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SSまとめ。旧はらぺこ属性。

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はやて「私は誰と付き合ったらええと思う?」



3 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/04(土) 15:53:00.42 ID:Pjv39BEu0

アリサ「は? どういうこと?」

はやて「どうって、そのまんまの意味なんやけど」

フェイト「はやて、誰かに告白されたの!?」

はやて「なんや、改めて言われると照れるなぁ///」

すずか「もしかして、今日集まろうって誘った理由って」

はやて「ま、まぁ、お察しの通り『それ』関連やね」

なのは「ず、随分急だね」

はやて「ごめんなぁ。でも、私の方も突然過ぎていっぱいいっぱいで……」

はやて「せやけど、こないな事相談できるのみんなくらいやさかい。堪忍な」



4 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/04(土) 15:53:58.29 ID:Pjv39BEu0

すずか「そんな、気にしなくても」

なのは「そうだよ。寧ろ頼ってくれてありがとう、はやてちゃん。けど……」チラッ

フェイト「うん。そういう話は、私達じゃ力になれないと思うんだけれど」

はやて「いつも二人であないにイチャイチャしといて何言うとるん?」

なのは「えっ!?///」

フェイト「そ、そんな事……///」

アリサ「それには同意ね」

はやて「アンタらもや熟年夫婦」

アリサ「な、なんでよっ!?」

すずか「ふふ」



5 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/04(土) 15:58:30.89 ID:Pjv39BEu0

アリサ「コホン。それで? 早速だけど、肝心の相手は誰なのよ?」

はやて「あー、やっぱりそれ聞く?」

アリサ「相手が分からないことにはアドバイスのしようもないでしょう」

なのは(なんだかんだで乗り気だね、アリサちゃん)

はやて「まぁ、そうなんやけど……」

すずか「さっき『誰と付き合えば』って言ってたよね? もしかして、それが関係してる?」

はやて「あー、それもあるんやけど。ていうか、それが今回相談したいことというか……」

アリサ「ハッキリしないわねぇ。言うなら言いなさい!」



6 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/04(土) 15:59:04.47 ID:Pjv39BEu0

はやて「……ほなら言うけど」

アリサ「ふむ」


はやて「実は、シグナムとシャマルとヴィータの三人に、ほぼ同時に告白されてしもてなぁ」タハハ


アリサ「……はぁっ!?」

すずか「すごい! モテモテだね、はやてちゃん!」

はやて「いやー」

アリサ「いやいやいや! 色々おかしいでしょ!」



7 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/04(土) 15:59:41.80 ID:Pjv39BEu0

なのは「あー、ヴィータちゃんかー」ウンウン

フェイト「シグナムとシャマルさんなら、納得かな」ウンウン

アリサ「あんた達はあんた達で何頷いてるの!?」

なのは「だって、ねぇ?」

フェイト「あんなにはやてのこと意識してれば、誰だって気がつくよね」

アリサ「ねぇ、その言葉そのままあんた達に叩きつけて良い?」

なのフェイ「?」

アリサ「あーもー!!」



8 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/04(土) 16:00:49.65 ID:Pjv39BEu0

アリサ「それにしても、三人から同時に告白されるなんて、あんたはどこの主人公よ」

はやて「あんま茶化さんといてぇな。これでも結構堪えてるんやで?」

すずか「そうだよね。告白されるってだけでも、あんなに胸がドキドキするのに」

はやて「まるでされたような口振りやね」

すずか「えっ……///」

フェイト「えっ、そ、そうなの!?」

すずか「いや、え、えっと……」

アリサ「す、すずかの事はいいでしょう!」

はやて「ニヤニヤ」



9 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/04(土) 16:01:32.92 ID:Pjv39BEu0

