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SSまとめ。旧はらぺこ属性。

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哩「準決勝進出と二回戦敗退。九州最強は新道寺でよかと?」 霞「は?」



20 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/06(木) 15:23:50.66 ID:UdTp5M7MO

哩「って、冗談でメール送っちょったら永水ん連中、こっちん殴り込み来るとさ」

姫子「何ばしよるとですかぶちょぉぉぉおお!?」ガビーン

煌「これはすばらくない…」

仁美「部長…収拾は付きよっとですか?」

哩「……」(冷や汗だらだら)

仁美「……なんもかんも政治が悪いからよ……」チュー

美子「大丈夫かなあ……」

煌「ものすっごく大丈夫じゃないと思われますね」

姫子「どこかん誰かさんが余計な事言わんとやったらこげん事ならんとでしたのにねー」

哩「すまん……ついな……つい……」

美子「永水の方々」

4人「えっ」



21 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/06(木) 15:33:40.69 ID:UdTp5M7MO

哩「美子、一体そいは…」

美子「え?いや、単純に福岡ん治安は悪かとですし、案内とか無かってん大丈夫かな、と」

哩「……そうやね、ネットでもよく“修羅の国”とか言われとうしな……」

仁美「流石にあんな年中ドンパチはしとらんけど、純粋な治安はよかもんとは…」

煌「ぎゃ、逆に心配になってきました」ソワソワ

姫子「だ、誰か案内役とか設けません?」

哩「案内役?」

姫子「少しでん好感触持たせとかんと、全面戦争とかなりかねません。それこそリアルドンパチなっとです」

仁美「成る程。そいでまずは争いん種ば摘んどく係ば決めるんやね」

美子「大変そうやね」

煌「全くですね…」

4人「じーっ」

哩「うぐぐ……」



22 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/06(木) 15:43:19.30 ID:UdTp5M7MO

哩「よ、よーし麻雀でラス引いたもんがお出迎えすっとよ!」

仁美「何自分が有利な条件出しよる元凶」ゴゴゴゴゴ

姫子「ぶちょー、そげん人やとは思っとりませんでした……」

美子「逃げる気とです?」

煌(麻雀だったら勝ち目ゼロでしたからねえ……すばらですよ皆さん!)

哩「や、やけど、麻雀部やし……」

仁美「関係無かっ!」

姫子「勝負内容はこっちで決めっとです!」

美子「あ、じゃーボンバーマンやらん?」ドサッ

4人(一体どこから……!?)



25 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/06(木) 15:49:33.10 ID:UdTp5M7MO

美子「拡張パッド使えば、5人まで対戦可能やし。どうかね?」

仁美「うぅむ……そいでん優劣は生まれるやろ?まず持ち主が圧倒的有利よ」

美子「んー、じゃー私ルーイ出ても譲るけん」

煌「るーい?」

哩「ボンバーマンに味方する謎の哺乳類よ。Yボタンで様々な能力ば出せゆっ」

姫子「詳しかとですね?ぶちょー」

哩「ボン3は青春ん1ページやったけん…」シミジミ

煌「これは……」

仁美「そうやね」

美子「部長も、ハンディやね」

哩「しまったぁ!?」



30 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/06(木) 15:55:24.29 ID:UdTp5M7MO

美子「キャラはどげんしよる?」

仁美「てきとーで良かとよ」

姫子「あ、私このハートの子で」

煌「ガンマン、かっこいいですねえ…」

哩「初期ボン一択よ」

美子「部長、なんだかガチ勢な言動しよるとですね…」

煌「ガチ勢…?」

仁美「ガチ…つまり本格的な面々のことよ」

哩「ふっふっ、素人相手やけんルーイなんぞ無くとも良かとよ!」

姫子「ゲームあんまやらんし不安やなあ…」



35 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/06(木) 16:02:46.90 ID:UdTp5M7MO

美子「ステージはどげんすっと?」

仁美「初期ステージで良かろ」

哩「トロッコ!トロッコ!」

仁美「やかましかっ!」クワッ

哩「」シュン

姫子「あー…トロッコっちゅうんは何です?」

哩「!よくぞ訊いてくれた、トロッコっちゅうんは乗れば決められたレールん沿って移動する乗り物よ」

煌「そ、それだけですか?」

哩「ふっふっ、勿論そいだけじゃ無かと。レールん上にある爆弾は爆発し、プレイヤーは轢く!更に乗っとる間は無敵なんよ!」

姫子「な、なんと……!」

煌「トロッコ、恐るべし…」

美子「降りる瞬間は無防備やけん先回りして爆弾置かれたらあっけなくやられっけどなー」ハハハ

哩「しぃぃぃぃっ!」



39 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/06(木) 16:12:14.53 ID:UdTp5M7MO

美子「んじゃ、ルールばおさらいすっとよ」

美子「ステージはランダム、一本先取。ミソボンはナシ。タイムアップもナシの、部長と私はルーイナシ」

哩「卵見つけたん燃やすんはアリか?」

美子「初心者に譲っときましょ。そいもガチ勢としてんマナーってもんです」

哩「仕方なかとやね」

仁美「んじゃ、ステージばランダムで決めっとよ」

煌「ドキドキ…」

姫子「ううう、緊張すっとです」

プルルィンッ!(決定音)

ステージ1 オナジミサン

美子「初期ステージやね、特に説明も要らん」

哩「バイオレンス感足りなかとやね」

仁美「あんたぁだーっとれい!」クワッ



41 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/06(木) 16:18:04.91 ID:UdTp5M7MO

煌「よーし負けませんよぉっ!」

姫子「わっわっ始まったっ」

仁美「昔かじった程度やけど…通用すっかな」

美子「まずは周りん壁壊してアイテム回収するんよ」

哩「ふっふっ、私ん高速回収ば見ときんしゃい…」ボーンッ

哩「む、初っ端卵か…通常ルールやったら僥倖やけど…」

美子「燃やしたり乗ったりしたらそん時点で失格とですからねー」

哩「むう。ならばこっちん壁よ」ボーンッ

卵「オイースwwwwwwwww」

哩「」

美子「」ブッ



45 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/06(木) 16:24:50.65 ID:UdTp5M7MO

煌「お、ローラースケート取ったら早くなりました」

仁美「速すぎても操作追っ付かんけん、程々が良かとよ」

姫子「火の玉はなんとなくわかりよったとですが、この爆弾マークのは…?」

美子「ああっ…ぷふ……そい、そいな……っく」クスクスッ

哩「美子…笑い過ぎよ…」ポツーン

美子「んんっ、そいは一度に置ける爆弾の数が増えるんよ」

姫子「へえー……あ、ほんと…あぶなっ!?」ボーンッ

美子「初心者はたまに事故るけん、気ぃ付けよってな」

姫子「はーい」

煌「先輩!これはなんでしょう?」

美子「あ、そいは爆弾が蹴れてな……」

ワイワイ キャイキャイ

哩「……」ポツーン



47 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/06(木) 16:33:30.45 ID:UdTp5M7MO

煌「お、もうすぐ開通しそうですよっ!」

美子「あ、ルーイ乗る瞬間に部長が解放されるんで気ぃ付けてー」

哩「ついにこん時が来よった!我が世の春が来たー!」

姫子「ぶちょー……そげん寂しかったとですね」ホロリ

仁美「開幕生殺しやったけんな……」

哩(花田がルーイに乗った瞬間!入れ違いに抜け爆弾ば仕掛ける)

哩(初心者やけん反応が遅れルーイば無駄にしよる……完璧な一太刀よ!)フフフ

美子「こっちも開通しそうやねー」ボーンッ

煌「さーて何がでるかなっ!」ルーイー

哩「隙アリ!」タタ ボムッ



48 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/06(木) 16:38:41.92 ID:UdTp5M7MO

煌「わわっ!?」

哩「悪いな花田!こいも作戦よ…はっ!?」

美子「はい、いらっしゃい」ニッコリ ボムッ

哩「」

姫子「ぶ、ぶちょーが…」

仁美「なんと見事な挟み撃ち……こいはすばらな職人芸やね」

美子「煌ちゃん、Yボタン!」

煌「ふぁっ、はい!」ポチ シュババーンッ

煌「わ、すごい速さ」

美子「緑んルーイはダッシュルーイ……上手く使えば危機回避に長けとる」ボーンッ

哩「」

姫子「ぶちょー……」



51 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/06(木) 16:43:41.60 ID:UdTp5M7MO

姫子「あ、こっちも開通したとです」ルーイー

姫子「可愛か色ですねー」ホワー

美子「あ、そいは大当たりやね」

姫子「大当たり?」

美子「ピンクのルーイはジャンプルーイ。一マス分飛び越せるんよ」

仁美「成る程、逃げには持ってこいやね」

煌「すばらですっ!」

美子「そいだけじゃなかと。ジャンプ中は無敵やけん、上手く使えば爆風も回避出来ゆ」

姫子「えっ…ええええ!?」

煌「すばっ!?」

哩「……」ポツーン



55 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/06(木) 16:48:56.82 ID:UdTp5M7MO

キャイキャイ

ボーンッ

ワイワイ

キャッキャッ

ボーンッ

哩「……」

哩(どげんして、こうなっとやったっけ……)

哩(……ああ……シード校ん永水が二回戦で敗退しよって)

哩(うちが準決に駒ば進められよってから)

哩(……つい舞い上がりよって、調子ん乗って)

哩(開会式ん時、永水の主将から貰ったメルアドに……)

哩(私は……阿呆か……っ)ホロリ

姫子「……ぶちょー?」



57 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/06(木) 16:57:00.54 ID:UdTp5M7MO

姫子「ッ!」ピローン(スタートボタン押す)

姫子「部長っ!どげんしよったとですか!?」ユサユサ

哩「う、お、」グラグラ

煌「部長……あっさりやられてしまいましたもんねえ……」

美子(やり過ぎよったかな……)

仁美(自業自得……とは言い出せん雰囲気やね)

哩「姫子……姫子、大丈夫よ。ボンバーマンやっとれ」

姫子「でも……」

哩「元々、自分で蒔きよった種。…出迎えは、私がすゆ」

哩「ほ、ほら…一応部長やし、な」ポロポロ

姫子「……」

仁美「……部長」

煌「みんなで行きましょう!」すばらっ!

哩「……花田……?」



59 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/06(木) 17:02:54.13 ID:UdTp5M7MO

煌「“誰か1人が案内役になる”……その前提が、既に間違っていたんです」

煌「私達は“新道寺女子麻雀部代表”!全員で永水の皆さんを迎えに行くべきです!」すばらっ

姫子「花田……」

仁美「くくっ……こりゃ一本取られたな?」

美子「煌ちゃん、頭良かとやねー」

哩「……はな、だ……っ」ガッ

煌「すばっ!?///」

哩「ごめん……ごめん……ありがとう……っ」エグエグ

煌「……」

煌(良いって、ことですよ)ギュ

姫子「……」メラメラ



60 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/06(木) 17:10:55.38 ID:UdTp5M7MO

仁美「おーおー、お熱いですなあ」ヒューヒュー

煌「///」バッ

哩「///」バッ

煌「……///」カアァ

哩「……///」カアァ

煌「ぶちょ」
哩「はな」

煌「……///」カアァ

哩「……///」カアァ

仁美「アツアツやねえ……」

姫子「」メラメラメラメラ

美子(こっちもアツアツ……でも近くにいると寒かと……)ブルッ



63 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/06(木) 17:18:41.28 ID:UdTp5M7MO

煌「そ、そそそういえば部長!」

哩「ど、どげんしよったとー?」

煌「永水の方々はいつ頃到着すると?」

哩「お、そいは…私もまだ……ん」ブーッブーッ(バイブ)

哩「……明日ん昼、到着予定やってさ」

姫子「土曜の昼……私は空いてますけども」

煌「先輩方は?」

美子「私は、部活やると思っとったけん空けとるよ?」

仁美「右に同じー」

哩「ん、なら全員で迎え出来ゅうな」ホッ

煌「すばらっ!」



64 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/06(木) 17:27:02.45 ID:UdTp5M7MO

哩「さ、明日ん予定も決まりよったし……ボンバーマンでもやっとよ」

仁美「まあ今日はもう部活も終了時刻近かとやしね」

美子(結局そこに落ち着くんやね)

煌「よーし、そうと決まれば負けませんよぉっ!」

姫子「……」

姫子「」(リセットボタンを押す)

バーイハドソンッ

3人「!?」

哩「姫子……!?何ば、しよって」

姫子「……ぶちょー」

姫子「今度は、ハンデ抜きでやりましょ?」ニコッ



67 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/06(木) 17:33:46.08 ID:UdTp5M7MO

哩「…ひ…め…?」

煌(姫子……すばら!)

