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えり「今度結婚することになりました」 咏「えっ」 2



えり「今度結婚することになりました」 咏「えっ」
分岐→A.





















389 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/04(日) 01:23:59.44 ID:mZVeJD6P0

咏(…さて、と。…どうしたもんかねぃ…)

咏(すこやんと、……えりちゃんの……結婚式…)ズキッ

咏(行って、祝福するか……)

咏(それとも……)

咏(………………)


小鍛治健夜・針生えり 結婚式に……

A.行く

B.行かない



587 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/04(日) 16:37:45.04 ID:weMVzNyA0

>>389から

→A.行く

咏「……ふくよーん」

恒子「おー」

咏「私さー、やっぱダメだわー」

恒子「んー?」

咏「私さー…えりちゃんが好きなんだー」

恒子「………おー」

咏「えりちゃんの…えがお、が、好き、なんだー」

恒子「…………」

咏「えりちゃんは……幸せに…なって、……欲しい、ん…だ…」

恒子「……うん」



592 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/04(日) 16:47:36.30 ID:weMVzNyA0

咏「だから………っ、だか、らぁ……」グスッ

咏「……ヒック……お祝い、して……あげよ……」

恒子「…………」

咏「幸せに、あふれた……ック…えりちゃんの、えがおが……ヒック…すき、………ッ」

咏「私は、っ」

ギュッ

恒子「……わかった。わかったから……ね?咏ちゃん」

咏「っ……うぁ、ぁぁ……!えりちゃん、……えり、ちゃ……ぁ……!」ギュゥゥー

恒子「………ったく、…泣きすぎだって……」

恒子「……グスッ……この前で……枯れたと、思ったんだけど、なぁ……」ポロポロ



594 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/04(日) 16:54:38.74 ID:weMVzNyA0

………………

咏「…………」グスッ

恒子「…………」ポンポン

咏「…ありがと、ふくよん」

恒子「…おう」

咏「………もう、大丈夫だから。……今度こそ、だいじょぶ…だから……」

恒子「別に遠慮するこたぁないよ。いつでも貸してやるからね?」

咏「……グスッ……さんきゅーな、ふくよん」

恒子「いーのいーの。マブダチだろ?」

咏「……へへっ…そうだな…失恋同盟だな……」

恒子「……ハッ……それ、笑えねーよ……」



598 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/04(日) 17:07:08.59 ID:weMVzNyA0

咏「同盟に免じて、ふくよんが泣きたくなったら、いつでもココ貸してやっから」

恒子「えー」

咏「嫌なのかよ」

恒子「だって咏ちゃん、ペッタンコ…」

咏「うるせー、スレンダーなんだよ」

恒子「なんかもっと良いもん食えよ…ジャンキーなもんとか」

咏「腹にいくだろ…肉が」

恒子「あとは、あれだな。居酒屋の大将に、またイカリング貰おーぜ…」

咏「ああ…大将か……ワリーことしたなぁ…申し訳ねーや……」

恒子「今度、めっちゃ飲んで食べましょうや…あの居酒屋で、さ」

咏「…忘れねーぞ、その約束」

恒子「…ったりめーだ」



601 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/04(日) 17:19:23.23 ID:weMVzNyA0

……………

結婚式前日 夜

えり「……………」ポケー

えり「……………」ジー…

えり「……えへへ……♪」パタパタ

健夜「えーりーちゃんっ」ギュッ

えり「ひゃっ!?」

健夜「なーにニヤけてーるのー?」

えり「え?ぁ、いや、その…」

健夜「あ………それ」

えり「…この前、撮ってもらった写真…です」



602 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/04(日) 17:22:10.56 ID:weMVzNyA0

健夜「ふーん?…それ見てニヤニヤしてたの?」

えり「にっ、ニヤニヤなんて!そんな…こと……」

健夜「してましたー」

えり「してませんー」

健夜「してたったらしてたのー!」

えり「……………」

健夜「むっ」

えり「……はいはい、わかりましたよー」

健夜「ほらしてたんだー」

えり「子どもですか、あなたは…」

健夜「子どもで結構ーついこの間まで実家暮らしだったもんでねー」

えり「関係ありますか?それ」



604 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/04(日) 17:32:53.10 ID:weMVzNyA0

健夜「誰かのスネをかじるか甘えるかしないと生きていけないんですー」ギュー

えり「はいはい…」

健夜「あ、甘えたかったらいつでも言ってね?甘えられるのも好きだよ」

えり「え…」

健夜「もちろん、えりちゃんしか受け付けないけどねー」

えり「………」

健夜「…あ、でも。えりちゃんって結構他人から甘えられたりするでしょ」

えり「そう…ですかね?」



607 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/04(日) 17:38:49.75 ID:weMVzNyA0