アリサ「はやて! 今はアンタのことが先決でしょうに!」

はやて「あぁ、せやったせやった」

アリサ「緊張感の欠片もないわね……」

すずか「あっ、それじゃあ、はやてちゃんが今どんな状況なのか聞かせてもらってもいいかな?」

アリサ「ナイスすずか!」

はやて「せやなぁ。これは最初から話したほうが分かりやすいと思うんやけど」

なのは「はやてちゃんがそう言うなら」

フェイト「うん。私達は構わないよ」



10 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/04(土) 16:02:38.04 ID:Pjv39BEu0

はやて「ほなら、早速……」

フェイト「……」ドキドキ

なのは「……」ドキドキ

アリサ「……」ジィー

すずか「……」ワクワク

はやて「……コホン」

はやて「あれは昨日、学校から帰る途中の話なんやけど。帰る途中でヴィータに会ったんよ」



11 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/04(土) 16:03:30.85 ID:Pjv39BEu0

>帰路

ヴィータ「はやてー!」ガバッ

はやて「うわぁっ!?」

ヴィータ「お帰り、はやて!」

はやて「なんや、ヴィータかいな。もぉ、あんまり驚かせんといて」

ヴィータ「ごめんなさい!」テヘペロ

はやて「まったく、しょうがない子やなぁ。それにしても、わざわざここまで迎えに来てくれたん?」

ヴィータ「それもあるけど、シャマルにお醤油買ってくるようにって言われて」ガサッ

はやて「ああ、なるほどお使いかぁ。偉い偉い」ナデナデ

ヴィータ「え、えへへ……///」



12 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/04(土) 16:04:35.53 ID:Pjv39BEu0

はやて「ふふ。ほな、お買い物は終わってるんやろ? 一緒に帰ろか」

ヴィータ「うん! あっ、ねぇ、手繋いでもいい?」

はやて「ん、ええよ」スッ

ヴィータ「あ……う、うん……」モジモジ

はやて「どないしたん?」

ヴィータ「えっと、なんでもない!」ギュ

ヴィータ「………///」カァ

はやて「? 変なヴィータ」



25 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/04(土) 16:54:20.91 ID:Pjv39BEu0

………

はやて「でな、その時のフェイトちゃんたらおかしいんよぉ」ケラケラ

ヴィータ「へ、へぇ……」ソワソワ

はやて「……ヴィータ?」

ヴィータ「へ!? な、何?」

はやて「何は私のセリフや。どないしたん? ずっと上の空やで」

ヴィータ「べ、別にどうもしねーです!」

はやて「緊張しすぎて変な言葉遣いになっとるよ」

ヴィータ「うっ」



26 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/04(土) 16:56:42.12 ID:Pjv39BEu0

はやて「……もしかして、何か悩み事?」

ヴィータ「い、いや! 違うよ! そんなんじゃない!!」

はやて「けど、さっきからずっとそんな調子やで? 心配事でもあるんちゃう?」

ヴィータ「え、ええと……確かに、あるにはあるけど……」

はやて「私で良ければ、なんでも聞くよ? もちろん無理強いはせえへんけどな」

ヴィータ「……ホントに、なんでも聞いてくれる?」

はやて「私がヴィータに嘘ついたこと、ある?」ニッコリ

ヴィータ「嫌な気持ちになったり、聞いたこと後悔したりしない?」

はやて「ヴィータの言うことや。そんな気持ちには絶対ならへん。約束する」



27 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/04(土) 16:57:48.23 ID:Pjv39BEu0

はやて「それで、ヴィータは今何に悩んでるんや?」

ヴィータ「……す、好きなんだ」

はやて「好きっちゅうことは……こ、恋の悩み!? はぁー、ヴィータもついに」

ヴィータ「はやてが、大好きなんだ!!///」

はやて「意中の人が……って、私?」

ヴィータ「だから、はやてが大好きなんだってば!///」

はやて「? そんなに大きな声で叫ばんでも、私かてヴィータのこと」



28 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/04(土) 17:00:49.95 ID:Pjv39BEu0