美子「」ヤレヤレ

仁美「ま、普通んステージ飽きてきたとこやったしね」

哩「仁美……」

仁美「今度はトロッコとかどうですかね…?部長」

哩「……」ジーン

姫子「さ、もう一勝負行きますか!」

美子「ハンデ無しやったらルーイもミソボンもアリアリやね」

仁美「今度は三本先取にしたんやね」

哩「軽くストレート勝ちしとくか……」フッ

煌「うう、ワクワクしてきますねえっ!」


全員「勝負だ!」



75 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/06(木) 17:57:18.74 ID:UdTp5M7MO

小蒔「それにしても、一体どうしたんです?」

小蒔「いきなり新道寺の高校に向かうだなんて……」

霞「……少し、用事があって」フフフ

初美「目が笑ってないですよー」

霞「」(初美だけに視線をやる)

初美「ひっ……」ガタガタブルブル

春「……」ポリポリ

巴「理由、話してくれませんか…?」

霞「……そうね。そろそろ、良いかしら」

霞「あれは私達の試合が終わった後……」



76 名前: 永水はまだ良うわからんけん違っても怒らんとってな… 投稿日: 2012/12/06(木) 18:05:30.73 ID:UdTp5M7MO

 ~かくかくしかじか~

霞「……と言う訳なの。ふふ…だから少しお灸を据えてあげようと思って」

小蒔「は、はあ…」

巴「そう、なんですか…」

初美「多分それでそこまで腹を立ててるの、霞ちゃんだけですよー」

霞「」(初美だけに視線をやる)

初美「ふわあ……っ」ガタガタブルブル

春「……」(帰りたい……)

小蒔「霞ちゃんのお怒りはわかりました…でも、どうして私達も出向くことに?」

霞「それは……」

霞(……売り言葉に買い言葉で、全員で出向くって言ってしまったのよねえ……)



81 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/06(木) 18:19:09.92 ID:UdTp5M7MO

霞「ほ、ほら、見えて来たわよ小蒔ちゃん」

小蒔「わあ、ここが福岡なんですねー」

初美(スルーした…)

巴(姫様もそれで良いんですか……)

春(帰りたい……)ハァ

小蒔「この電車でどの駅まで行くんですか?」

霞「ええと……石原町、だったような」

巴「相手からは連絡、来てますか?」

霞「ええ、もう最寄り駅まで来てるそうよ」

初美(嫌な予感しかしませんねー…)



88 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/06(木) 18:28:45.90 ID:UdTp5M7MO

小蒔「石原町、着きましたね」

巴「長い旅路でしたね」

初美「んんー、意外に山ばかりって訳でもないんですねー」

霞「えーと、出口は……」

霞「……!」ピクッ

巴「霞さん?どうかしたんですか?」

霞「いや……なんでもないわ」

霞(言うだけの力は持ってそうね……ふふ)

春(疲れた……)



90 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/06(木) 18:35:41.74 ID:UdTp5M7MO

哩「――――来た」ピクッ

煌「部長…?どうしてわかるんですか!?強者の波長ってやつですか!?」

哩「ふふ、まあそんなとこやね」

煌「おお!すばらですっ!」キラキラ

仁美「一時間に一本、この時間にしか電車来んからな」

姫子「ぶ、ぶちょー……」

煌「すばっ」ズルッ

哩「ひっ、仁美ィ!」ムキーッ

仁美「はっはっ」

美子(うう……怖か人達やったらどうしよ……)



92 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/06(木) 18:41:32.36 ID:UdTp5M7MO

霞「……」ザッザッ

哩「……」

霞「……」ピタッ

哩「……」

煌(な、なんてオーラ!巫女服!そして……す、すごい胸)

仁美(ウチのもんじゃ太刀打ち出来んな…ありゃ)

姫子(私もあれくらい欲しかとです…)

美子(全員綺麗だけど……なんだか怖そう……)

哩(話し出すタイミングが掴めん……)



93 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/06(木) 18:46:42.39 ID:UdTp5M7MO

霞「……」

哩「……」

霞「……」

哩「……」

小蒔(うう……プレッシャーが……)

初美(腕組みしてる人、目つき鋭くてなんだかよくない雰囲気ですねー…)

巴(皆さん険しい表情で…とても口を挟める雰囲気では…)

春(みんな脚綺麗…羨まし……)

霞(……しまった、話し始めるタイミング完璧に逃したわ)



97 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/06(木) 18:52:22.48 ID:UdTp5M7MO

哩「……っ」スゥッ

霞「!」ピクッ

哩「本日は、遠路遥々お越しいただきまことにゃぐっ」

霞「……」

哩「……///」カアァ


 シーン……


姫子(ぶちょー……)

煌(すばらくない……)

仁美(ここで噛みよるか……)

美子「」オドオド



100 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/06(木) 18:57:39.11 ID:UdTp5M7MO

霞「……」

哩「……///」(涙目)

霞(……これは気まずいわねぇ……)

小蒔(か、噛まれた……?)

初美(あれ、うちの大将とほのかに似た匂いを感じますよー)

春(意外と可愛い……)

巴「」オドオド

霞「え、えーと……新道寺女子の皆さん、で大丈夫かしら」

煌「は、はいっ!」

仁美「其方は、永水女子の皆さん……で良かとですね?」

小蒔「はい!」



105 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/06(木) 19:05:16.30 ID:UdTp5M7MO

姫子「そ、そいでは案内ばします……」

哩「……っ待て!」バッ

姫子「!?」

霞「……」

哩「」スゥッ

哩「」ハァ……

哩「永水女子の……皆様方」

小蒔「……」

美子「」オドオド

巴「」オドオド

哩「遠路遥々お越しいただき、まことにありがとうございます」

哩「そして……先日は本当に、申し訳ございませんでした」フカブカ

霞「……!」



109 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/06(木) 19:15:38.12 ID:UdTp5M7MO

霞「……」ボーッ

初美「……霞ちゃん」(肘で小突く)

霞「」ハッ

霞「こちらこそ……ついカッとなってしまって……」

哩「……!」(霞に顔を上げさせられる)

霞「こちらこそ、申し訳ありませんでした」ニコッ

煌「……すばらですっ!」グッ

小蒔「……めでたし、めでたし……ですね」(感涙)

巴「まだ始まったばかりですよ!?」

春(おなかすいた……)



118 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/06(木) 19:27:18.28 ID:UdTp5M7MO

仁美「じゃ、そろそろ学校に向かいますかね」

小蒔「はーいっ」グゥ

小蒔「ぁ……///」

煌「あ、もうお昼時でしたねー。私もぺっこぺこです」

哩「学校ん近く、飯屋あったか…?」

美子「うーん……」

初美「あ、あんなとこに食堂がありますよー」

霞「あら本当」

巴「では皆さん、ここで昼食にしていきませんか?」

哩「あ、あそこは…」

煌(…?なにかまずいことでもあるんですか?)

哩(…その…中々にお高いんよ……)

煌(…ああ…)



125 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/06(木) 19:36:50.91 ID:UdTp5M7MO

哩「し、失礼ながらお手持ちん方は余裕あっとですかね?なかとでしたらあそこは……」

霞「あ、お気になさらずとも大丈夫です。帰りの電車代を除けば、大凡不自由しない額は持ってきました」

小蒔「霞ちゃんはみんなのお小遣い担当ですからね」クスクス

初美「そうそう、名実ともにお母さんなんですよー」

霞「はっちゃんは要らないみたいなので、9人で行きましょうか」

初美「じょ、冗談ですから!それだけはお願いします!なんでもしますから!」

霞「ん?今なんでもするって……」

ワイワイ

ワイワイ

仁美「……どげんしよるとですか」

哩「……こんなん考慮しとらんよ……」

美子「」オドオド



164 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/06(木) 20:59:25.48 ID:UdTp5M7MO

哩「えーと、霞さん……やったな。少し良かとですかね」チョイチョイ

霞「あら、えーと…」

哩「白水哩。アドレス登録しよったやろ」ビシッ

霞「恥ずかしながら……読めなくて」テヘッ

哩「……よう言われる」ククッ

霞「それで、要件は…?」

哩「ああ……そいなんやけど」

哩「こちらはあまり……手持ちが無くて」

霞「そ、そこまでする額なの」

哩「下手すりゃ、一人前二千から三千は……」

霞「……?普通なんじゃない」

哩「えっ」



167 名前: ※個人的に永水はみな良いとこの出でブルジョワなイメージですご了承下さい 投稿日: 2012/12/06(木) 21:07:28.62 ID:UdTp5M7MO

霞「その程度でしたらお貸し出来ますが…」

哩「い、いや、こちらにもメンツってもんがあっとでして」

霞「そのお気持ちだけで十分です。ですから、今度は私からの気持ちを返させて下さいな」

哩「……」

霞「えーとお財布お財布」ゴソゴソ

哩「霞さん、三年よね…?」

霞「? ええ」

哩「私も三年。タメやけん、敬語は無しで良かとです」

霞「…あなたもね」クスッ

哩「ああ……助かる」



171 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/06(木) 21:12:51.16 ID:UdTp5M7MO

霞「はい」(二諭吉)

哩「ひっ!?」ビクッ

霞「……? どうしたの哩ちゃん?」ビラビラ

哩「そげん大金、受け取れん……っせめて一枚……っ」ガクガク

霞「返さなくて良いから」

哩「もっと受け取れるか!一枚で十分よ!」

霞「そ、そう…?」


煌「さっきから向こうで何話してるんですかね?」

初美「あの人達のことです、きっとくだらないことですよー」

春(……ごはん……)



177 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/06(木) 21:20:59.24 ID:UdTp5M7MO

霞「哩ちゃんのお許しも出たし、みんなお昼にするわよー」

初美「わーい!」

姫子「あそこ初めて行くとです!」

仁美「家族と一回だけ行きよったかな」

小蒔「福岡のごはん……楽しみですっ」

哩「…そういや…霞」

霞「どうしたの?哩ちゃん」

哩「その……ちゃん付けは、恥ずかしかよ……出来れば、よしてくれ」

霞「可愛いじゃない、哩ちゃん」

哩「……もぉ勝手にせいっ///」プイッ

霞「ん♪」ニコニコ



179 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/06(木) 21:27:21.55 ID:UdTp5M7MO

巴「わ、中広いですね。お座敷もあって」

霞「大所帯だし、お座敷借りましょうか」

美子「良かとやったんですか、部長」

哩「……ああ。うちのもんの分は、私が出す」

煌「そ、そんな!悪いですって」

哩「良かとよ。そんかわし、なるたけ安い奴な?」ニコッ

仁美「ゴチになります~」

初美「霞ちゃん霞ちゃん!私はいくらまでの頼んでいいんですか~?」

霞「え、はっちゃんは抜きじゃなかったかしら?」ニコッ

初美「…おにっ…あくまぁ……」ふえぇ

霞「冗談ですって」ナデナデ



182 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/06(木) 21:34:51.41 ID:UdTp5M7MO

煌「メニューはこれですね?」バラッ

煌「」フッ

姫子「花田?花田!?」ガクガク

煌「ふわっ」ハッ

哩「あまりん価格に意識ばトばすか……私もようわかる」

仁美「……ここ、ランチでん最低1500はしよるけんな……」

美子「ほ、本当に」

哩「良か良かっ!ほれ頼みんしゃいお前達!」

煌「メニューによんけたいじょうしか……ないです……」

姫子「単品がほぼ無かとやね…セット物ばかり……」

哩「つくづく恐ろしか店やね…」



186 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/06(木) 21:42:00.45 ID:UdTp5M7MO

小蒔「私この特選海鮮三種盛りランチっていうのが良いです!」

霞「小蒔ちゃんはお刺身好きねえ」

小蒔「はい!」

初美「霞ちゃん!私はこの豪華海老三昧ランチが……」

霞「あ、はっちゃんはお子様セット以外の選択肢はありませんから」ニコッ

初美「うう……」グスッ

春「……黒糖…アイス……」ジュル

巴「デザートはまだ早いのでは……」

霞「とりあえず適当に頼んでしまおうかしら……すいませーん」



191 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/06(木) 21:53:22.06 ID:UdTp5M7MO

 「よりどりお刺身ランチのお客様ー」

姫子「あ、はーい」

姫子「すげえ早さとですね!注文しよったばっかりですよ?」

仁美「ここはほんにあっちゅー間なんよ」

哩「あちらさんも全員分料理運ばれるまで、手ぇ付けたらいかんぞ」

煌「合点です!」

小蒔「新道寺の皆さん、優しいですね」

巴「お気遣いありがとうございます」ペコッ

霞「ふふ…ありがとうね哩ちゃん?」ニコッ

哩「……っ///」テレッ

哩「…やかまし」ボソッ



194 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/06(木) 21:59:04.15 ID:UdTp5M7MO

霞「こっちは全員分来たわよ、哩ちゃん」

哩「…っ、最早わざとか」

霞「何のこと?」ニコッ

哩「……えー、では、いただきます」


 「「「「いただきま~す」」」」


霞「つれないわね?」

哩「黙って食えっ」

霞「」ニヤニヤ

哩「……っ」

姫子「新しかライバルの予感がすっとです」

煌「姫子?食べないの?」



198 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/06(木) 22:05:24.74 ID:UdTp5M7MO

初美「うう……そぼろごはんおいしいですよ~」モグモグ

霞「はっちゃんはっちゃん」

初美「?」

霞「はい、あーん」(海老を口の前に)

初美「」パァッ

初美「あー」
霞「」パクッ

初美「#£●□¥☆▲〒!」(小蒔の手を叩きつつ霞を指差す)

小蒔「霞ちゃん~もぉ…めっ、ですよ」

霞「ごめんなさい……はっちゃんがあまりに可愛くて」

小蒔「それなら仕方ないですねっ」

初美「!?」ガーンッ

巴「あ、あの……私のお魚、半分食べます?」

初美「ともえちゃんん……」

春(ほんとに年上なのかな……)



201 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/06(木) 22:12:19.13 ID:UdTp5M7MO

煌「すばら!すばらです!…ぅくっ」ズズー

仁美「食べながら泣くなっ!鼻垂らすな!」

美子「ほんとこれ……んん~っ」モグモグ

哩(…霞に、…感謝ばせんとな)モグ

姫子「ぶっ、ぶちょー!」

哩「ん?どげんしよった?」

姫子「…あーんっ…」(刺身を差し出す)

哩「……いや、自分のがあるけん」

姫子「あ~~~~……っ」グググ

哩「わかった!わかったけん!」グイイ

哩「」パクッ

哩「……こいで……良かとっ?///」ムグ

姫子(ぶちょぉぉぉおおお)ビビクン



205 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/06(木) 22:22:08.10 ID:UdTp5M7MO

