるとは思わなかったしね」

櫻子「」



65 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/11(土) 03:04:58.49 ID:dBevNj200

向日葵「な、撫子さん……本当にもうそれくらいにしてあげてください……」

撫子「……ひま子もひま子だよ。恥ずかしがってないで教えてやればいいんだよ」

撫子「どうせそのうち知ることになるんだから。遅いか早いか……まぁちょっと早すぎるかもしれないけどさ」

向日葵「え? いえあの、私も知らなくて……」

撫子「え、そうなの?」

向日葵「は、はい……」モジモジ

撫子(……ああ、あれ“は”知らないってことね)

向日葵「……」

撫子「はぁ……まぁいいけど、こういうのはお互いの気持ちが重要なの」

撫子「軽々しくやっていいことじゃないし、知っていいことでもないわけ。分かった?」

さくひま「……はい」

撫子「……」



68 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/11(土) 03:09:11.98 ID:dBevNj200

~夜、向日葵の部屋~

向日葵「はぁ……なんだかとんでもない一日でしたわね」

向日葵「貝合わせ……」

向日葵「櫻子と?」

向日葵「……」

向日葵「いやいやいやいや有り得ませんわ!」ブンブン

向日葵「そもそもあれはこ、恋人とするものでしょうし……」

向日葵「……」

向日葵「櫻子……と、恋人に……」

向日葵「……」

向日葵「馬鹿ですわね、私」

向日葵「どうせ気持ち悪がられるのがオチですわ」

向日葵「今までどおり、一番近くにいられればそれで……」



71 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/11(土) 03:14:10.06 ID:dBevNj200

~大室家の浴室~

櫻子「貝合わせなー……」

櫻子「ねーちゃんはまだ早いとか、お互いの気持ちがとか言ってたけど……なんなんだろ」

櫻子「……」

櫻子「……気持ち、か」

櫻子「向日葵は私のこと、どう思ってるんだろ……」

櫻子「私は……………………」

櫻子「はぁ~…………」

櫻子「つーかここでしょ? ……貝っていうか、ドラ焼きだろこれ」スリスリ

クリッ

櫻子「んにゃっ!?」ビクゥッ

櫻子「な、なんだ今の!? びくってなった! びくってなった!!」

ガラッ

撫子「うるさい」ナデシコン☆ドンキ

櫻子「」



75 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/11(土) 03:19:33.69 ID:dBevNj200

~翌日~

櫻子「おはよ……」ゲッソリ

向日葵「おはよう……って、どうしたんですの? 寝不足?」

櫻子「ま、まぁね……うっ」ヨロッ

向日葵「ちょっと、本当に大丈夫ですの?」

櫻子「だいじょーぶ……んー……」フラフラ

向日葵「はぁ……引っ張ってあげますから、ちゃんと歩きなさい」ギュッ

櫻子「ぅー……」トボトボ

――――――

――――

――

向日葵「で、けっきょく午前中は爆睡でしたわね」

櫻子「おかげでスッキリ☆」

向日葵「あなたねぇ……」



79 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/11(土) 03:24:04.74 ID:dBevNj200

ちなつ「そんなに眠かったの?」

櫻子「昨日全然寝てなくてさー……」

あかり「もしかして悩み事? あかり相談に乗るよぉ」

向日葵「どうせゲームでもしてたんでしょう?」

櫻子「失礼な! ちょっとドラ焼きいじってたら朝になってただけだもん!」

ちなつ「ドラ焼きを……」

あかり「……いじる?」

向日葵「わけがわかりませんわ……」

櫻子「……」テレテレ

向日葵「何赤くなってるんですの?」

櫻子「っ!! べっ、別になんでもないし!」

向日葵「……?」



83 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/11(土) 03:29:05.45 ID:dBevNj200

あかり「あ、そういえば貝合わせのこと分かった?」

さくひまちな「!?」

櫻子「あ、あー……えっと、分かったけど、あれだよす、スポーツ! そうスポーツだった!」

向日葵(櫻子!?)