ヴィータ「違くて!!」ギュ

はやて「おわっ」

ヴィータ「私も、家族とか友達とか、そういう意味ではやてのことは好きだけど……」

ヴィータ「けど、これはなんか、違うんだ! はやてのこと考えるだけで、胸がなんか、痛くて……」

ヴィータ「ふざけてる時は普通なのに、改めて手を繋ごうとすると、恥ずかしくなったりもして……」

はやて「あ、え……つ、つまり、ヴィータは、私のことが……?」

ヴィータ「う、うん……よく分かんねぇけど、とにかく、大好き……///」



29 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/04(土) 17:01:51.40 ID:Pjv39BEu0

ヴィータ(うわ、なんだこれ……恥ずかしすぎて、死ぬ……///)

はやて「(こないに顔真っ赤にして抱きついて……)ヴィータ」ギュ

ヴィータ「あっ……」

はやて「ありがとうな」ナデナデ

ヴィータ「嫌じゃ、ないの?」

はやて「ヴィータが素直な気持ちを言うてくれたんや。嫌なはずあらへんやろ」

ヴィータ「はやてぇ……!」ギュウゥゥ

はやて「よしよし。ただ、返事はちょっと待ってもろていいかな?」

はやて「嬉しさやら恥ずかしさやらで、頭混乱してもうた……///」

ヴィータ「うん……うん!!」



30 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/04(土) 17:02:58.89 ID:Pjv39BEu0

………

はやて「だいたいこんな感じやね」

なのは「ヴィータちゃん可愛いなぁ」

はやて「うちの子ですから」フンス

アリサ「ちょっと待って。こんなのが後二回もあるの?」

はやて「まぁ、そうなるんかなぁ」

アリサ「………」アタマカカエ

すずか「アリサちゃん、頑張って」

フェイト「それではやて、続きは……?」ソワソワ

はやて「あ、そやったね」

はやて「その後家に帰って、シャマルと晩御飯の支度を始めたんよ」



31 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/04(土) 17:03:34.51 ID:Pjv39BEu0

………

>八神家 キッチン

シャマル「はやてちゃん、何か良いことでもあったんですか?」

はやて「ん? なして?」

シャマル「なんだか、いつもより表情が朗らかに見えたから」

はやて「あー、なるほど。確かに、ええことならあったで」

シャマル「へぇ、何があったんです?」

はやて「ふふ、内緒や」ニコニコ

シャマル「?」

はやて(気持ちの整理がついたら、みんなにも報告せなあかんなぁ)



32 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/04(土) 17:05:22.25 ID:Pjv39BEu0

シャマル「あ、はやてちゃん、お味噌汁の味を見てもらってもいいかしら?」

はやて「ええよ。どれどれ……」ズズー

シャマル「ど、どう?」

はやて「うん、いい味や。シャマルももう一人前やね」

シャマル「そんな、はやてちゃんに比べれば私なんてまだまだ」

はやて「せやな」

シャマル「えっ、そんな、はやてちゃぁん……」



33 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/04(土) 17:07:10.76 ID:Pjv39BEu0

はやて「あははは、嘘嘘。冗談やって」

シャマル「もぅ、はやてちゃんの意地悪」プクー

はやて「そんな顔せんといて。折角の美人さんが台無しやで?」

シャマル「そ、そんなこと言っても許してあげません!」

はやて「そら困ったなぁ……………っぷ」

シャマル「………ふふっ」クスクス

はやて「ほなら、はよ準備してしまおうか? 腹ペコさんがお待ちかねや」

シャマル「そうですね」



35 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/04(土) 17:09:38.74 ID:Pjv39BEu0