哩「……」ズズ

哩「ふぅ」

哩「ごちそうさまでした」


 「「「「ごちそうさまでした~」」」」


煌「はあ……すばらでしたねえ」

姫子「もうスーパーの刺身、買えんかも…」

春「スーパー……?」

小蒔「味噌汁も絶品だったです!」

姫子「うんうん、たまらんかった!」

初美「セットでついてきたプリンがうれしかったですよ~」

美子「えっ……」

巴「初美さん……」



209 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/06(木) 22:26:40.21 ID:UdTp5M7MO

霞「…ありがとうね、良い店紹介してくれて」

哩「…私はなんもしとらんよ。礼ば言うんは…こっちの方よ」

霞「……大したこと、してないわ」

哩「そか……」

霞「……」

哩「……」


クスッ…


仁美「なんか怪しい雰囲気やね?」

小蒔「霞ちゃん、あんな楽しそうに笑うの久々に見た気がします」

初美「だから今日は一段と当たり強かったんですかね~」

巴「あ、あれは愛情表現なんですよ、きっと」

姫子「ぶちょー……」



231 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/06(木) 23:05:44.11 ID:UdTp5M7MO

煌「……」ホゥ…

姫子「ど、どった花田…そげんため息吐きよって」

煌「いやあ、永水の人達…みんな良い人で良かったなあって思って」

初美「気をつけてくださいねー若干名悪魔がいますよー」ボソッ

霞「」クルッ

初美「ひっ……」ビクッ

姫子「距離、4メートルは離れとる屋外で、あの呟きが聞きとれっと……!?」

煌「な、何者なんですか彼女は!?」

初美「」ガクガクブルブル

煌「……これ以上はダメみたいですね……」

姫子「こげん小さか子ば……仕方なかとよ」

巴「あ……初美さんは、三年生ですよ?」

煌「すばっ!?」

姫子「ファッ!?」



236 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/06(木) 23:15:43.71 ID:UdTp5M7MO

仁美「…そうか、そいで訳もわからず此方へ」テクテク

小蒔「はい…少しは相談してくれても良いのに。霞ちゃんったら、たまにやんちゃなんだから」テクテク

小蒔「でも、良い所ですね新道寺!ご飯は美味しいし田んぼもありますし」

仁美「いや、田んぼはどこでんあるやろ」ビシッ

春「……」ポリポリ

美子「……」テクテク

美子「何……食べとるの?」

春「……黒糖」テクテク

美子「黒糖……ふ菓子、好きやったな……」

春「……」テクテク

春「…食べる…?」

美子「くれるん?……ありがと」ニコ

春「……」ポリポリ

美子「……」ポリポリ



242 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/06(木) 23:30:43.73 ID:UdTp5M7MO

霞「……哩ちゃん、これからどうするのかしら?」テクテク

哩「……とりあえず、学校行って練習ば付き合ってもらう。…そっからは、まだ……」テクテク

霞「折角福岡来たんですもの、何か観光したいわ」テクテク

哩「こっちはあんま見るもん無かとよ…」テクテク

霞「ふーん……」テクテク

霞「じゃ、哩ちゃんち見てみたいわ」

哩「はあ……わた……えぇ!?」ビクッ

霞「ダメかしら?」

哩「あ、いや、……終電とか……」

霞「明日も日曜日。お休みだもの、良いでしょう?」ニコッ

哩「駄目、と言うても意地でんついて来そうやね……」

哩「……ソファ、小さかもんしか空いとらんぞ…」

霞「ふふ、哩ちゃん大好き♪」ニコッ

哩「ふんっ……///」



248 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/06(木) 23:47:16.42 ID:UdTp5M7MO

哩「えー、ここが新道寺女子、麻雀部です」

小蒔「結構立派なんですね!」

霞「部員これだけでこの広さなのかしら…さすが名門」

哩「いや、今日は登校自由やけん、代表の私達しか居らんだけよ」

霞「ああ…」ポンッ

哩「さ、バンバン打ってくぞ。九州ん強豪と打てる……こげんチャンスはそう無かとよ」

霞「私たちも良い経験になるわ。お相手いたしましょう」


ワー ワー


霞「お手柔らかにね、哩ちゃん」

哩「保証は出来んぞ……」



253 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/06(木) 23:55:47.87 ID:UdTp5M7MO

哩「ツモ。12000は4000オール」バラッ

霞「ふんふむ」

煌(今のところ、目立った動きは無さそうですね……)

巴(わ、私……なんでこの卓入れられたんですかぁ!?)

哩「なんか隠しとるな?出し渋っとったら容赦せんぞ」

霞「あら……それはお互い様だと思うけど」

哩「……」ニッ

霞「……」ニコッ

煌・巴(こわい……!)



255 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 00:07:00.29 ID:aIjw01ZHO

美子「ロン。8000」バラッ

小蒔「あわわ…」

仁美(リーチから簡単に危険牌切るあたり、そこまでの打ち手とは思えんが……まだ様子見やね)

初美(早く北家来ないですかねー)

仁美(……相変わらず配牌が調子悪いんも、なんもかんも政治が悪い)


春「……」ポリポリ

姫子(暇やなあ……この子も黒糖かじりよるだけやし……)

姫子(ぶちょーなら使わんでも、ちゃっちゃかどっかトバしてそいで終わりに出来そ……)

ガッガガッガシッ

姫子「――――ッ!?」ビビクン

姫子(ぶ、ぶちょー……!?)



259 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 00:19:38.43 ID:aIjw01ZHO

霞(……気付かれたかしらね?)クスッ

哩(……姫子、すまん)

哩(お前ん力、借りるかも知れん)

煌(場の空気が変わった……!?)

煌(く、箱割れだけは回避しないと――――ッ)

巴(ま、まさか私を同卓にしたのってそういう意味ですか!?)

霞(苦手分野、いかせてもらおうかしら?な~んて……)

哩「っツモ!4000オール!」

霞(これでも五飜和了るなんて……とんでもないわね)クスッ

哩(この得体の知れん重圧!…計りしれん…!)



261 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 00:31:23.77 ID:aIjw01ZHO

姫子(倍満キー……)

姫子(私の能力が必要な程、強大な相手とですか――――!?)

初美「ポン」

仁美(続けて役牌鳴かれたか……速攻で流される前に……)

美子「リーチ……」チャリ

仁美(よし、美子が一足早く仕掛けよった…!)

初美「ツモ」バラッ

仁美「!?」

初美「大四喜。48000…あ、大会ルールなら32000ですねー」

小蒔「さすが初美ちゃん!」

美子(……そん、な)

仁美(なんもかんも…)



263 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 00:41:34.35 ID:aIjw01ZHO

煌「っあ――――!」

煌「くったびれましたよぉ」フニャ

哩「お疲れさん。…ようトバんかったな?」

煌「伊達に真打ち自負してませんよぉ…」クター

霞「哩ちゃん、やっぱり強いわねぇ」ニコッ

哩「……ウチのエースはこげなもんじゃ無かとよ…なあ、姫子?」

姫子「ふぁっ、はい!?」

哩(しばり、キツうかけ過ぎたか…?)

巴「大丈夫ですか霞さん?祓いますか?」

霞「まだ大丈夫。もう半荘一回くらいは…ね」

哩「次は姫子、入りんしゃい。花田はそんままで」

姫子「了解です!」

煌「ひえ――……」



264 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 00:48:32.74 ID:aIjw01ZHO

哩「仁美と美子は……な、何があった」

仁美「」ズーン

美子「……」

初美「私の必殺役満が火を吹いたのですよー」フフンッ

哩「役満……!?」

仁美「部長…あんちびっ子、この半荘で二回……大四喜ば和了りよったとです」

哩「…ば…馬鹿な…」

小蒔「これが初美ちゃん必殺の“裏鬼門”です!」

初美「姫様、バラしちゃだめですよー!?」

小蒔「ああっ!」

哩(役満ば……自由に和了る!?そげん事が……!?)



267 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 00:56:06.23 ID:aIjw01ZHO

哩(どげん手品にも、カラクリはある)

哩(そいは私んリザベーションもそう)

哩「美子、私と交代。…黒糖っ子、どげんしよる?」

春「……春」

哩「…ん?入るか?」

春「滝見…春」

哩(たきみ、は…?………あ、名前か)

哩「あ、ああ…すまん。春、お前さんは?」

春「……見てる」

哩「……そうか」

春(悪いモノを……見てる)



270 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 01:13:52.97 ID:aIjw01ZHO

 ~姫子の麻雀描写及びキーの使い方がわからないので過程はキンクリされました~

煌「」ドサッ

姫子「うん……まあ、こいだけん中、花田はようトバんかったと思う」

巴「はるるちゃん!」

春「」コクリ

霞「少し祓ってきますね~」ヒラヒラ

姫子「……祓う…?」


小蒔「……はっ!また寝ちゃってました?私……」

初美「…神様に私は狙わないよう言っといてくださいー」ブーブー

哩「なんとかトバされんレベルやったか……」

哩(ブロックが違っとるだけで……ここまで格も違ってくるんか)

仁美「政治が悪い…」

哩「仁美も、お疲れさん」



272 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 01:22:16.95 ID:aIjw01ZHO

哩(こん練習試合で、いくつもの収穫があった)

哩(一番のそいは)

煌「うぐぅ……」

哩(持ち点25000で……花田がトバされんかった点か)

哩「…ん?そっち側、永水ん面々は…?」

姫子「なんか、“祓ってくる”とかなんとか…?」

初美「あー、あれを使ったんですねー」

哩「あの…不可思議な絶一門現象か?」

初美「詳しくは内緒ですけどねー。姫様みたいに神様を降ろすんですよー」

哩「…は、はあ…」

哩(ち、抽象的過ぎてわからん…)



274 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 01:31:35.23 ID:aIjw01ZHO

哩「そいじゃ本日の練習はここまで!」

哩「ありがとうございました!」

新道寺の面々「ありがとうございました!」

霞「いえいえ…」

初美「それほどでもありませんよー」

小蒔「こちらこそ、ありがとうございました」

巴「…で、霞さん?これからどうするんですか?」

霞「え?哩ちゃんちに泊まろうかと…」

哩「おっ……ま!///」

初美「わー!お世話になりますー!」ダキィ

哩「ええ!?」

霞「……」ガシッ

初美「」ビクッ

霞「……」

初美「」(その場で体育座りになる)



276 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 01:40:03.69 ID:aIjw01ZHO

姫子「そいじゃあ私もぶちょーの家泊まりたかと!泊まらせてくださいぶちょー!」ガッ

哩「お前は先月泊まりよったばっかりやろ!」グイー

姫子「花田ん奴ならまだしも、他ん女となんて――――ッ」

哩「ご、誤解ば招く発言はよせ!」

初美「……ホテルでも探しますかねー」

小蒔「えーお泊まり会楽しそうですよ?」

春「……」(美子の手を握る)

美子「…春ちゃん?」

巴「はるるちゃんがこんなに懐くなんて……何があったんです?」

美子「……?」

哩「よし、じゃあ1人1人ペアば作りよってそれぞれん部屋に泊まる!決定!」

煌「なんですって……!?」



281 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 01:50:19.52 ID:aIjw01ZHO

霞「私は先約してるもんね?哩ちゃん……」

哩「ちっとでもヘンな事しよったら、部屋叩き出すけん」

霞「意外と意地っ張りなのね?」

哩「……」フイッ

初美「霞ちゃんの攻撃から守る盾になってくださいー」

姫子「ああ、さっきん視線から逃れとったやつですね?」

初美「あ、あと私これでも先輩なんですからねー?」

姫子「…そいは、さっき聞きよったとです」

春「……」ギュ

美子「……??」

巴「あ、先ほどはどうも……」

煌「いえいえ、こちらこそです!」

小蒔「では、宜しくお願い致しますねっ」

仁美「仕方無かとですかね……」



284 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 01:56:37.34 ID:aIjw01ZHO

 ~仁美の部屋~

小蒔「わあ……」

仁美「…特に、珍しかもんも無かとやって思いますが…」

小蒔「人間の住む部屋って感じですね!」

仁美「頭で人ば判断せんでもらえますかね?」

小蒔「ん、これは…」

仁美「あ、昨日んジュース…捨て忘れよったやつとです」

小蒔「ジュース!飲んでみて良いですか?」

仁美「いや腹壊しますって!」

仁美(こん人…典型的世間知らず!?)



287 名前: 新道寺は全員寮暮らしって設定でオネシャス! 投稿日: 2012/12/07(金) 02:04:13.90 ID:aIjw01ZHO

 ~煌の部屋~

煌「さあどうぞどうぞ、好きなところにお掛けくださいっ」

巴「お、お邪魔します……」

巴「」キョロキョロ

煌「何か、妙なとこでもありましたか?」

巴「クワガタとか、飼ってらっしゃるのかと思いまして……」

煌「あ~それよく言われますねぇ」

巴「とてもきっちり整理整頓されていて、なんというか…綺麗好きなんですか?」

煌「惜しいです!正解は~」

煌「片付けるのが面倒なので、極力引っ張り出しもしないのです!」すばらっ!