ちなつ(ん!?)

あかり「へぇ~、どんなスポーツなの?」

櫻子「えっ、えっと、女の人が裸で……」

向日葵「あ! あー! 裸に近い格好で、ですわね! 動きやすい格好!」

ちなつ「そ、そうそう! それでこう、プロレス……みたいな?」

あかり「……みんなあからさまに変だよぉ」

さくひまちな「うぐっ」

あかり「もしかして、あかりだけ仲間はずれ……?」

ちなつ「そ、そういうつもりはないんだけど……」

あかり「……昨日ね、結衣ちゃんと京子ちゃんにも聞いてみたんだ」

ちなつ「え!? ゆ、結衣先輩! 結衣先輩はなんて!?」



85 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/11(土) 03:35:07.67 ID:dBevNj200

あかり「二人とも知らないって……」

ちなつ「なんだ……」

あかり「でもね、結衣ちゃんは咳き込んだり俯いたりしてて、京子ちゃんはニヤニヤしててね……」

ちなつ(ちょちょちょ! それ絶対知ってる反応じゃない!! 眠いからって帰るんじゃなかったぁー!!)

あかり「もし知ってて教えてくれないんだとしたら、あかり、ちょっと寂しいな……」シュン

櫻子「あ……」

向日葵「赤座さん……」

ちなつ(あかりちゃん……)

ちなつ「……」

ちなつ「……っはぁー」

あかり「?」

ちなつ「分かった。分かったわ! あかりちゃんには私が足取り腰取り教えてあげる!」

さくひま「えぇっ!?」ガタッ

あかり「ちなつちゃん……!」パアァッ

ちなつ(よく考えたら予行練習にもなるしね!)ジュルリ



92 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/11(土) 03:42:08.35 ID:dBevNj200

~放課後~

向日葵「さて、それじゃあ帰りましょうか」

櫻子「んー」

あかり「今日は生徒会ないの?」

向日葵「ええ、特に仕事がないのでお休みですわ」

あかり「そうなんだぁ」

ちなつ「あかりちゃん! 走って帰るよ! 善は急げなんだからっ」グイッ

あかり「あ、うんっ」

ちなつ「じゃあ二人とも、お先に!」

あかり「またね~」

向日葵「ま、また明日、ですわ」

櫻子「まったねー……」



95 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/11(土) 03:47:49.54 ID:dBevNj200

~帰り道~

櫻子(あかりちゃんたち、仲良いとは思ってたけど……)モンモン

向日葵(吉川さんたち、付き合ってるわけじゃ……ないですわよね?)ドキドキ

櫻子「あ、あのさっ」

向日葵「はひっ!? な、なななんですのっ」

櫻子「あか、あかりちゃんたちさ、あれ、するんだよね……?」モジモジ

向日葵「そそそ、そう、でしょうね」ソワソワ

櫻子「……」

向日葵「……」

櫻子「ね、ねぇ」

向日葵「……なんですの?」

櫻子「今日、うち来ない?」

向日葵「えっ…………ま、まぁ、特に用事もないですし、いいですわよ」

櫻子「……うん」

向日葵「……」



100 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/11(土) 03:52:33.30 ID:dBevNj200

ガラ

向日葵「ただいま帰りましたわ」

楓「お姉ちゃんおかえりなさぁい」

向日葵「ふふ、ただいま楓」

楓「今日もお隣いくの?」

向日葵「ええ、ちょっと櫻子に呼ばれてるので……」

楓「そっかぁ」

向日葵「ごめんなさいね。お留守番お願いしますわ」

楓「うんっ」

向日葵(シャワー浴びていった方がいいのかしら? 考えすぎ……?)