………

はやて「しかし、あれやなぁ」

シャマル「どうかした?」

はやて「シャマルもすっかり料理が上手くなってもうて」

シャマル「はやてちゃんのおかげね」

はやて「ありがとう。これならいいお嫁さんになりそうで、私も一安心や」

シャマル「お嫁さんって、そんなの考えたこともないですよ」

はやて「そうなん?」

シャマル「はい。私は、ここではやてちゃんやシグナム達と、ずっと一緒にいるつもりだから」



36 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/04(土) 17:11:56.39 ID:Pjv39BEu0

はやて「んー、シャマルがそう言うんなら……」

はやて「けど勿体無いなぁ、シャマルやったら素敵な恋の一つや二つはできそうなんやけど」

シャマル「はやてちゃんったらおませさんなんだから。けど、そうね……」

はやて「ん?」

シャマル「私は、素敵な恋とかは別にいいんだけれど……」チラッ

はやて「シャマル?」

シャマル「ちょっとだけ。ちょっとだけでいいから……」

シャマル「はやてちゃんが、私のことを特別に見てくれたら嬉しいかな、とは」



37 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/04(土) 17:13:12.23 ID:Pjv39BEu0

はやて「私? なんでそこで私が……」

チュ

はやて「~~っ!?」

シャマル「こういうこと、です///」

はやて「え、えっ……!?」

ヴィータ「シャマルー! テレビのリモコンはー?」

シャマル「あ!? は、はーい! ちょ、ちょっと待っててね!」パタパタ

はやて「ちょ! シャマル!?」

シャマル「……返事は、いつでもいいですから!」タッタッタ…

はやて「あ……(おでこにキス、されてもうた///)」オデコナデナデ



38 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/04(土) 17:13:47.75 ID:Pjv39BEu0

はやて「てな感じでして」

アリサ「胸焼けが……」

すずか「シャマルさん、大人だね」

はやて「まぁ、それが魅力というかなんというか」

アリサ「何? もうノロケ話?」

はやて「ちゃ、ちゃうよー! 私はただ客観的な事実をやね」

なのは「は、はやてちゃん落ち着いて」



39 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/04(土) 17:15:35.59 ID:Pjv39BEu0

フェイト「そうだよ。まだシグナムの話が残ってるんだから」

はやて「あ、そ、そうやったね」

フェイト「うん!」キラキラ

アリサ(なんだかんだでフェイトが一番ノリノリね)

なのは「それで、シグナムさんの時はどんな感じだったの?」

はやて「えぇと、二人から告白されて悩んでた時なんやけど」



40 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/04(土) 17:18:33.91 ID:Pjv39BEu0

>八神家 ベランダ

はやて「はぁ……」

はやて(どないしよ、まさか二人から告白されるなんて夢にも思わんかった……)

はやて(ヴィータにシャマル、どっちも私の大切な家族や)

はやて(けど、それ以上に……告白されて、嬉しかったのも確かやし……)

はやて「もう、どないすればええんや……」ハァ

シグナム「何かお悩みでも?」

はやて「ひゃあっ!? し、シグナム!?」ビク



41 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/04(土) 17:22:55.32 ID:Pjv39BEu0

シグナム「あ、申し訳ありません。驚かせてしまいましたか?」

はやて「い、いや、ええんよ。私がぼぉっとしてただけやし」

シグナム「と言うと、やはり何か?」

はやて「……まぁ、そやね。ちょっと難しい問題に直面しとって」

シグナム「何かお力になれることは?」

はやて「気持ちは嬉しいんやけど……」

シグナム「そうですか。私では力不足でしょうか?」

はやて「いや、そんなことはないんよ! ただ、私も考えの整理がついてなくて……」



42 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/04(土) 17:24:12.58 ID:Pjv39BEu0

シグナム「そういうことですか。申し訳ありません、探るような物言いをしてしまって」

はやて「ええよ。私こそ、うまく話せんでごめんな」

シグナム「いえ、それこそお気になさらないでください」

シグナム「ただ、私の力が必要になったときはすぐに言ってください」

シグナム「我が剣と騎士の誇りにかけて、貴女をお助けすると誓いましょう」

はやて「……ありがとうな、シグナム」

シグナム「騎士として当然のことです」

はやて「家族としても、やろ?」

シグナム「フッ、ええ、そうでしたね」



43 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/04(土) 17:25:40.98 ID:Pjv39BEu0