巴「そ、そうなんですか……」



291 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 02:11:16.05 ID:aIjw01ZHO

 ~美子の部屋~

美子「えと…狭かとこですけども」

春「……」キョロキョロ

美子「そんな面白か物は無かとやと思うけど…ごめんね」

春「……」(スーファミに触る)

美子「あ、スーパーファミコン知っとる?随分前に出たゲーム機なんやけど…」

春「ゲーム機……?」

美子(もしかしたら、ゲームも知らんのかも…)

美子「…ちょっと、一緒にやってみう?」

春「」コクコク

美子「じゃあ……2人プレーね?あ、Aんボタンで爆弾が出るけん……」



293 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 02:19:26.17 ID:aIjw01ZHO

 ~姫子の部屋~

初美「お邪魔しま……すごいピンク色ですねー…」

姫子「そ、そうですかね?カーテンくらいやと思うとですが」

初美「あ、勉強机ですねー!ホコリ被ってないなんてえら…あれ、日記帳?」

姫子「わ゙――――ッ!!」ダダダッ

初美「ひゃああ!?」ビクッ

姫子「ご、後生とです!そいだけは…そいだけはァ…っ!」

初美「はっは~ん…恥ずかしいこと書いてるんですねー?」

姫子「や、やめ…っ」

初美「なになに?既にてらてらと淫靡に濡らした哩の花弁は貪欲な…までに…姫子を…誘っ……///」カアァ

姫子「」



295 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 02:28:32.97 ID:aIjw01ZHO

 ~哩の部屋~

哩「……」ハァ

霞「あらあら、ちっとも歓迎ムードじゃないわねえ?」

哩「……そりゃ、自分から泊まりたか言いよる輩ば、家に上げよったけん」

哩「常に警戒は必要やろ?」

霞「これじゃあ哩ちゃんの家捜し出来ないわね…」

哩「せんで良いっ」プイッ

霞「」(後ろを向いた哩を抱き締める)

哩「な…ヘンな事、しよったら」

霞「」(耳に息を吹きかける)

哩「んっ…外、放り出、しっ」

「わ゙――――ッ!!」

哩「」ビクッ

哩「な、何ばしよっと!離しんしゃい!」バッ

霞(残念…☆)



301 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 03:06:38.31 ID:aIjw01ZHO

 ~再び哩の部屋~

霞「ねえ、哩ちゃん」

哩「ん?」

霞「晩御飯はどうするの?」

哩「んー……あり合わせなもんでてきとーに……」

霞「それも良いけど……やっぱり、お泊まり会なんだから」

霞「バーベキューしましょう?」

哩「なっ……!?」

霞「そうと決まればほら、買い物買い物……」

哩「い……いやいや!セットが無かとよっ」

霞「それは、多分あの子達の誰かが持っているわ」

哩「そげん無茶苦茶な……」



305 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 03:19:06.65 ID:aIjw01ZHO

霞「出掛ける前に部員みんなにメール送って…と」

哩「やけど……そげん勝手に…!」

霞「まあまあ、今は固いこと言いっこ無しって事で…ね?」

哩「……」

哩「本当…強引よ。霞はいつもいつも」

霞「……ごめんなさいね。でも、私…」

哩「わかっとる。……ほら、行くぞ」

霞「哩ちゃん……」

哩「……誰もコンロ持っとらんかったら」

哩「お前が、みんなに焼いて振る舞いんしゃい。そいで、チャラよ」

霞「……うん」

霞「私、料理したことないけど」ニコッ

哩「…台無しよ」



306 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 03:26:07.15 ID:aIjw01ZHO

霞「哩ちゃん、私、初めてスーパーで買い物してる」

哩「そうか」

霞「欲しい物、自分で見定めて、自分で取って……こんなの、初めて」

哩「嫌みか」

霞「違うのに……どう、伝えれば良いのかしら……」

哩「こいで大体のもんは……!?」

ワイワイ

ガヤガヤ

哩「人が……すげえ、集まりよる」

霞「ああ…哩ちゃんが可愛いからね、きっと」

哩「いやそいば言うんやったらお前の恰好と胸と魅力やろ」



308 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 03:32:56.10 ID:aIjw01ZHO

 「あ、あの!新道寺ん部長…哩さんとですよね!」

哩「え?あ、はあ……まあ……はい」

 「ほ、本物やった!」
 「こげんとこで哩ちゃんに会えっとは!」
 「本物はテレビよか数段可愛かと!」
 「ぼくらテレビで新道寺応援しとったんです!」

哩「あ……は……はあ……ありがとうございます」タジッ

霞「哩ちゃん」ガシッ

哩「霞!?」

霞「失礼します」ニコッ


  ゾ――――ッ!

  ズァッ!


哩「人集りが……」

哩(モーゼん海みたいに……割れた……)



309 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 03:36:40.61 ID:aIjw01ZHO

哩「……」

霞「あ、お代は出すから安心してね」

哩「……霞」

霞「? どうかしたかしら?」

哩「お前……さっき」

哩「“降ろした”ろ」

霞「……」

霞「……ほんのちょこっとだけ、ね」

哩「……」

霞「……」



312 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 03:44:51.67 ID:aIjw01ZHO

哩「そいが、どんなデメリットば被る行為かは知らん」

哩「が……恐らく。多用は芳しくなかもんやってのは……判ゆ」

霞「……大丈夫、だから」

霞「哩ちゃんの為だったら、大丈夫」

哩「……バカも休み休み言うとれ」

哩「私ん周りで、知り合いに辛か思い……して欲しく無かとよ」

霞「……私も、知り合いかしら」

哩「何ば今更」

霞「……哩ちゃんは、優しいわね」

哩「……黙って歩きんしゃい」

霞「……」

霞(……ありがとう)



314 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 03:53:11.51 ID:aIjw01ZHO

哩「んっ」ブーッブーッ(バイブ)

哩「メール……なっ!?」

霞「どうしたの」

哩「……バーベキューセット。持っとる奴が居った」

霞「ほら、言った通りでしょう?」ニコッ

哩「本当、何もんなんよお前さんは……」

霞「曲がりなりにも神様の使いですもの。ふふ……」

哩「…今度こっち来よる際には、御守りでん土産に持ってきてくれ」

霞「意外。哩ちゃん、占いとかそういう非科学的な物信じなさそうなのに」

哩「……霞んとこなら…信憑性があるけん」

霞「……ふふ、任せておきなさいな」



316 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 03:58:41.31 ID:aIjw01ZHO

霞「で、種類はどうするの?安産祈願?」

哩「まだ産む予定も相手も無かとよっ」

霞「じゃあ……」ンー

霞「…恋愛成就?」ニコ

哩「っ」ドキ

哩「……無病息災!」

霞「なぁんだ。つまらないわね」

哩「御守りにつまるもつまらんも無かっ」

霞「はいはい…」

霞(本当、可愛い)



317 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 04:07:47.79 ID:aIjw01ZHO

哩「ただいま……ってんん!?」

霞「わぁ、みんな屋上に集まっちゃって。本格的ね」

煌「お帰りなさい部長っ!」

初美「お肉!お肉ですよー!」

哩「…にしても、本当に持っとるとはな。コンロ」

霞「実は私、最初から目星付いてたの」

哩「……嘘やろ」

霞「ふふ……私は神様の使いなのよ?」

霞「このセットを持っていたのはあの羊みたいなクルクル髪の子!……違うかしら?」

姫子「……こい、私んですけど……」

哩「……こ、の」

哩「インチキ霊能者――――ッ!!」

霞「えーっ持ってそうだったのにぃーっ!」

小蒔「ひ、羊さん!お気になさらずですよ!」

仁美(……髪、切ろうかね……)



322 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 04:29:49.87 ID:aIjw01ZHO

初美「お肉っお肉っ」ジュージュー

霞「はい、はっちゃんにはこれ」(皿にピーマンと人参を大量に盛る)

初美「ふえぇ……」

姫子「は、初美さん……半分、もらっとですから」

初美「ピンク……」

姫子「そんあだ名止めていただけますかねえ!?」

煌「ピンク?」

初美「そうですよー。この子の部屋、どこもかしこも真っピンクで」

煌「だから部屋にあげてもらえないんですねえ…」

姫子「…違うのに…違わん…///」カアァ



325 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 04:36:36.98 ID:aIjw01ZHO

哩「またそん小さか子虐めとう」

霞「あら…哩ちゃんも虐めて欲しい?」

哩「望む所よ」

霞「」ポカーン

哩「……はっ!?ちゃ、ちが、今んは台詞ば勘違いしてな……!」

霞「あっはっはっはっ……」バンバン

哩「わ、笑い過ぎよ!///」

霞「いやぁ……おかしかった。……大丈夫よ哩ちゃん」

霞「ベッドで、沢山虐めてあげるから…」(耳打ち)

哩「……」ポカーン

哩「も…もうお前出禁!私ん部屋入らせんけんな!///」

霞「哩ちゃんったら、照れちゃって……」

哩「やかまし!!///」



326 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 04:43:32.76 ID:aIjw01ZHO

小蒔「お肉、焼くの難しいですね…」

仁美「焼きよっ時、なるべく触らんのがコツとですよ」

小蒔「そうなんですか?」

仁美「ええ。焼けるんに余計に時間くいますんで」

小蒔「…羊さん」

仁美「仁美、とです……」

小蒔「す、すみません///」

小蒔「仁美さん、は…霞ちゃんと、同じ歳なんですよね?」

仁美「え、ええ。まあ…」

仁美(三年…いや、あん人高校生にも見えんけど。正直)



327 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 04:48:05.84 ID:aIjw01ZHO

小蒔「だったら、敬語はやめて下さい。私の方が、年下なんですし…」

仁美「でも、姫様って…」

小蒔「私自身はそんなに大したこと無いのに、みんなそう呼ぶんですっ」プンスカ

小蒔「今は……もう、気さくに呼んでくれるの…霞ちゃんだけ……だから」

仁美「……」

仁美「小蒔」

小蒔「…仁美さん…」

仁美「ここに居る間だけでん、……忘れれば良か。窮屈な事も、色んなしがらみも」

小蒔「…はい。ありがとうございます…」

仁美「さ、焼けよったぞ。良か肉は美味く焼かんとな」

小蒔「はいっ!」



331 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 04:53:47.54 ID:aIjw01ZHO

巴「あ……カボチャ」

煌「巴さん?どうかしましたかっ」

巴「あ、煌さん……っく!」ブフッ

煌「えっ!?ど、どこに笑う要素がありました今!?」

巴「……カボチャ……っ!」プフーッ

煌「すば?」

煌「切り身……ははあん……」

煌「」(カボチャを髪(触覚)に重ねて見せる)

巴「あっはははははは!はひ!ぐふっ……!」

巴「ごほっ!がほっ!」(笑い過ぎて悶絶)

煌「……またこの髪の新たなネタが生まれてしまいましたねえ……」すばらっ



332 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 05:01:02.55 ID:aIjw01ZHO

美子「……」ジュー

美子「はい、春ちゃん」(焼けた肉を皿によそう)

春「……」コク

美子「……」ジュー

春「はふ、はふ…」モグ

美子「美味しか?」

春「……」コク

美子「待っててもう次焼けっと、ん?」

春「……」(美子の袖を引っ張る)

春「美子も、食べて……」

美子「……うん。ありがと」

春「美味しいから…」ニコ

美子「……はふ」

美子(……笑った顔、可愛かとやね)



336 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 05:16:00.69 ID:aIjw01ZHO

霞「……」

哩「…なーにたそがれとる」

霞「…哩ちゃん」

哩「後片付けが面倒やけんそん場離れよった……ワケじゃ無かよな」

霞「…夜景が、綺麗で…」

霞「私…私達、本当に……一時の過ちでも、ここに来て、良かった」

霞「哩ちゃんのメールが無かったら……新道寺に」

霞「この素晴らしい場所を見逃していたかも知れない」

哩「……」

哩「後輩に習ったんやけどな」

霞「…?」



338 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 05:22:40.27 ID:aIjw01ZHO

哩「素晴らしいっちゅう単語は、人生で何度も何度も使うんやってさ」

霞「……」

哩「やけん、何度も言う。ばってん五文字は長い。意味が伝わりよる前に、言う機会ば逃してしまうかも知れん」

霞「素晴らしい……」

哩「そいぎどげんしよったと思う?」

霞「…どうしたの?」

哩「“すばら”」

霞「すばら?」

哩「言いやすかよう。何度も使えるよう」

哩「そん三文字に思いば込めた。“すばら”」

霞「……すばら!…ふふっ」

哩「ああ……すばら!」



342 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 05:30:17.51 ID:aIjw01ZHO

煌「おやお二方、何がそんなにすばらでしたか~?」

哩「……うん?……そうやね」

霞「敢えて名指しするのなら…あなた」

煌「すば?」

哩「花田。お前がすばらなんよ」

煌「そ、そんな……えへへ、私なんぞまだ……えへへ」ポリポリ

霞「これが“すばら”なのね?」

哩「ああ……すばら!……しいな」

煌「すばらっ!」

姫子「片付け手伝いよって下さいよー!」

哩「はいはいっ、と」

霞「向かいますか」

煌「合点っ!」



346 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 05:45:40.33 ID:aIjw01ZHO

 ~仁美の風呂場~

仁美「ふう……」ザパー

仁美(久々に高かもんばかり収めたけん…胃が驚きよって戻さんといいが)

小蒔「し、失礼しますっ」

仁美「」

小蒔「と、と、泊めてもらうお礼に、お背中お流ししますっ!」

仁美「こ、小蒔!?何ばしよっと!?」

小蒔「仁美さ……ふわあああ!?頭が、頭が普通に……」

仁美「普通じゃいかんのか?」

仁美(にしてん…やっぱ大きかとやね……)ムゥ

小蒔「いや、この感じも素敵です…すごい、こんな風に……」

仁美(縮毛矯正かけるか……?)