健夜「やけに懐いてくる後輩とか」

えり「あー。そういう子なら、たしかに」

健夜「……と、いうか……」ジー

えり「…………?」

健夜「……モテたでしょ?」

えり「えっ……いや、そんなことは」

健夜「嘘だー!絶対モテた!」

えり「いえ!むしろ、あんまり良い印象を持たれなかったかと」

健夜「えりちゃんが?」

えり「ええ」

健夜「うっそだー」

えり「本当ですってばっ」



610 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/04(日) 17:46:49.44 ID:weMVzNyA0

健夜「たとえば?」

えり「たとえば……そうですね……」

えり「学生のとき、下駄箱にメールアドレスの書いてあるカードが入っていたり」

健夜「?……ラブレターなんじゃないの?」

えり「だ、だって…そんな得体のしれないアドレスに、メールなんて送れませんよ。嫌がらせでしょう」

健夜「……そう、かなあ……」

えり「あとは…ああ、体操服、盗まれました」

健夜「え゛」

えり「あれは流石に驚きましたね」

健夜「…なんというか…」



613 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/04(日) 17:53:46.18 ID:weMVzNyA0

健夜「…危ないのに狙われやすいのかな?」

えり「まぁ、昔の話ですから」

健夜「…………」ギュー

えり「?」

健夜「守ってあげるよ」

えり「…ありがとうございます」

健夜「一生、ずっと一緒だからね?」

えり「……はい」

健夜「…………」

えり「…………」

健夜「……だ、」

えり「?」

健夜「……黙らないでよ…恥ずかしいじゃん」カァァ



616 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/04(日) 18:01:57.52 ID:weMVzNyA0

えり「………ふふ」クスッ

健夜「なに?」

えり「顔、真っ赤」クスクス

健夜「むぅ…」

えり「拗ねないでくださいよ。…よしよし」ナデナデ

健夜「ちょぉ……っと……」

えり「ふふ……」ナデナデ

健夜「…………」カァァ

えり「あ、また赤くなった♪」

健夜「もーっえりちゃん!」

えり「なんですかー?」ニコニコ



620 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/04(日) 18:10:06.23 ID:weMVzNyA0

健夜「むぅ~……」

えり「……♪」ナデナデ

健夜(…えりちゃんのくせにー…っ)

健夜(明日早いけど…ちょっと、痛い目見せとかないと、かな?)

A.襲う

B.襲わない

>>625まで多数決
(※この選択肢に、ストーリーのうえで大きく変化させるようなものはほぼありません
お気軽にお選びください)



621 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/04(日) 18:10:41.80 ID:x1/rcZFe0

A



622 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/04(日) 18:13:14.51 ID:g2Z8gPcW0

A



623 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/04(日) 18:13:44.34 ID:rudEYHfO0

A



624 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/04(日) 18:13:48.08 ID:39UgmAkE0

B
ムラムラ初夜




625 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/04(日) 18:14:05.26 ID:WG4X+uP9O

A以外の選択肢が見えない



627 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/04(日) 18:21:25.34 ID:weMVzNyA0

→A.襲う

健夜「えりちゃん……」ソッ…

えり「?」

健夜「ちゅっ」ドンッ

えり「んっ……」ドサッ

健夜「ん、……ん~……」ペロッ

えり「ん、ンン……っ……!」ビクッ

健夜「ん、ちゅ……はふ」ツゥ…

えり「すこ、やさ、……ンっ……」

健夜(逃げないでよ……素直に、舌、ちょうだい?)チュルッ

えり(ぁっ……や、ちょっと…!)ピクンッ



634 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/04(日) 18:29:23.61 ID:weMVzNyA0

健夜「っ……はあ、素直じゃ、ないなぁ……」

えり「はぁっ…だめ、です…だって、明日…早く起きなきゃ…」

健夜「頑張ってね~」スルッ

えり「だ、だからぁっ!」ジタバタ

健夜「からかうから、こんなことになーるのっ」グイッ

えり「あっ……」

健夜「ふふ、えりちゃんのおっぱい、独り占め~」モミモミモミ

えり「んく……すこやさんっ…ちょっと……!」

健夜「えいっ」モミモミモミ

えり「っ!?にぁ、にゃにを……」

健夜「この前発見したんだけどさ~…」



636 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/04(日) 18:37:06.16 ID:weMVzNyA0

健夜「口の中に、指を入れて…」

えり「や、やふぇふぇくらふぁ(やめてくださ)……」

健夜「…天井のところ、触って…指で、撫でると……」ナデ

えり「ひゃぅんッ!?」ビクッ

健夜「そーそー、すごいよね」ナデナデ

えり「ぁ、ひゃっ…やらっ…」ビクッビクンッ

健夜「なんか、ゾクゾクするでしょ?」

えり「ふぁ、ぁ、ふぁぁあぁ……っ///」

健夜「ふふ、こんな感じでしたー」チュルッ

えり「ぁふ……ぁっ……」トロン

健夜「………」ニコッ



639 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/04(日) 18:42:23.86 ID:weMVzNyA0