はやて「せやけど、シグナムにはいっつも心配かけてばっかりやね」

シグナム「構いません。裏を返せば、貴女に頼られているということですから」

はやて「嬉しいこと言うてくれるやん」

シグナム「貴女を愛していますから」

はやて「ふふ、さよか……え?」キョトン

シグナム「主はやて、少しの間だけ真剣に、私の話を聞いていただけますか」キリッ

はやて「え、は、はい」ドキッ

シグナム「では、一度しか言わないので、よく聞いてください」



44 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/04(土) 17:26:18.62 ID:Pjv39BEu0

シグナム「私は、貴女の騎士シグナムは……」

シグナム「主として、家族として。そして何より、一人の女性として」

シグナム「八神はやてを、愛しています」

はやて「~~~っ///」ボッ

シグナム「///……申し訳ありません、急にこんな話を」

シグナム「ですが、悩んでいる貴女の力になりたいという意志を伝えるには、最善の方法だと思いまして」

はやて「い、いつから……?」

シグナム「さぁ……多分、貴女の騎士になった、その瞬間から……」



45 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/04(土) 17:27:18.94 ID:Pjv39BEu0

はやて「……シグナム」

シグナム「はい」

はやて「か、カッコつけすぎや……///」

シグナム「……フッ、申し訳ありません」

はやて「けど、嬉しい、よ……///」

シグナム「ありがとうございます」

はやて「けど……あんな、シグナム。私」



46 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/04(土) 17:30:03.14 ID:Pjv39BEu0

シグナム「待ってください」

はやて「ん?」

シグナム「それ以上のことは、今は仰らないでください」

はやて「なんで……?」

シグナム「今は、主がご自分のお悩みを解決させることを優先して頂きたいからです」

シグナム「お返事は、その後でも構いません」



47 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/04(土) 17:31:39.74 ID:Pjv39BEu0

はやて「せやけど、それじゃあシグナムが」

シグナム「私は、主が私の思いにまっすぐに答えてくれればそれで良いと思っています」

シグナム「ですから、今は自分のことを優先させてください」

はやて「……うん。ありがとう」

シグナム「さぁ、今日はもう遅いですし、お休みになってください」

はやて「せやね。お休み、シグナム」

シグナム「良い夢を」



48 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/04(土) 17:32:32.39 ID:Pjv39BEu0

………

シグナム「………」

シグナム「 」ボッ

シグナム(は、は、恥ずかしいイィィィィィ!!)ジタバタ

シグナム(けれどやったぞ! 言った! 言ったぞ!!)グッ



49 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/04(土) 17:33:24.50 ID:Pjv39BEu0

………

はやて「以上が、その、今回の事件の概要やね」テレテレ

なのは「シグナムさん、意外に情熱的なんだ」

フェイト「流石は『烈火の将』」

はやて「あんな眼差しで見つめるんは、正直反則だと思うんよ」

アリサ「はい、ノロケはいいから」

はやて「アリサちゃん、なんや辛辣になってへん?」

アリサ「ん? 大丈夫よ、もう諦めたから」

はやて「諦めたて言うてしもたよこの人」



50 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/04(土) 17:36:04.04 ID:Pjv39BEu0

すずか「現状は分かったけど、はやてちゃんはどうするつもりなの?」

はやて「それやそれ! 私、どないすればええと思う?」

フェイト「どうって言われても……」

アリサ「女ならビシッと決めなさいよ」

はやて「それって、誰かを振るってことやんなぁ……」

すずか「辛いことかもしれないけど」

アリサ「『選ぶ』ってそういうことよ。相手もそれを承知で告白したんだろうし」



53 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/04(土) 18:00:27.66 ID:Pjv39BEu0