360 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 09:36:17.85 ID:aIjw01ZHO

 ~煌の風呂場~

巴「ご一緒しても宜しいでしょうか?」

煌「あ、大丈夫ですよー」

巴「失礼します……わ、髪の毛解くとセミロングなんですね」

煌「見事に無個性になりますね」

巴「そんなこと無いと思いますけどね……」

巴「あ、お背中お流ししますね」

煌「お構いなく~っ」

巴「それでは失礼して……」ゴシ

煌「ひゃぁっ!?///」ビクッ

巴「背中……敏感なんですね」ゴシゴシ

煌「ふあっ!もぉ、ひゃめぇ!?」ビビクン



362 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 09:45:34.18 ID:aIjw01ZHO

 ~美子の風呂場~

美子「……」ザーッ

春「……」バタン

美子「春ちゃん?」

春「……背中、流す」

美子(……まだ若かとやのに、こげんおもち……)

美子「あ、ありがと」

春(……前髪、濡れるとおかっぱみたい……)ゴシ

美子(…なんだか背徳感感じよるなあ…)

春(眼鏡無くておかっぱだと…スタイルの良さも相俟って)ゴシ

春(モデルさんみたい…)



364 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 09:56:07.08 ID:aIjw01ZHO

 ~姫子の風呂場~

初美「お邪魔しますよー」バタン

姫子「な、なんしよーとですかいきなりっ!?///」

初美「永水鉄の掟その十二、泊めてもらったら背中を流す!ですよー」

姫子「そげん掟が…」

初美「まあ嘘なんですけどねー」ケロッ

姫子「嘘とですか!?」ガーンッ

初美「……ピンクさん、やらしい体つきしてます」ゴシ

姫子「あ、あなたに言われたくなかとです…」

姫子(…そげん、日焼け跡くっきりで…)ドキ

初美(発育良くて、羨ましいですねー)ムニ

姫子「どこ触っとるとですか!?」ビクッ

初美「年下でこれは生意気ですー……」ワキワキ

姫子「いやぁぁぁああ!?」



369 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 10:05:19.29 ID:aIjw01ZHO

 ~哩の風呂場~

哩「……」ワシワシ

哩「入って来よったら、そんままで外叩き出すぞ」

霞「…哩ちゃん、カン鋭いのねえ」

哩「気配強過ぎよ。不意打ちしたかとやったら、もうちっと消す努力せい」ワシワシ

霞「かなわないわねえ」バタン

哩「……そいで、何普通に入っとる」

霞「哩ちゃん、なんだかんだ優しいから」ニコッ

哩「……っ」

霞「お背中、お流ししますね……あなた」ブクブク

哩「誰があなたか」

霞「じゃあ私が夫で良いのかしら」

哩「何の話よ」

霞「んっ……」ムニュ

哩「せめてタオル使えっ!?」(ひっくり返った声)



372 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 10:15:45.26 ID:aIjw01ZHO

霞「髪洗う手……止まってるわよ?」ムニュムニ

哩「あっ…あぅ…///」

霞「仕方ないわね、じゃあこっちも洗ってあげる…」クニュ

哩「どこ……触って……///」

霞「どこって…哩ちゃんの、形の良い」クニクニ

哩「声んっ、出さんで良かっ!」ピクッピクッ

霞「……本当、哩ちゃんスタイル良いわよね。あれだけファンが出来るのも納得……」ヌルヌル

哩「どん口が、言うとるっ、も、ぉっ、~~っ!」ピクンッ

哩「つぅっ!」(勢いよくシャワーを出す)

霞「きゃあっ!?」ジャーッ



376 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 10:22:41.15 ID:aIjw01ZHO

哩「はぁ、はぁ……っ///」

霞(……顔、真っ赤)

霞(可愛い、表情)

哩「……大馬鹿もんっ……!///」

霞(ロングの髪……しなやかな腰つき……)

霞「」ギュ

哩「んっ!?」

哩(背中に胸……当たりまくっとる……)

哩「なん……しよる……」

霞「哩ちゃんの全部がね」

霞「私を誘ってる気がして……///」(囁き)

哩「ひっ……///」

哩(色っぽ過ぎよ……本当に同い年なんか!?)



380 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 10:31:33.09 ID:aIjw01ZHO

哩「やめ、本当に……外出すぞっ」

霞「哩ちゃんを貰えるなら……それも良いかもね」クチュ

哩「っぅ!?///」ビクッ

霞「濡れてる……」ヌチ

哩「しゃ、シャワー、や、けっ、ンッ!」ブルッ

霞「ねえ……哩ちゃん……」ヌチヌチ

哩「な、なんっ…よぉ…っ///」

霞「……いい?」

哩「っ……///」

哩(……こんなん……でも……)ゾクッ



384 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 10:36:24.76 ID:aIjw01ZHO

哩「だ……だめ……っ」ボソッ

霞「わかった、ごめんなさい」パッ

哩「ぁっ……」

霞「ん?…今物足りなさげな声が」

哩「っ、出ていけェ!」ゲシッ

霞「やーもーっ哩ちゃんったら照れ屋さん♪」

哩「しねっ!!」

霞「いけずー」

哩「こ、今度やったら…」

霞「やったら?」

哩「……本気で、叩き出すけん///」カアァ

霞「……かーわいっ」

哩「っ……やっぱ今叩き出したる!///」ガシッ

霞「やぁん♪哩ちゃんったらはげし…」

哩「もう黙れお前!///」



387 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 10:44:11.02 ID:aIjw01ZHO

 ~仁美の寝室~

仁美「やけん、私はこっちで寝るけん」

小蒔「え……でも、ベッド……」

仁美「…流石に、お客さん床で寝かす訳にはいかんよ」ハハ

小蒔「そんな……」

仁美「そん気遣いだけで十分よ。さ、寝るぞ」

小蒔「…!そうだ!一緒に寝れば解決ですよ!」ポンッ

仁美「……は!?」

小蒔「ほら……」(ベッドに乗る)

小蒔「来てくださいっ!ね?」ポンッ

仁美「……お前、そいはあんま他人に気安くやっちゃいかんぞ」

小蒔「え?……仁美さんは、もう他人ではありませんよ?」

仁美「……そいでは、お言葉に甘えるとすっかね……」



388 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 10:50:15.53 ID:aIjw01ZHO

 ~煌の寝室~

煌「はい、ちょっと散らかってますけど…」

巴「そ、そんなことないと思いますよ?」

煌「そう言っていただけるとすばらですけども」ニッ

巴「ところで、煌さんはどちらでお休みに?」

煌「あ……えーと……」キョロキョロ

煌「ど~すんでしょコレ」エヘヘ

巴「……き、煌さんさえ、良ければ」

煌「すば?」

巴「……一緒に、寝ません…か……?///」

煌「え、ええ!?」

巴「……///」



390 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 10:57:18.21 ID:aIjw01ZHO

煌「やっ、そ、それは…色々、まずくないですかね!?」

巴「でも……ほんの少しの我慢で、問題解決ですよ…?」

煌「が、我慢だなんて…そんな……」

巴「……///」カァ

煌「……///」カァ

巴「じゃ、じゃあ、私、床を借りますので…」

煌「!! そ、それだけはダメです!!」

巴「ひゃっ」ビクッ

煌「お客人を床で寝かせたとあらばこの花田煌、一生の恥!ささ、ベッドへ」

巴「は……はい」

煌「……」

煌「……端っこのスペース…その、お借りしても…宜しいですか///」

巴「! 勿論です!」



392 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 11:04:20.29 ID:aIjw01ZHO

 ~美子の寝室~

美子「結構片しよったけど…まだ、散らかっとると思う…」

春「……」

美子「ご、ごめんな春ちゃん」

春「……」ポフッ

春「……美子の、……匂い」

美子「……///」カァ

春「ね……一緒に寝よう?」

美子「えっ、あ、そん、そんな」

春「……嫌……?」

美子「……」

美子(そん眼は、反則よ……)

美子「私で、良かとやったら」

春「……美子じゃなきゃ、嫌」



396 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 11:10:07.44 ID:aIjw01ZHO

 ~姫子の寝室~

初美「ここもピンクいですねー」

姫子「そ、そん…あんま、まじまじ見んで下さいね」

初美「へ?どーしてですか?」

姫子「どーもこーも……」

初美「……?」

初美「ふーむ、ベッドはそこまでピンク色じゃ……!?」ピクッ

姫子「っ!」ギクッ

初美「……やっぱり、ベッドも真っピンクですよー……」

姫子「な、ななななな、なんの事とですかね」



399 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 11:15:46.57 ID:aIjw01ZHO

初美「……」スンスン

姫子「」ダラダラ

初美「女の匂いがします」

姫子「そ、そりゃ私やって女とですし」

初美「んー、なんて言えば良いですかねー」

初美「……メスの、匂いがするんです」

姫子「」ビクッ

初美「おそらく毎晩毎晩…」

姫子「…や…」

初美「あの哩って人を想って」

姫子「嫌……嫌ぁ……///」

初美「ヒメゴト、してたんですねー……?」

姫子(……もう、しにたかとです)



402 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 11:23:34.35 ID:aIjw01ZHO

初美「まあ、寝る分には気にはならないとは思いますけどー」

姫子「……///」ボッ

初美「こんな女豹の隣とか、気が気じゃないですねー」

姫子「だ、誰が女豹ですか!///」

初美「ま、その時はその時で……」ポフッ

姫子「大丈夫とですからね!?流石に誰でん彼でん手ぇ出さんとですし!」

初美「ふああ……っふぁいふぁい」

姫子「うう…遂には軽く流されよった…」

初美(……まあ、その時はその時です)

初美(私も、……そこまで…満更でもありませんし……)



403 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 11:28:29.48 ID:aIjw01ZHO

 ~哩の寝室~

哩「お前は床な」

霞「ゆかな?何それ……声優の名前かしら?」

哩「ほー、とぼけよるか」

霞「哩ちゃんと同じベッドで寝たいわねー?」

哩「そんな自殺行為、こちらから願い下げよ。床くれてやるだけマシやと思い」

霞「……」

霞「いっぱい、いじめてあげようと思ったのにぃ……」

哩「なら尚更床やね」

霞「いじわる」

哩「何とでも言え」



405 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 11:32:06.91 ID:aIjw01ZHO

霞「けちんぼ」

哩「ケチで結構」

霞「石頭」

哩「お互い様やろ」

霞「へそ曲がり」

哩「…存外痛いとこ突きよるな」

霞「天然たらし」

哩「誰がたらしよ」

霞「美脚」

哩「悪口じゃなくなってきとるぞ」

霞「…大好き」

哩「!?」



406 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 11:37:00.44 ID:aIjw01ZHO

霞「可愛いとこも」

哩「やめろ」

霞「凛々しいとこも」

哩「やめ…」

霞「すぐ赤くなっちゃうとこも」

哩「っ……」

霞「断りきれない優しさも」

哩「…やめんか」

霞「いい声で鳴いちゃうところも…」

哩「やめんか!」

霞「全部、大好き」

哩「……っ///」

哩(そげん恥ずかしか事、ようずけずけ言えるな……こいつっ)



409 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 11:44:33.09 ID:aIjw01ZHO

霞「……」(哩の布団に潜り込む)

哩「……なんしよる」

霞「恋してる」

哩「ほー。今んは面白かボケやった」

霞「本当なのに…」

哩「……早よ床戻れ」

霞「嫌」

哩(……どっちが石頭よ…)

霞「」ギュ

哩「」ビクッ

霞「……」

哩「」ドキドキドキドキ

霞「…逃げないの?」

哩「……ここは私んベッドよ」



412 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 11:50:48.93 ID:aIjw01ZHO

霞「……貰っちゃうよ……」モゾ

哩「っ…この色ボケ巫女…っ」

霞「哩ちゃんの方が、悪口上手いわね」スッ

哩「ばっ、ど、どこ手ぇ入れとっ……!」ビクッ

霞「逃げないと、貰っちゃうから……」

哩「……っ」(霞の方に向き直る)

霞「っ、」ドキッ

哩「……///」

霞「……///」

哩「本当に好きやってんなら…こっちが先やろ…///」

チュ

哩「ふんっ///」(そっぽ向いて丸まる)

霞「」ポカーン



417 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 11:59:34.93 ID:aIjw01ZHO

霞「」

哩「……///」

霞「」プツッ

哩「き、気が済みよったんなら床に……」

霞「」(哩を仰向けにさせて両肩を掴み押さえる)

哩「なっ……///」

哩(妖艶……としか、表現出来ん表情しよる……っこいつ……っ)

霞「」チュ

哩「!?」

霞「」(深く貪るように啄む)

哩「んっ、ふ…っ、んんっ///」

哩(いか……呑まれる……っ)



419 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 12:07:37.43 ID:aIjw01ZHO

霞「」クチュ

哩「!?」

哩(舌……入って……)

霞「ちゅる……」(両手を哩の指に絡ませる)

哩(頭は否定しよるんに…体、力入らん……)

霞「ぢゅ……っ」

哩(抵抗出来んっ……!?)

霞「ぴちゅ、ちゅぷ、ちゅ、ぐちゅ」

哩「ちゅ、ちゅぶっ…んぁ、はぷっ」

哩(頭ん中全部、霞が入って来よって)

哩(理性ん氷、ゴリゴリチェーンソーで削られとるみたか感覚……っ)



421 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 12:15:36.32 ID:aIjw01ZHO

霞「んく……っ」

哩「ふあっ……」フニャ…

霞(……可愛い)

霞(可愛いかわいいカワイイかわいいカワイい可愛いカワイイカワイいかわいい可愛いッッ!!)ゾクゾク

哩「は……っはぁ……っ///」ヒクッヒクッ

霞(どうしよう、本当に収まり付きそうに無い)

霞「哩ちゃん……」(首筋にキス)

哩「っや、ぁ……ん」

霞「ちゅ、ちゅっ…ちゅっ」(キスを胸元まで落としていく)

哩「やっ!……あ、ぁぅ……っ」

霞「」(寝間着のボタンを口で外していく)

哩(…いかん…)

哩(本当に……奪われる……っ)



423 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 12:25:13.02 ID:aIjw01ZHO

霞「……ブラ、着けてないんだ」

哩「っ…あとは……寝るだけやったけん……」

哩「どっかの馬鹿が、寝込み襲わん限り…あんぜ、ンッ!」ビクッ

霞「私の為に、着けないでいてくれたの?」レロ

哩「…っ、馬鹿、か……っ」

霞「…んむ…意外と、大きいよね」

哩「あっ、先っ……くわえ…んな……ァッ!」ビクッ

霞(もっと……)

霞(声、聞かせて)カリッ

哩「んぎぃいいいっ!?」ビクビクッ

哩(電流ッ、はしッ……!?)