健夜「もー、指えりちゃんの唾液まみれだよ」

えり「ご……ごめ、なさ……」

健夜「いいんだよ、別に」ペロッ

えり「ぁ…………」

健夜「ん……ちゅぅ…ジュッ」

えり(すこやさんの…舌、が…指の、私の、……)トロン

健夜「……どうしたの?」

えり「え……」

健夜「物欲しそうな顔、してるから」

えり「…………」

健夜「ん?」



641 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/04(日) 18:48:54.96 ID:weMVzNyA0

えり「……して……」ボソッ

健夜「ん?なぁに、聞こえない」

えり「きす、…してぇ……」

健夜「………」チュッ

えり「ん……」

健夜「これでいい?」

えり「あぅ……もっと、ふかいの……」

健夜「……チュ……ん、…ペロッ」

えり「ンン……は、ちゅぅ……っ」

健夜「キス、うまくなったね」

えり「…あなたが、なんども、するから……」

健夜「そうだっけ?」

えり「そーですー…」

健夜「…じゃあ、さ」



644 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/04(日) 18:55:53.38 ID:weMVzNyA0

健夜「えりちゃんは私のせいでこんなになっちゃったんだ?」ミミカプッ

えり「ひゃっ……///」ピクンッ

健夜「ピチャ…ピチャ…」

えり「ぁ、みみ、だめ……っ音、たてちゃぁ……」ゾクゾク

健夜「…ピチャ……チュ…」モミモミ

えり「ん、く……はぁぁ……っ……」

健夜(もう、身体の力抜けちゃったんだ…)モミモミ

健夜(唇は、よく攻めてたからなぁ…敏感になっちゃったか)

えり「ぁ、ふぁぁ……っ……///」



649 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/04(日) 19:01:46.30 ID:weMVzNyA0

健夜(ま、敏感になったってならなくたって)モニュモニュ

健夜(骨抜きにしてあげるんだけどね)コネコネ…

えり(んん……むね、はげしく…揉まれて…ぇ…)

えり「はぁ……ぁ、…はぅ、……」ハァハァ

健夜「………先っぽ、かたくなってきたね……」

えり「ぁ…はぁ……んん……」

健夜「……………」グニグニ

えり(さわって、…くれないの…?)



652 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/04(日) 19:07:55.35 ID:weMVzNyA0

えり「す、すこや、さん…」

健夜「どうしたの?」モニュモニュ

えり「そ、の……えっと……」

健夜「なぁに?」グニュグニュ

えり「……んん……っ……」

健夜「ちゃんと言ってよ。わからないよ」

えり(このひと……わかってながら……っ)

健夜(目、うるうるしてる…)キュン

えり「すこやさぁん……いじわる、しないでくださいぃ……」

健夜「だーめ。えりちゃんには自分の立場を知ってもらわなきゃ」



654 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/04(日) 19:14:51.39 ID:weMVzNyA0

健夜「ほら、教えてよ」ナデナデ…

えり「ん……んん……」

健夜「だれの、どんな、どこを、どうしてほしいのかな?」スリスリ…

えり「っぁ……ッ」ピクンッ

健夜「……」ニコッ

えり「…わたし、の…」

健夜「わたし?」

えり「っ…えり、の…」

健夜「そう、えりちゃんの?……どんな、なに?」

えり「………っ」スッ

健夜「だめ」ガシッ

えり「ぁッ……」

健夜「ちゃんというの。自分で弄っちゃだめ」

えり「……ぅぅ……」



657 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/04(日) 19:23:39.66 ID:weMVzNyA0

健夜「ほらほら、このまんま夜明けるまでやってる?」

えり「っ…えり、の…はりう、えりの……えっと、……」

健夜「えりちゃんの」

えり「…かたくなってる、むねの…さきっぽ、」

健夜「だめ」

えり「え……?」

健夜「もっといやらしく言ってよ」

えり「なんですかぁ、それぇ………!」

健夜「なんでもいーから」

えり「…………」

えり「すこや、さんに、むね、さわられて…感じちゃった、…ちくび、い、いじってください…」

健夜「…よくできました」パッ



660 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/04(日) 19:33:16.25 ID:weMVzNyA0