はやて「せやんなぁ……けど……」

なのは「シグナムさん達の気持ちを、踏みにじりたくない?」

はやて「ん……」

アリサ「けど、八方美人はそれこそ相手への冒涜よ」

はやて「それもわかってるんやけど……」

フェイト「確かに難しいことかもしれないけど、いい加減な返事はできないからね」



54 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/04(土) 18:04:51.64 ID:Pjv39BEu0

すずか「あっ」

フェイト「どうしたの? すずか」

すずか「あ、こういう時、自分が好きかどうかを判断する方法を思い出して」

はやて「ホンマに! どんなんどんなん!?」

すずか「えっと、有名な方法なんだけど、その人とキスするところを想像して」

フェイト「き、キス!?」



55 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/04(土) 18:05:26.33 ID:Pjv39BEu0

すずか「嫌じゃなかったら、その人のことが好きってことらしいよ」

アリサ「ああ、それ聞いたことあるわね」

なのは「キス……」チラッ

フェイト「キスかぁ……」チラッ

アリサ「そこ、アイコンタクト禁止」

はやて「キス、なぁ……」

はやて(ヴィータ……)モンモン



56 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/04(土) 18:06:17.55 ID:Pjv39BEu0

>回想

ヴィータ「はやて、恥ずかしいよ……」

はやて「恥ずかしいことなんてあらへんよ、ヴィータ」

ヴィータ「で、でも……」

はやて「ヴィータの可愛い顔、よく見せて」

ヴィータ「あ……」

はやて「ヴィータ、大好きや」

チュ

>終了



57 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/04(土) 18:07:52.11 ID:Pjv39BEu0

はやて「~~~~っ!!」バンバンバン!!

フェイト「は、はやて! 大丈夫!?」

はやて「う、うん、大丈夫や」

アリサ「な、何を想像したのよ……」

すずか「……///」

はやて(こ、これはなかなか破壊力あるなぁ)

はやて(ほな、シャマルは……)モンモン



58 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/04(土) 18:09:37.44 ID:Pjv39BEu0

>回想

シャマル「ふふ、はやてちゃんたら甘えん坊なんだから」

はやて「ええやん。甘えん坊は嫌い?」

シャマル「いいえ、大好きよ」ギュム

はやて「ん、シャマルはふかふかで気持ちええなぁ……」

シャマル「はやてちゃんも、とっても暖かいわ」

はやて「シャマル……」

シャマル「はやてちゃん、好きよ……」

チュ

>終了



60 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/04(土) 18:11:06.63 ID:Pjv39BEu0

はやて「………」ニヘラァ

アリサ「今度はニヤけだしたわよ……」

なのは「ってことは……///」

フェイト「は、はやてったら……///」

はやて(やっぱり、シャマルはふわふわな感じやなぁ)

はやて(そ、それじゃあ、シグナムは……)モンモン



61 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/04(土) 18:13:51.02 ID:Pjv39BEu0

>回想

シグナム「主」

はやて「……こんな時くらい、名前で読んでくれてもええやろ?」

シグナム「それもそうですね……はやて」

はやて「シグナム……」

シグナム「はやて、今宵の貴女は一段と美しい」クイッ

はやて「ん……」

シグナム「……愛しています、はやて」

チュッ

>終了



63 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/04(土) 18:15:18.45 ID:Pjv39BEu0

はやて「 」ビダン

フェイト「はやて!!?」

アリサ「顔真っ赤にして机に突っ伏したわよ」

すずか「ど、どんな想像してたんだろう……」

なのは「どんな、って……」チラッ

フェイト「あ、うーん……」モンモン

なのは「……///」モンモン

アリサ「だからアイコンタクトでイチャつくなっての!!」バンッ

フェイト「ひっ」



64 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/04(土) 18:17:57.36 ID:Pjv39BEu0