427 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 12:33:18.15 ID:aIjw01ZHO

哩「はぁ……ッは、ぁッ……」

霞「敏感ね……実は期待してた?」(寝間着の下に右手を潜り込ませる)

哩「そんッ……わけなッ……やめ……」

霞「……凄いぬるぬる。今度はシャワーじゃ無さそうね…?」

哩「そ……な、こと……ッッ」

霞「ほら……哩ちゃんの」(手を哩の顔の前に持ってきて、糸を引かせてみせる)

哩「や……そん…な…あ……///」プルプル

霞「はむっ」

哩「!?」

霞「ちゅる、ちゅ……ちゅぷっ」

哩「な、なん……して……」

霞「」チュ

哩「むぐぅ!?」



429 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 12:39:46.32 ID:aIjw01ZHO

霞「ぴちゃ、くちゅ、ちゅ、ちゅぷっ」

哩「あむ、んぐ、んっ……んむぅっ」

霞「れろ……ちゅぴっ」コクッ

哩「んん……っ」ンク

霞「……おいし?自分の……」

哩「そん、……わけ……なかとよ……っ///」

霞「私は好きだけど……哩ちゃんの」

哩「ば……馬鹿……っ!?」

霞「好きよ?」(股座に顔を埋める)

哩「や……やめ……」

霞「」チュッ

哩「ひゃぁああ///」



431 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 12:48:47.81 ID:aIjw01ZHO

霞「れろ…れぇっ」

哩「や……舐め……ッッ」

霞「はむっ」

哩「――――ッッ!?」ビビクン

霞「ちゅ、ぢゅ、ぢゅる…」

哩「あ、ァ、おとッ……立てて、すうなあ……ッ」ガクガク

霞「……」ズヌヌ…

哩「熱ッ!?……なッ、や、うご…く、なぁ……ッッ」ビクビクッ

霞「」ジュッジュッ

哩(あ……あ……ッ霞のッ、いったりきたりしてぇ……ッッ)

哩「あ!?や、あ、あ、きちゃ、かす、み、はなれ……ッッ」ガクガクッ

霞(イッちゃえ)グリッ

哩「ひ――――あああああああッッ!!」プシップシィッ



434 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 12:57:21.63 ID:aIjw01ZHO

霞(あ……顔に、沢山かかって……っ)

哩「はぁ、はぁ、……はぁ、っは、あ」クタ…

霞「哩ちゃん……」チュッ

哩「んぅ……んむ、ぐ、ぅん……」

霞「ちゅ、ちゅぷぷ…んっ、ちゅふ」

哩(……なんて…こと……)

霞「おいしかった……ごちそうさま?」

哩「う……あ……」

哩(今日、ほぼ初対面やった奴と)

霞「哩ちゃん……愛してるわ」ギュ



哩(…一線、越えてしまった……)



438 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 13:03:54.71 ID:aIjw01ZHO

チチチ

チュンチュン

チチチ…


哩「……はっ!」バサッ

哩「」キョロキョロ

哩「……夢か……ヘンにリアルな夢やったな」

哩(霞の姿は見えん、寝間着も乱れとらん)

哩(なんかおかしかと思っとった)

哩「……欲求、不満なんかね……」ウーン

哩「……二度寝でも、すっか」



439 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 13:09:22.25 ID:aIjw01ZHO

バタン

霞「あ、またお風呂借りてたわ。ごめんなさい了承もらう前でー」

哩「」

霞「いやあそのまま寝たら、起きて髪とか色々ベタベタになっちゃってて……」

哩「」

霞「? どうしたの固まっちゃって……あ、もしかしてまだ、昨日の引きずってるのかしら」

哩「…け」

霞「大丈夫。すっごい可愛かったんだから…あ、寝間着はちゃんと戻しといたわ」

哩「てけ」

霞「あ、言い忘れたわね……おはよう哩ちゃん?」チュ

哩「出てけ――――ッッ!!」ガーッ



441 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 13:16:30.73 ID:aIjw01ZHO

哩「えー……おはようございます……」ズーン

煌「おはよーございますっ!」

巴・小蒔「お、おはようございます!」

大多数「おはようございます……」

霞「もう……みんな寝不足?睡眠不足はお肌の大敵なのに……」ツヤツヤ

初美(喰ったんですね……この巫女ビッチ)

仁美(神様とやらの演説ば一晩中聞かされて眠れんかった……)

姫子(昨晩、何故か突然体が疼きよって……やけど隣に初美さん居ったし……眠るに眠れんかった……)



442 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 13:21:40.80 ID:aIjw01ZHO

美子「春ちゃん、よく眠れた?」

春「……」コクッ

美子「そいなら良かとやった」フフ

仁美「美子が……」

哩「笑いよった……」

春「美子は眠れた……?」

美子「ああ、ばっちしよ」

春「良かった……」ニコ

初美「は、はるるが……」

霞「こんな珍しいこと、あるのね……」



461 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 15:50:34.56 ID:aIjw01ZHO

哩「で、今日はどげんしよるんよ」

霞「え……まずは、哩ちゃんちで存分にイチャイチャして……」

哩「おう……あんま調子乗んな?」(胸倉掴み)

霞「ごめんなさい」

哩「……そいで、本当んとこは?」

霞「こーいうの、手ぶらで帰るとお偉いさん方がうるさいから。お土産買おうかな、って……」

哩「土産か……こん辺りに土産屋あったかな」

霞「途中の大きい駅には売ってたけれど……」

哩「そっちで買」

霞「哩ちゃんと一緒じゃなきゃ嫌」

哩「……」

霞「そんなあからさまに面倒そうな顔しないでよ……ね?」

哩「……仕方なかとやね…」



463 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 16:04:07.37 ID:aIjw01ZHO

哩「えー、今日ん予定が決定した」

煌「なんでしょうか!」ワクワク

小蒔「わあ、楽しみですね!」

仁美「ん、そうやね」

哩「永水ん方々がお土産買いたかそうなんで、本日は福岡のデカいとこ向かう」

姫子「都市部とですか。全国ん時使った、空港的な……」

哩「そ。やけん、今回もそん時使いよったバス乗るけん、各自遅れんように。車内でん私語も慎む!」

煌「はいっ!」

初美「了解ですよー」

霞「やっぱり締まるわねえ……流石九州一の強豪校、その部長さん」

哩「うぐ、そ、そいは…もう良かとやろ」

霞「ううん、一生覚えてるから」

哩「……」

霞「哩ちゃんと引き合わせてくれた、大事なメールなんだから」

哩「……そうやけど…も///」



466 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 16:13:18.81 ID:aIjw01ZHO

霞「哩ちゃんのオススメの福岡土産は?」(小声)

哩「……車内では静かにせい」(小声)

霞「お願い、これだけ、これだけ教えて欲しいの」(小声)

哩「……」

哩「……ひ…ひよこ」(小声)

霞「へ?」(小声)

哩「も、もう、黙っとれ!」

 「んっ、んん!」(咳払い)

哩「……す……すみません……///」カアァ

霞(…やっぱり可愛いわね)クスクス

哩(うう……)



468 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 16:21:37.69 ID:aIjw01ZHO

姫子「都市部も大会ぶりやね」(小声)

煌「そうだね…って姫子、私語は厳禁だって部長が」(小声)

姫子「そっか……やけど少しくらいなら良かとよ、きっと」(小声)

初美「あ、またえっちな話ですかー?」(小声)

姫子「ま、またってなんですか」(小声)

煌「姫子…部屋で何話してたの…」(小声)

姫子「至って普通の…」(小声)

哩「も、もう、黙っとれ!」

煌・姫子・初美「」ビクビクッ

煌「……」(人差し指を唇の前に立てる)

姫子・初美「」コクコク


哩「……す……すみません……///」カアァ



469 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 16:26:19.79 ID:aIjw01ZHO

美子「……」(車窓の景色を眺めている)

春「……」ポリポリ

美子「……」

春「美子……食べる……?」ガサ

美子「あ、ありがと」(小声)

美子「……」ポリポリ

春「……」ポリポリ

美子「……」

春「……」ポリポリ

美子「……」ナデナデ

春「」ビクッ

美子「……」ナデナデ

春「……///」ポリポリ



471 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 16:33:31.46 ID:aIjw01ZHO

小蒔「羊さん羊さん」

仁美「仁美。声が大きか」(小声)

小蒔「あっ、す、すみません」(小声)

仁美「……で、どげんしよった?」(小声)

小蒔「大きい建物が沢山見えてきて、少し興奮してしまいまして…」(小声)

仁美「……そうか。まあ、私らにとってもこんなんは珍しかよ」(小声)

仁美(ここでこいなら…東京行きよった時、大変やったろうな。チームメイトは)

小蒔「羊さん、もうすぐ目的地ですよね?」(小声)

仁美「……ああ。あと、仁美な」(小声)

小蒔「えへへ……」



474 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 16:45:59.73 ID:aIjw01ZHO

哩「総員集合ー」

仁美「ようやっと着いたか……」ノビーッ

哩「ペアん相手と並んで二列!確認とってくけん」

霞「はーい♪」(哩の腕に抱きつく)

姫子「」ピクッ

哩「ええい引っ付くな!動きにくかよ!」

姫子「」ゴゴゴゴゴゴ

初美「せんせー、姫子さんから殺気が漏れ出してますー」

初美(これでは隣の私もどうなることか……)ハッ

霞「」ニヤァ

初美(こ、ここまで計算づくだったなんて……つくづく人間離れしてますねー……)ガタブル

哩「」パシッ

霞「あう」パッ

姫子「」ピタッ

初美「」ホッ



475 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 16:55:49.00 ID:aIjw01ZHO

哩「番号ー」

哩・霞「1っ!」

煌・姫子・初美「2っ!」

煌「あれ、私2番じゃありませんでしたっけ……」

仁美「そもそも番号はいつ決めたんよ」

小蒔「部屋編で執筆されていた順番なら、私達が最初ですしね?」

巴「姫様!め、メタいです!」

美子「で、本当んとこは?」

哩・霞「その場のノリよ」

煌・姫子(ええ~……)

初美(やっぱり、この二人似たもの同士ですねー……)



477 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 17:10:30.19 ID:aIjw01ZHO

哩「そいじゃ、各自13時まで自由行動。ゴミは持ち帰る。人様に迷惑はかけんように」

霞「バナナはおやつにはいりません」

哩「無駄口ば挟まん」

霞「挟むのはバナナにしておきましょう」

哩「……」ハァ

姫子「ぶっ、ぶちょー!メゲんといてください!」

小蒔「もう霞ちゃん!」プンスカ

霞「ついいじわるしたくなっちゃって」

初美(やっぱり人の皮を被った悪魔ですねー)

仁美(部長も大変なもんに懐かれよったな…)

煌(そう言えばバナナ食べたいですね…)



479 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 17:13:42.48 ID:aIjw01ZHO

哩「……なあ、お前だけここで帰しても良かとよ?」

霞「あら……それは困るわねえ」

霞「姫様達が」

哩「……そういや、資金持ちやったか……」

霞「その後の面倒も見てもらえるんだったら」

霞「私はここで帰ってもいいのだけど……」チラッ

哩「……っ」フゥ

哩「……わかったわかった。私の負けよ……」

霞「哩ちゃん愛してる♪」

哩「…黙っとれぃ」

霞(……ごめんね)



485 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 17:35:33.97 ID:aIjw01ZHO

仁美「小蒔、ちょ、早かよ!」タタタ

小蒔「時間は少ないですもん!急げば急ぐだけ、使える時間が…っ」

小蒔「あっ!?」(袴の裾を踏んでしまう)

仁美「っ!」ガシッ

小蒔「ひ、ひつ」

仁美「ひ・と・み!」

小蒔「ありがとうございます、仁美さん…」

仁美「急ぎ過ぎるんも、あんま良か事無かとやったろ」

小蒔「……いえ」

小蒔「仁美さんのカッコ良いところ、特等席で見れました!」ドヤッ

仁美「……」(頭痛)



491 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 17:44:06.84 ID:aIjw01ZHO

巴「あ、キーホルダー……」

煌「ケータイストラップとかもありますねえ」

巴「福岡土産って、どのような物が良いんでしょうか……」

煌「うーん……恥ずかしながら、よくわからないです」アハハ

巴「結構、そんなものですよね。住んでいるからってその地域の名物を知ること、案外無いですし」

煌「それもありますが……私、出身が長野でして」

巴「ああ…道理で1人だけ標準語をお使いに」

煌「……まあ、なんとかなりますよっ!福岡で買った物なんですから、なんでも福岡土産と呼べるはずですっ!」

巴「そ、そうですよね!」

煌「そうです!」

巴「ではこのガンジーも助走をつけて殴るレベルTシャツを…」

煌「……それは止めておきましょうか。一応、神社勤めなんですし…」



493 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 17:52:01.29 ID:aIjw01ZHO

美子「……」

春「……」

美子「何が良かと?」

春「…どれがおいしい…?」

美子「……」

美子「…にわかせんぺい」

春「…じゃあそれで……」

美子「ほ、本当に良かとなん?」(冗談のつもりだった)

春「……」コク

美子「……」(にわかせんぺいの箱を取る)

美子「」(顔に付けて見せる)

春「ぶふっ!」



497 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 18:08:11.27 ID:aIjw01ZHO