ガチャ

櫻子「ただいまー」

櫻子「……そういえば今日誰もいないんだっけ」

櫻子「シャワー浴びとこうかな……でも向日葵すぐ来ちゃうかな?」



102 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/11(土) 03:57:09.17 ID:dBevNj200

ピンポーン

向日葵(結局浴びてしまいましたわ……まぁ今日も少し暑かったですし、そんなに不自然ではないでしょう)

ガチャ

櫻子「向日葵? ……いつもみたいに勝手に入ってくればいいじゃん」

向日葵「いつもよりずっと早く櫻子が出ただけでしょう?」

櫻子「……」

向日葵(……櫻子、ヘアピンしてないですわね)

櫻子「ま、まぁ、入って」

向日葵「ええ、お邪魔しますわ」

カチッ

向日葵「あら、鍵かけるんですの?」

櫻子「ん、今日誰もいないからね」

向日葵「そ、そう……」

向日葵「……」



104 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/11(土) 04:02:05.35 ID:dBevNj200

~櫻子の部屋~

櫻子「……」

向日葵(ど、どうするつもりなのかしら……)ドキドキ

櫻子「……」

向日葵「……」

櫻子「あ、あのさ……」

向日葵「は、はい」ドキドキ

櫻子「か……」

向日葵「か……?」





櫻子「貝合わせしよっ!!」

向日葵(どストレート!!!?!?)ガーン



109 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/11(土) 04:09:14.39 ID:dBevNj200

櫻子「ね、ねーちゃんはまだ早いとか言ってたけどさ」

櫻子「あかりちゃんたちもするんだし……い、いいよね?」

向日葵(おちっ、落ち着いて! 落ち着きなさい古谷向日葵……ゆっくり、一歩ずつ進めますわよ)フゥー

向日葵「……あのね櫻子」

櫻子「ん?」

向日葵「昨日も言いましたけど……裸、ですわよ? 恥ずかしくないんですの?」

櫻子「……」

櫻子「裸は……恥ずいけど、さ」

櫻子「……でも、その……向日葵なら……まぁ、いいかなぁーなんて」モジモジ

向日葵「」

櫻子「ほ、ほら! 去年まで一緒にお風呂入ったりしてたし!」

向日葵「」



112 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/11(土) 04:14:15.86 ID:dBevNj200

向日葵(こ、この子とんでもないですわ……)

櫻子「向日葵?」

向日葵(…………でも、まだだめ。一番大切なことをはっきりさせないと)

櫻子「ね、ねぇ向日葵、なんか言ってよ……」

向日葵「……」

櫻子「……」

向日葵「……櫻子」

櫻子「ん……?」

向日葵「撫子さんの話、覚えてます?」

櫻子「え、うん。覚えてるけど……?」

向日葵「重要なのは、お互いの気持ち、ですわ」

櫻子「気持ち…………うん」

向日葵「これから私が聞くことに、正直に答えてもらえますか?」

櫻子「う、うん……いいよ」



114 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/11(土) 04:19:49.33 ID:dBevNj200

向日葵「……」

櫻子「……」

向日葵「櫻子は、私のこと……どう思ってますの?」

櫻子「え……?」

向日葵「ですから…………好き、ですの? 嫌いですの?」

櫻子「そっ、それは……」

向日葵「……」

櫻子「……」

向日葵「……」

櫻子「……き」

向日葵「……?」



櫻子「……きらいじゃ、ないよ?」



向日葵「……」



117 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/11(土) 04:24:36.02 ID:dBevNj200

向日葵「はっきりしませんわね……」

櫻子「なっ! だったら向日葵はどうなの!?」

向日葵「えっ」

櫻子「私のことどう思ってんのさ!」

向日葵「好きですわ」

櫻子「え」

向日葵「私、櫻子のこと大好きですわ」

櫻子「」

向日葵「友達とか、幼馴染とか、ライバルとか……」

向日葵「そんな関係じゃなく、一人の女の子として櫻子が好きですわ」

櫻子「」

向日葵「……」

櫻子「」

向日葵「ちょっと、何か言いなさいよ……」

櫻子「…………まじで?」



120 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/11(土) 04:29:49.04 ID:dBevNj200