アリサ「さっきの反応からして、選ぶのは更に難しくなったみたいね」

はやて「あぁぁ……ホントもう、どないしょう……」バタン

なのは「……ねえ、はやてちゃん。なんだか、大事なことを忘れてない?」

はやて「? 大事なこと?」ムクリ

なのは「はやてちゃんが今しなきゃいけないことはなんだっけ?」

はやて「えと……シグナム達に返事をすること?」

なのは「そうだけど、それが目的じゃないよね」

はやて「どういうこと?」



65 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/04(土) 18:20:11.36 ID:Pjv39BEu0

なのは「それは、あくまで手段」

なのは「はやてちゃんが本当にしなくちゃいけないのは、自分の素直な気持ちを三人に伝えてあげることだよ」

はやて「私の、素直な気持ち……?」

なのは「そう。ヴィータちゃん達がそうしてくれたみたいにね」

なのは「悩むのも選べないのも、当然だよ」

なのは「けどね、ヴィータちゃん達だって、きっと同じように悩んで悩み抜いて決めたんだ」

なのは「だから、そういう悩んだ気持ちも全部まとめて、ヴィータちゃん達に伝えてみたらどうかな?」

はやて「せやけど……」

なのは「八方美人と、みんなを大切に思うことは違うと思うな」ニコッ



67 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/04(土) 18:23:40.29 ID:Pjv39BEu0

はやて「…………」

なのは「後は、はやてちゃんがどうするか」

アリサ「ま、月並みな答えだけど、やっぱりそれに尽きるわよね」

フェイト「はやてが決めたことなら、シグナム達もわかってくれるよ」

すずか「頑張って! はやてちゃん!」

はやて「……うん。みんな、ありがとうな。けど、もうちっと考えさせて」

なのは「うん」



68 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/04(土) 18:24:35.63 ID:Pjv39BEu0

………

>数日後 夜 八神家

はやて(私の正直な気持ち……)

はやて(みんなは、私の大切な騎士で、大切な家族で……)

はやて(そして、それ以上に大切な……)

コンコン

はやて(……よし)

はやて「みんな、入って」



69 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/04(土) 18:25:50.56 ID:Pjv39BEu0

ゾロゾロ

シグナム「主はやて、これは?」

はやて「ん、実はみんなに話があってなぁ」

シャマル「話って、もしかして」

はやて「多分、みんなが考えてることで合ってると思う」

ヴィータ「………」ドキドキ



70 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/04(土) 18:28:52.18 ID:Pjv39BEu0

はやて「それで、その前に言っておかなあかんことがあるんや」

シグナム「それは?」

はやて「まず、前提として……今回、私はヴィータ、シャマル、シグナムに告白されました」

ヴィータ「はぁ!?」

シャマル「え、み、みんなもそうだったの!?」

シグナム(なん……だと……)



71 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/04(土) 18:31:44.48 ID:Pjv39BEu0

はやて「ま、まぁ落ち着いて」

ヴィータ「落ち着いていられるわけないじゃん!? だって、それって……」

ヴィータ「はやては誰か一人しか選べないってことじゃん!!」

シグシャマ「!」

ヴィータ「あたしはそんなのぜってー嫌だ!!」

シャマル「ヴィータちゃん……」

シグナム「ヴィータ、それは主が決めることだ」

ヴィータ「でも、お前らだってそんなの……!」



72 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/04(土) 18:32:42.50 ID:Pjv39BEu0

はやて「あ、あー、ちょっと、たんまたんま。まだ私、なにも言うてへんのやけど」

ヴィータ「だって……だって……」

はやて「ヴィータ」ギュ

ヴィータ「ん……」

はやて「ちょっとだけ、私のことを信じて話を聞いてくれへん?」

ヴィータ「……うん」

はやて「シャマルとシグナムも、それでええか?」

シャマル「………」チラッ

シグナム「……分かりました」



78 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/04(土) 19:01:50.42 ID:Pjv39BEu0