初美「あれ、どうしたですかー?表情暗いですよー?」

姫子「今までツッコミ避けとったんですが」

姫子「何ですかそのはしたなか格好は!」

初美「本当に今更ですねー」

姫子「どげんファッションセンスしよっとですか!趣味なんですかそれ!?」

初美「さすがにこれ趣味で着てたら頭おかしい人ですよー」

姫子「そいじゃあなにゆえ…」ハッ

初美「……はい」

初美「罰ゲーム……なんです」ズーン

姫子「……成る程」

初美「最近はもう、この格好に慣れてきてしまいました」

姫子「そいは難儀とですね…」



501 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 18:15:35.92 ID:aIjw01ZHO

初美「それでも、悪いことばかりじゃなかったですよー」

姫子「ほう…?」

初美「これ着てたら、何故かおじさんからお小遣い貰ったりー」

姫子(あっこれアカン話とですね)

初美「よく男の人に呼び止められますし」

警官「ちょっとそこの君、少しお話させてもらっても大丈夫かな?」

初美「ほら!全然大丈夫ですよー」

姫子「ちっとも大丈夫じゃ無かとですよぉぉ!?」

警官「あっ、君はこの子の保護者かな?ちょっと一緒に話を聞かせてもらっても…?」

姫子「…私より年上とですよ、この人」

警官「えっ」



506 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 18:32:51.78 ID:aIjw01ZHO

哩「…お前は回らんで良かと?」

霞「哩ちゃんと一緒が良いですもの」ニコッ

哩「お偉いさんにどやされゆっちゅう話はどこへ行ったんよ」

霞「あはは…」

哩「……目当てのもんは」

霞「えっ?」

哩「欲しかもん。言うてみ……ある程度ならわかる」

霞「……えーとね」

霞「哩ちゃん」

哩「……お約束のボケはいらん」

霞「」ギュ

霞「…でも…嘘じゃないわ……」

哩「こ、こげんとこで…やめんかっ……///」



509 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 18:38:50.46 ID:aIjw01ZHO

霞「あれ……溢れてきてる」

哩「や、め……っ///」

霞「人前で触られて、興奮しちゃってるの……?」

哩「馬鹿……っや、人、呼ぶぞ……っ」

霞「私は良いわよ……?恥ずかしいのは哩ちゃんだけだと思うし……」

哩「ぐっ……」

霞「ふふ、観念しちゃった?」

哩「…調子乗っとるんも…今のうちよ」

霞「強がり言う哩ちゃんも、可愛い…」(顔を近付ける)

哩「……っ」



511 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 18:46:01.88 ID:aIjw01ZHO

哩「っ姫子ぉぉ――――ッッ!!」

霞「!?」ビクッ

ダダダダダダッ

姫子「呼びましたか!ぶちょー!」ゼェッゼェッ

哩「ああ……助かったぞ」

姫子「助かった?」キョトン

初美「ピンクさん、ちょっと走るの速過ぎですよー……」ポテポテ

哩「霞が、1人じゃ怖かとやって回れんらしくてな」

哩「私は万一ば考えて待ち合わせん場所から動けんし、一緒に回ってやってくれんか」

初美「霞ちゃん、案外可愛いとこあるんですねー」

霞「……はっちゃん、一緒にゲテモノ料理見に行く?」

初美「え、遠慮しますっ!」(姫子の後ろに隠れる)

姫子「は、はあ……じゃ、行ってくるとです」

哩「なんかあったら連絡せいよ」

姫子「はーい……」



515 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 18:54:51.61 ID:aIjw01ZHO

哩「……」ハァ…

哩(人に見つかったらどうするんよっ、ボケッッ)

哩「……」

哩「」(首筋の昨晩キスされた箇所に触れる)

哩(……熱い……)

哩(…さっき、あんまま姫子呼ばんかったら)

哩(……今頃……)

哩「」ポー

哩「……///」

煌「部長っ!こちら買い物完了ですっ!」

哩「おおお!?お、おお。そうか。早かとやったな」

巴「?」

煌「は、はあ…」



519 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 19:05:48.04 ID:aIjw01ZHO

仁美「ただいま戻りました…」

小蒔「いやぁ面白かったですね!」

仁美「そ……そうやね」チュー

哩「おう、仁美もよう戻った」

煌「何買ったんですか?ジンギスカンキャラメルですか?」

仁美「花田、後で覚えとき」

煌「じょ、冗談ですってば!そもそもあれ北海道名物ですし!」

小蒔「ちろ…なんとかが入った、お菓子の詰め合わせを買いました!」

仁美「チロリアンな」

煌「デロリアンみたいですねー」

哩「またそげん古いネタばもってくる」

巴(デロリアンってなんでしょう…?)



523 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 19:15:53.47 ID:aIjw01ZHO

美子「戻りました」

哩「おう美子、おかえり」

煌「何買って…ぶふっ!」

仁美「お、おま…そいは…」

美子「…えらく、気に入っちゃったみたいで」

春「」(にわかせんぺいの箱を顔に当てている)

巴「はるる、ちゃ、くっ!あはははっ!ひい……っ」

煌「巴さん、何気に笑い上戸なんですねー」

仁美「酒は入っとらんけどな」

哩「……反則よな、そんパッケージ」プルプル



525 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 19:24:55.26 ID:aIjw01ZHO

初美「ただいま戻ったですよー!」

姫子「すみません、お待たせしましたっ」

霞「……」

哩「ん、おかえり」

小蒔「おみやげ、何買いました?」

初美「辛子明太子と博多ラーメンですよー」

仁美「定番中の定番やね」

哩「霞は、何買って来よった?」

霞「…ひよこ」

哩「…お前」

霞「せっかく哩ちゃんがお勧めしてくれた物だから…ね///」

哩「……っ///」

哩「っぜ、全員揃ったけん、昼食にすっとよ」

初美「さんせーい!」

煌「すばらですっ!」



531 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 19:36:08.28 ID:aIjw01ZHO

煌「お昼は一体どこへ?」

哩「ん……せっかくの福岡やし、もつ鍋にすっかね」

小蒔「もつ鍋ってなんですか?」

仁美「んー……簡単に説明しよったら、肉ん代わりに、ホルモンば入った鍋、かね」

霞「はっちゃん、もつってどういう意味か知ってるかしら?」

初美「え?ホルモンじゃないんですかー?」

霞「ええそうよ。でもね…その昔、人の臓物をくり抜いて作ったことからその名前が」

初美「」ガタブル

巴「そ、そうなんですか!?」

煌「いや…私はよく……」

美子「あ、春ちゃん嘘やけん安心しときんしゃい」

春「……」コク



535 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 19:48:43.40 ID:aIjw01ZHO

 ~某所店内~

哩「お、来よった」

煌「私、福岡来て初めて食べるかもしれませんっ」

初美「あまりエグくないんですねー」

霞「でもねはっちゃん…」

小蒔「霞ちゃん!」

霞「はーい…」

初美「」ホッ

仁美「うん…やっぱスープは味噌やね」

美子「私、醤油も好きやったけど…」

姫子「私は両方のブレンドこそ至高やと思うとです!」

巴「美味しければ私はどれでも…」



538 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 20:05:57.42 ID:aIjw01ZHO

霞「ホルモン鍋って聞いたからもっときついのかと思ってたけど…」

哩「そいが意外と軽い。低カロリーやけん気にしよる女性にも良かと」

煌「コラーゲンも入ってますかね!?」

仁美「入っとるぞ。多分」

姫子「多分!?」

仁美「そこまでは知らんよ…店員に聞きんしゃい」

美子「締めは勿論ちゃんぽんやね」

春(ちゃんぽん…)ジュル

初美「ここまで野菜が嫌じゃない料理も久々な気がしますよー!」

巴「初美さん、野菜苦手ですもんね」

姫子(…本当に年上なんかな…)



540 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 20:14:25.59 ID:aIjw01ZHO

煌「は――――っ堪能した!」すばらっ

哩「お前が堪能してどうする」ビシッ

霞「お酒に合いそうな味だったわね」

哩「お前はまだ未成年やろ」

初美「外見が高三に見えないと思ってたら、やっぱりそういう事だったんですねー」

霞「その言葉、そっくりそのまま返すわね」ニコッ

仁美「そう言われっと、うちのは年相応なんかね」

姫子「ぶちょーが大人びとる位ですかね!」

初美「羊さんもぱっと見三年ってわかりませんよー」

仁美「お前さんに言われよったらおしまいやね」チュー



541 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 20:24:40.32 ID:aIjw01ZHO

美子「はい、どうぞ」シャカッ

小蒔「?…これは?」

美子「えーと、ニンニク料理とかの後、飲むと臭いば抑えるもんです」

小蒔「へえ…」マジマジ

霞「気が効くわね、あの子」

哩「うちは全員なんかしらしっかりしとる。…大体意外なとこで、やけど」

仁美「この道歩くっちゅう事は…部長、あれとですね?」

哩「ああ。あれよ」ニッ

初美「あれってなんなんでしょうねー?」

霞「哩ちゃんの考えだもの。きっと間違いない所よ」

小蒔「楽しみです!」

哩「……」

姫子「あ、あの……そんなハードル上げんといてくださいね…」



545 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 20:35:38.08 ID:aIjw01ZHO

霞「ここでまたバスに乗るのね」

哩「ああ、今度は30分ちょいで着くけん」

煌「仁美先輩、これはどこに向かってるんですか?」

仁美「着いてからのお楽しみ、よ」

小蒔「福岡名所ですか?」

美子「そうやね、名所…うん」

春(…どんな所だろう)

初美「おいしいものありますかねー」

姫子「さっき食べたばっかとですよ!?」

初美「まだ腹八分目です」フンスッ

煌(普段どれだけ食べさせてもらってなかったんでしょう…)



547 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 20:45:32.54 ID:aIjw01ZHO

哩「こいが福岡名物、全長123m」

哩「福岡タワーよ」

煌「東京タワーの約三分の一ですね!」

姫子「余計な事言わんでいい!」スパーン

煌「すばっ」

初美(どこからスリッパ出したんですかねー…?)

小蒔「すごい!すごいです!あんなに高い!」

哩「ちょうど良い時間やけん、タワー付近にカフェがあっとよ」

初美「ソフトクリーム!クレープ!」キラキラ

霞「哩ちゃん…デートコースバッチリね?」クスッ

哩「やかまし」



549 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 20:53:58.52 ID:aIjw01ZHO

小蒔「わらびもちクレープですって!わらびもち!」

仁美「モンブランソフトで」

巴「姫様、テンション高いですね」

霞「ええ…」

霞(普段、こんな所来れないからでしょうね…)

煌「私いちごミルクソフトでっ!」

姫子「ミルフィーユソフト?ケーキっぽい…んかね…?」

初美「抹茶わらび栗小豆!」

霞「あらあら、欲張りさんね」

初美「霞ちゃんはどうするんですかー?」

霞「カシスオレンジ」

哩「おい」



551 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 21:03:42.62 ID:aIjw01ZHO

霞「哩ちゃんは何にしたの?」

哩「……」

哩「内緒よ」

霞「私の一口あげるから教えて?」

哩「お前には言わん」

霞「……」(腰に手を回す)

哩「わかった!わかった!教える!やけん離せ!」

霞「最初からそうすれば良いのに……」

哩「……バナナ、チョコ…クレープ」

霞「」

哩「……///」カアァ

霞「バナナは、口に挟むものだからね……?」ニヤニヤ

哩「やけん嫌やったんよ…お前に言うんは…」



552 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 21:08:13.86 ID:aIjw01ZHO

哩(やけど……注文の際…目に入って、つい、頭から離れんかった)

哩(こうなるんわかっとった癖に………)

哩(き、期待しよった…?…まさか…な)ハムッ

霞「じゃあ哩ちゃん」

哩「ん…?」

霞「約束通り、私のひと口あげるわ」

哩「いらん…酒臭そうやし」

霞「そうでもないわよ?」

哩「…自分のあるけん…遠慮しとく」

霞「……」フゥ

霞「」パクッ

ツンツン

哩「ん――――?」



553 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 21:11:45.28 ID:aIjw01ZHO

霞「」

哩「」


チュー…


哩「」コクン…

霞「っ…ぁ」

哩「な、な…ななななな///」

霞「酔っちゃった?」

哩「なん……」

霞「顔、真っ赤」フニ

哩「ひねっ!」ブン

霞「おっとっ」スカッ

霞「おいしかったでしょ?」

哩「味なんぞわかるかーっ!」



560 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 21:28:11.79 ID:aIjw01ZHO

美子「春ちゃん、どれにしよった?」

春「…生キャラメルアイス…」

美子「おいしそ…ひと口貰っても、良かと?」

春「」コク

美子「んん…濃厚やね。で、後味すっきりしよる」

春「」コク

美子「…黒糖、無かとやったね」

春「……」コク

美子「あ、私のもひと口あげる。ティラミスやけど…良かと?」

春「…うん」

春「」パクッ

美子「……ふふ」

美子(妹がいたら、こんな感じやったんかなあ……)



564 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 21:39:30.52 ID:aIjw01ZHO

仁美「うん、初めて来よったが…中々やね」

小蒔「とても良い所ですねー」

初美「も、もう一個!もう一個だけダメですか!?」

霞「だーめ」

初美「良い子になりますからー!好き嫌いもなるべく言いませんからー!」ジタバタ

霞「そんな事言って、明日にはもう忘れてるんでしょう」

初美「忘れませんよー!忘れませんからっ、もう一個だけー!」

煌(年上……ってなんでしたっけ)

霞「じゃあ破ったら、向こう半年おやつ抜き」

初美「ぐぬっ……わかりましたよー」

姫子(ああ……こうして色々させられよった結果があれ……)



566 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 21:49:12.87 ID:aIjw01ZHO

哩「さ、そろそろタワーに向かうとすっかね」

小蒔「ついに登るんですね!袖まくりしておかなきゃ…」

仁美「い、いやいや!中にエレベーターがあるけん」

煌「…さすがに私も、外周から登る発想はありませんでしたよ」

巴「す、すみません、なんだか…」

煌「あ、いやいや謝る事ではありませんよっ」

初美「はー…満足ですー」

姫子「おやつ抜きにならんよう、こっから良い子にならんとですね!」

初美「良い子?……ああ!」ポンッ

姫子(大丈夫なんかね…こいで…)