向日葵「まじもまじ。本気と書いてマジと読むくらい大真面目ですわ」

櫻子「お、おう……」

向日葵「……」

櫻子「……」

向日葵「私はちゃんと言ったんだから、櫻子も……ちゃんと言いなさいよ」プイッ

向日葵「別に……嫌いなら、き、嫌いでも、いいん、ですわよ?」プルプル

櫻子「ちょ、そんなこと言ってないじゃん!」

向日葵「……」

櫻子「向日葵……?」

向日葵「は、はやく、言いなさいよ……っ」グス

櫻子「ぁ……」

櫻子「……」





スッ



121 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/11(土) 04:30:34.00 ID:dBevNj200







櫻子「好き」

櫻子「私も、向日葵が好き」








130 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/11(土) 04:36:30.28 ID:dBevNj200

向日葵「……」

櫻子「……」

向日葵「……」ツー

櫻子「……ひま、わり……?」

向日葵「……」ポタ

櫻子「えっと……」

向日葵「あっ、あり、がとうっ……」ポロ

櫻子「ぁ…………うん。私も、ありがと」

向日葵「好き……大好き……さくらこぉ……」ポロポロ

櫻子「うん……うん、うんっ」

ぎゅっ



134 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/11(土) 04:42:51.61 ID:dBevNj200

櫻子「向日葵、大丈夫?」

向日葵「ええ……ごめんなさい、泣いてしまって……」

櫻子「いいけど……」

向日葵「えっと、その」

櫻子「あー、あのさ!」

向日葵「……?」

櫻子「今日は、やめよ……?」

向日葵「ぇ………………でも、いいの?」

櫻子「なんかさ、胸いっぱいっていうか……へへ」

向日葵「そう……ですわね……いっぱいですわ。ふふっ」ポヨンッ

櫻子「っもー……おっぱい禁止!」フニッ

向日葵「きゃっ」

櫻子「えへへ」

向日葵「…………あの、さくらこ」

櫻子「ん?」



135 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/11(土) 04:47:45.72 ID:dBevNj200

向日葵「しないのは、私も賛成なんですけれど……その」

向日葵「えっと……」

櫻子「どしたの?」

向日葵「ん…………別のこと、したい、ですわ」

櫻子「別のこと……?」

向日葵「……」モジモジ

櫻子「なに?」

向日葵「あの……私たち、恋人ってことで、いいんですわよね?」

櫻子「えっ!? …………あ、うん……そう、だよね」

向日葵「それじゃあ、その…………」



向日葵「キス……」チラ



櫻子「……!」ドキッ



139 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/11(土) 04:51:14.22 ID:dBevNj200

櫻子「キス、かぁ……えへへ」

向日葵「~~~~~~っ」カァァッ

櫻子「そっかぁ~、向日葵キスしたいんだぁ~」ニヤニヤ

向日葵「もっ、もう! 嫌なら別にいいですわよっ」プイッ

櫻子「あっ、するする! やじゃないってば!」

向日葵「ん…………じゃあ、はい」ンー

櫻子(うわっ、目瞑って口突き出してると、なんかマヌケっぽい)

向日葵「……」

櫻子(……でも、私からのキス待ってるって思うと、ちょっと……ううん、すごい可愛い)ドキドキ

向日葵「…………さくらこ?」

櫻子「ん……するよ?」

向日葵「…………はい」



ちゅ




144 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/11(土) 04:56:41.67 ID:dBevNj200

~翌日~

櫻子「おっはよー!」

向日葵「おはようございます」

あかり「二人ともおはよぉ」ツヤツヤ

ちなつ「おはよ…………」ゲッソリ

向日葵「あら、吉川さんお疲れですの?」

ちなつ「ぁー……うん、まぁ」

櫻子「あかりちゃんは元気そうだねー」

あかり「うんっ」

あかり「……あれ?」


あかり(櫻子ちゃんと向日葵ちゃん、手繋いで仲良しさんだぁ)



ぎゅっ



おしまい





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[ 2012/08/11 ] SS | TB(0) | CM(0)
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