ヴィータ「……」

はやて「正直、告白された直後はどうすればええのか分からへんかった」

シャマル「……」

はやて「けど、ここ数日考えて、みんなの気持ちにどうやって答えればええのか考えたんよ」

シグナム「……」

はやて「それで、私は決めました」

ヴィータ「……」ゴクリ

はやて「私は……夜天の主八神はやては……」



79 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/04(土) 19:04:57.26 ID:Pjv39BEu0


はやて「みんなを平等に愛します!!」


シャマル「は、はやてちゃん?」

はやて「毎日毎日考えた結果、やっぱりこれが一番の解決法だと思ったんよ」

シグナム「し、しかし、それは少々不誠実では……」

はやて「誰かを切り捨てるくらいなら、私は不誠実って言われても構わへん」

はやて「みんな私の大事な人や。せやから、私にはみんなの気持ちに精一杯答えなあかん」

はやて「そして、これが私の考える精一杯や」

はやて「……ごめんな、不甲斐ない主で」



81 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/04(土) 19:11:41.64 ID:Pjv39BEu0

ギュ

ヴィータ「………」

はやて「! ヴィ、ヴィータ?」

ヴィータ「アタシは、はやてがアタシだけを選ぶより、アタシら全員を選んでくれたことがすっげー嬉しい!」

ヴィータ「ありがとう! はやて!」

はやて「ヴィータ……」



82 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/04(土) 19:12:52.03 ID:Pjv39BEu0

シャマル「私も……はやてちゃんが精一杯考えてくれたのは分かりました」スッ

はやて「ん……」

シャマル「そうやって決めてくれたことなら、私も嬉しい」ギュ

はやて「シャマル……」

シグナム「……主の不誠実は正さねばなりません」

シグナム「しかし、それが我らのためならば、私がこれ以上口を挟む余地はありませんね」

シグナム「なにより、私も恥ずかしながら、胸が踊っているのです……」ナデナデ

はやて「シグナムも……みんな、おおきに。ありがとうな」



84 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/04(土) 19:16:05.42 ID:Pjv39BEu0

シグナム「はい、我が主」ギュ

ヴィータ「はやて!」ギュ

シャマル「これからも、よろしくお願いしますね」ギュ

はやて「ふふふ、こちらこそ。改めてよろしくな」



85 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/04(土) 19:16:39.48 ID:Pjv39BEu0

>数日後

アリサ「何よ、意外にあっさり決まっちゃったのね」

はやて「いやぁ、みんなにはご迷惑お掛けしてまいまして」

すずか「良かったね、はやてちゃん」

はやて「ありがとうなぁ」

フェイト「でも、三人と付き合うって大変じゃない?」

はやて「せやねぇ。けど、自分で言ったことには責任持たんと」



86 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/04(土) 19:17:13.17 ID:Pjv39BEu0

アリサ「当然よ。普通だった最低な選択なわけだし」

はやて「熟知しとります」タハハ

なのは「でも、よかった」

フェイト「うん。みんなと幸せにね、はやて」

はやて「当然や」

はやて「私はみんなの恋人なんやからな!」

おしまい



87 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/08/04(土) 19:18:08.74 ID:Pjv39BEu0

>公園

アルフ「それで、気を使って家から出る時間が多くなったって訳?」

ザフィーラ「うむ」

アルフ「はぁ、なんて言うか、アンタも大変だねぇ」

ザフィーラ「主が幸せならば、私はそれで構わん」

ザフィーラ「それに、こうしてお前といられる時間が増えるのだから、悪くはない」キリッ

アルフ「や、ば、馬鹿……何言ってんだい……///」キュルルーン

今度こそおしまい





http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1344062817/
[ 2012/08/04 ] SS | TB(0) | CM(0)
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Author:はらみこ

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