霞「」ニヤリ



568 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 22:00:08.57 ID:aIjw01ZHO

巴「中には占いとか似顔絵とかもあるんですね…」

煌「アクセサリーショップとかもあるみたいです!」

哩「花田、まだ単体行動はいかんぞ」

煌「あ、はいっ」

美子「ゲーセンはあっと?」

仁美「無かとよ」

春「……」シュン

初美「ん、はるるもゲーセン行きたかったですかー?」

春「……」コクッ

霞「いつの間にそんなゲーム好きになってたのかしら……」

哩「……美子、お前」

美子「……てへ」



575 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 22:13:37.18 ID:aIjw01ZHO

哩「さて……エレベーター来よったぞ」

煌「何階行くんですか?」

哩「展望室で良かとやろ」

霞「ん?……この恋人の聖地、って方かしら……?」ニコッ

哩「グーでいくぞ?」

霞「哩ちゃんこわい~……」

哩「もー黙っとれ……頼む……」

小蒔「このスカイラウンジって言うのは何ですか?」

哩「たっかい展望レストランよ。予約制やけん一般じゃコーヒーくらいしか飲めんぞ」

煌「それは残念」

姫子(恋人の聖地……恋人の……)モンモン



579 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 22:23:59.54 ID:aIjw01ZHO

哩「…さ、着きよったぞ」

霞「……!」

小蒔「す、すごい……!」

仁美「わざわざ夕日の時間に来る辺り、心憎かとですね」

哩「思い出作りには最適やろ?」フフ

哩「なあ、かす……み……」

霞「……」(無言で涙)

哩「ど、どげんしよった!なあ!?」

霞「…違うの…」

霞「すごく綺麗で…哩ちゃ、これ、見せるために、って思ったら……嬉しくて……っ」

哩「……そげん一面もあるんか……少し意外やった」ポンポン

霞「…ありがと…っ」



584 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 22:34:38.73 ID:aIjw01ZHO

仁美(新道寺と永水…ここまで、仲良うなるとはな……)

仁美(部長のメールば聞きよった時点じゃ…誰一人、思っとらんかったろうに)

小蒔「仁美さん仁美さん!夕日が海に沈んで行きますよ!すごい……すごい……!」キラキラ

仁美「あ、ああ。今行くけん」

初美「ふわー……ふわー……!」

姫子「こげん感動的な景色…身近にあったとですか…」

煌「すばらですっ…!!」

巴「福岡って、とてもすばらな所ですね……」

美子(巴ちゃんにも移っとる……)

春「……」ホゥ…

姫子「……ん?ぶちょーはいずこ……?」



590 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 22:50:29.74 ID:aIjw01ZHO

 ~展望室、全員いるところと真反対のエリア~

霞「今日は、本当にありがとうね」(膝枕で寝っ転がりつつ)

哩「……気にせんで良かとよ。…そもそも…元凶は私やけん」

霞「…私、私最初あのメール見たとき、本当に腹が立って。悔しくて…悔しくて」

哩「……すまん」ナデ

霞「分家のみんなで……本家の小蒔ちゃんを支えて。…優勝出来ると思ってた…本当に…」

霞「でも。やっぱり、人生って上手く行かないもの。……誰が悪かったとか、そう言うのじゃなかった」

哩「……」ナデ

霞「それでも私は、私達は、精一杯、頑張った!…それを踏みにじられたような…気分だったの……」

哩「すまんな…」ナデ

霞「謝らないで……」グスッ

哩「……」ナデ



594 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 23:05:17.04 ID:aIjw01ZHO

霞「でもね。私……何度も言うけれど、こっちに来て良かったと思う……ううん、良かった」

哩「……良かとやったか」(霞の髪を手櫛で梳く)

霞「私達5人。…大会が終わって、もう、分家のみんな…離れ離れになってしまうから。せめて、5人全員、共通の思い出が欲しかったの…」

哩「福岡は…新道寺は。思い出の端役ば担えたか…?」サラ

霞「端役だなんて。…主役も良い所なのに」クス

哩「…そうか」クス

霞「……ねぇ、哩ちゃん」

哩「……ん……?」

霞「……すき……。」

哩「……///」

霞「ねえ…哩ちゃんは……?」(髪をいじっていた哩の手を握る)

霞「私の事、好き……?」キュッ



598 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 23:12:44.77 ID:aIjw01ZHO

哩「……そいは……」

霞「……///」

哩「そい、は……」

哩「……」



哩「わからん」

霞「……」

哩「友達としてなら、完全に好いとるよ。お前に会えて…良かとやったとも思う」

霞「そう……」

哩「やけど……お前に触れられ、抱かれ、無理やりとは言え……~~された事もっ」

哩「まだ経験無かとやけん…そう言うんとは、違っとるかも知れん」

霞「……哩ちゃん……」キュッ

哩「そげん曖昧な気持ちで…お前に伝えたくは無い」

霞「…そっか…」



601 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 23:19:19.98 ID:aIjw01ZHO

霞「外、夜景になっちゃった…綺麗…」

哩「……ああ……」

霞「…あのね…最後に一つだけ、お願い聞いて貰いたいの」

哩「……ん」

霞「キス、して。……哩ちゃんから」

哩「……」

霞「駄目かしら……」

哩「……」

霞「……っ、そうよね、まだ哩ちゃんの心は――――」


チュ


霞「」

哩「」


ギュッ



603 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 23:22:24.43 ID:aIjw01ZHO

霞「」

哩「」

霞(哩ちゃん……)

霞(ありがとう……)ツーッ

哩(……霞……)

哩(……また、いつでん遊びに来い……待っとるけん……)

ギュ……ッ






姫子(――――部長――――)



607 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 23:30:38.88 ID:aIjw01ZHO

 ~石原町駅~

霞「この2日間、本当に色々お世話になりました。有り難う御座いました」ペコッ

初美「ありがとうございましたー」

小蒔「ありがとうございましたっ」

巴「有り難う、御座いました」

春(……帰りたくない……)

哩「此方こそ、勉強させて頂きよっ……ました。有り難う御座いました」ペコッ

姫子「あ、ありがとうございました」

仁美「有り難う御座いました」

煌「ありがとうございましたーっ!」

美子「有り難う御座いました…」

美子(春ちゃん……)



609 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 23:35:41.54 ID:aIjw01ZHO

霞「では……」クル

哩「……霞!」

霞「」ピクッ

哩「……また…遊びに来よる事あったら、連絡すっとよ」

霞「……ええ」

霞「」クルッ

霞「“またね”」

哩「……ああ」

哩「――――また、な」



611 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 23:41:20.58 ID:aIjw01ZHO

 ~某電車、車内~

霞「……」

初美「霞ちゃん、珍しく元気無いですねー」

小蒔「親しき友人との別れは辛いものですから…」

初美「でも、お泊まりしたとは言えたったの2日ですよー?」

小蒔「それでも。もう私達と彼等は、立派な友人ですよ。間違いありません!」キッ

初美「いやー、まあ…そうだとは思いますけどー」

春(……美子……)スン

巴「はるるちゃん……泣かないで……」



霞(哩ちゃん……)

霞(またね)ウルッ…



615 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 23:48:43.50 ID:aIjw01ZHO

煌「はぁ……行ってしまわれましたねえ……」

美子「…うん…」

仁美「…楽しかとやったな」

姫子「……ええ」

哩「……」

哩(霞……)

哩「……」

仁美「」(哩の前に出そうとした足に足をかける)

哩「ふわっ!?」グラッ

哩「むぎゅ」バターンッ

煌「部長!?」

哩「…?…?」キョロキョロ



618 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/07(金) 23:56:18.34 ID:aIjw01ZHO

仁美「なん暗い顔しよっとですか。部長」

哩「仁美…」

仁美「確かに別れは寂しかもんですが、結果だけ見よったら」

仁美「仲直りして、美味いもん食べて、友人が増えて、思い出が増えて。良い事尽くめやないですか」

美子「仁美ちゃん…」

姫子「仁美先輩……」

煌「すばらですっ!」

姫子(私の結果は……)

仁美「良い事あったんなら、笑いましょうや。ね?」

哩「…仁美…」

哩「……そうやね」フッ



哩(……またな、霞)ニッ



622 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/08(土) 00:08:46.33 ID:aIjw01ZHO

 ~哩の部屋~

哩「……」

哩(っ疲れたぁ……!)ドサッ

哩(あ、制服まだ砂まみれやったっ)スックッ

哩「……ふう」(玄関で制服の砂を落とす)


ピンポーン


哩「ん……お客さん……?」(制服を着直す)

哩「はい…」ガチャン

姫子「…ぶちょー…ちょっと、良かとですか」

哩「姫子…?…ああ…まあ、入りんしゃい」

姫子「…お邪魔します…」



626 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/08(土) 00:14:21.02 ID:k0oCd0p2O

哩「…で、どげんしよった?忘れもんか?」(麦茶を注いで姫子に出す)

姫子「あ、ありがとうございます」

姫子「……」

姫子「私、見てしまったとです」

哩「見てしまった?」

姫子「福岡タワーで……」

哩(福岡タワー……?見てしまった……?)

哩(――――っ)ドクン

姫子「ぶちょーが、永水の部長と…」

哩(…なん…)ドクン

姫子「キス……しよる、トコ……」

哩(やって……ッッ)



629 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/08(土) 00:20:53.58 ID:k0oCd0p2O

哩「あ、あん、あんな姫子。そいは」カタカタ

姫子「ぶちょー。……そーいう、関係やったんですか。あん人とは」

哩「ち……違、全く持って違っとる!」

姫子「じゃあ」

姫子「部長は恋人じゃなか相手にも……そーいうコト、しよるんですね?」

哩「……ッッ」

哩「そいは…そ、そげん……」

姫子「……」

姫子「…そいじゃあ」ズイッ

哩「っ!」

姫子「私にも……出来ますよね?」(鼻息が当たる距離まで顔を近付ける)

哩「……は……はぁっ!?」ダラダラ



631 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/08(土) 00:27:53.52 ID:k0oCd0p2O

哩(な、なんよ……これぇ……っ)

哩(見られよった……!?よりにもよって、姫子に……っ!?)

哩(こげん時ん、最善の一手は…)

哩(どうすりゃ丸く収まるんよ……!?)

姫子「……」

姫子「出来んとですか。あの人には出来て」

哩「姫子、違うとる。あんな、ありゃ」

姫子「言い訳なんぞ聞きたく無かとです!」

哩「」ビクッ

姫子「出来るんか出来んのか…白黒決めよってください」フルフル

哩「……姫子……」



633 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/08(土) 00:33:04.11 ID:k0oCd0p2O

哩(私は……)

哩(私は、姫子ば好いとる)

哩(そいは間違い無かとよ)

哩(やけど、霞と同じで……まだ、友達ん域ば出とらん、…気がす)

哩(霞と同じ……?)

姫子「…ぶちょー…」

哩(霞と……同じ……なら)

哩(大丈夫……?)

哩「……」(姫子の肩を掴む)

姫子「ぶ、ぶちょー……?」



636 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/08(土) 00:37:26.10 ID:k0oCd0p2O

姫子「……ッッ」

姫子「っ部長!」グイッ

哩「ひ、姫子?」

姫子「私んコト。好きとですか」

哩(また……その言葉)

哩「……ああ」

姫子「恋愛面で、好きと……言えますか」

哩「…そいは……」

姫子「……」

哩「……すまん、私」

姫子「…!」ギュッ

哩「ひ、姫…子?」



637 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/08(土) 00:43:03.57 ID:k0oCd0p2O

姫子「ごめんなさい部長……私、私っ…」ヒッ

姫子「私ば、恋愛面で見よってくれる、部長と…っキス、したかとです……っ」ヒグッ、エグッ

哩「…ひ…」

哩「……ッッ」ギュッ

哩「…すまん…」

姫子「あ、謝らんでっ、くだ、さいぃッッ」ヒグッ…

哩「……」

哩(……すまん……姫子……)ギュゥ……

姫子「ふっ、ぅっ、……ふぇぇ……」

姫子「ふぇぇぇぇ……ッッ」ギュッ



641 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/08(土) 00:50:21.22 ID:k0oCd0p2O

姫子「……」

哩「……落ち着きよったか」ポンポン

姫子「……はい」

哩「……」

姫子「……」

哩「ひ」
姫子「ぶちょー」

哩「……ん?」

姫子「私いつか絶対、ぶちょーば振り向かせてみせます」

姫子「私ば好きにさせます」

哩「……」

姫子「やけん……私ば、恋人の意味で好いてくれよったら」

姫子「キス……してください」

哩「……ああ」ギュッ



647 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/12/08(土) 01:15:42.68 ID:k0oCd0p2O

切っ掛けは、些細なメールやった。

そいがほんの出来心からの行動やったとしても、私はそん時の自分ば褒めてやりたい。

長いようで、短かとやったこの2日間。

いや、初日含めよったら3日か。

この3日は、私にとって……忘れようにも忘れられんもんとなった。

大事な友人が出来た。

大事な想いに気付けんかった。

一線も、越えた…


やけど後悔はしとらんし、やり残した事も……無かとやと、信じたい。


……いずれ来る、計り知れん決断の日は。

この3日ば歯車にして、刻々と刻み出した。


カン。





http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1354764604/
[ 2012/12/08 ] SS | TB(0) | CM(2)
すばらっ!
すばらっ!
続き期待していいのかなこれは
[ 2012/12/08 04:34 ] [ 編集 ]
いい質だった
[ 2012/12/08 07:37 ] [ 編集 ]
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