えり「すこやさんの、へんたいぃ……!」

健夜「いいよーだ」クリッ

えり「ぁッ」ビクッ

健夜「あ、こんなにかたくしてたんだ…」クリクリュクリュ

えり「ぁあ、ひゃ、あん……っ」

健夜「ふふ。コリコリだね?」コリコリ…

えり「ああぁ……っゃ、んん……っ」

健夜「……ペロッ」

えり「ひぅんッ!?」ビクッ

健夜「ちゅ、ピチャ」レロレロレロ

えり「ぃああ…っ!…///」ゾクゾク



663 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/04(日) 19:43:57.03 ID:weMVzNyA0

健夜(さてさて…)ソロソロ…

スルッ

えり「ぁ、まって、待っ……」

チュウウゥゥゥ

えり「あぁぁぁ………っ///」ビクンッ

グイッ   クチュ

えり「……ぁ……っ」ピクッ

健夜「…ん。濡れてる」

えり「あ…ぅ……ぅぅ…」ジワ


クチュリ…クチュクチュ……

えり「ぁ、あ、あぁ……っ」

健夜(左手と口で、胸を責めて…右手を、)クリッ

えり「やッ…ぁぁあんっ!」ビクンッ



666 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/04(日) 19:51:59.22 ID:weMVzNyA0

健夜「チュウゥー…」コリコリコリ…

えり「やっ、やらっぁっ…ぁんン…ッ」

えり「吸っちゃ、だめっ!コリコリしちゃぁ……!」

健夜「ん?……ヂュウゥゥゥ!」コリコリコリッ!

クチュクチュクチュ…クニュックニクニクニッ

えり「ゃッ…は、げし……まっ……あァンっ!」

健夜(そう言いながら、物欲しそうに腰を揺らしているのは誰かなー?)カリカリカリ…

えり「もっ、やぁっ…かんじるとこ、ばっかりぃぃ…!」ビクビクッ



668 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/04(日) 20:01:44.64 ID:weMVzNyA0

えり「も、らめ、もぅ、っ、ぁ、あぁっ…」ガクガク

健夜「……カリッ」キュゥゥッ

えり「あぁぁ……ッッ!!」ビクンッ

健夜「…あれ、イッちゃったの?」

えり「はぁ……はぁ……」

健夜「じゃー第二ラウンドー」

えり「えええっ!?」


健夜「ちゅぅちゅぅ…ペロペロ…」クニュクニュ

グチュグチュグチュ…コスコス、クリュクリュクリュ

えり「やぁぁ……っ…あっ…ぁっ…あぁっ」ビクビク

健夜(クリトリスに、刺激を……)ツマミッ

えり「ンぁあ!?」ビクゥッ



672 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/04(日) 20:10:19.76 ID:weMVzNyA0

えり「ゃ、ぁも、やめっ…やだっ…いやらぁっ……!!」

健夜(クリトリスつまむと、いい反応…)キュゥ

えり「ひうぅぅッ…」ビックゥ

健夜(そのまんま、ゆびを…玩ぶように…)クリュクリュクリュ

えり「あぁぁ…らめっ…んん…も、いゃぁ…!」

健夜(弄ったまま、またちくびを…)チゥッ

えり「ゃ、またっ…い、っちゃ…!」ガクガク

グリュッ

えり「ぁッ――――!!」



674 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/04(日) 20:16:29.38 ID:weMVzNyA0

…………………

えり「………すぅ…………」zzZ

健夜「………ふふ」ナデナデ

えり「……んん……」

健夜「……かわいー」クスクス

健夜(…えりちゃんさ、早く寝ようとか考えてたら逆に眠れなくなるタイプなんだから)

健夜(…ごめんね?無理矢理寝かせちゃって……でも)

健夜(気持ちよかったでしょ?)ニヤニヤ

健夜(付き合ってから、えりちゃんのために凄く勉強したんだからね~?)ニヤニヤ



679 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/04(日) 20:25:14.82 ID:weMVzNyA0

健夜(……さて、と。明日は、ついに……)

健夜(えりちゃんと……)

えり「……すぅ……」zzZ

健夜「…………」

ちゅっ

健夜(良い一日にしようね……えりちゃん)

健夜「おやすみなさい」

健夜「…………」

えり「………おやすみ、なさい」ボソッ

健夜「!」

えり「…………///」プイッ

健夜「…………」クスッ



697 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/04(日) 21:35:31.17 ID:IOcAVbrR0

翌朝

えり「………ん………」

えり「………ぁ、朝………」

えり「…………!?」ガバッ

えり「今ッなん………じ……」

えり「………あ………大丈夫、か………」

健夜「…くぅ……んにゃ………」zzZ

えり「………健夜さん?」

健夜「……すぅ……」

えり「健夜さーん、起きてください」

健夜「………んん………」

えり「健夜さん?」

健夜「………すぅ……」

えり「……………」



701 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/04(日) 21:42:05.97 ID:IOcAVbrR0

えり「健夜……さん………?」

健夜「…………」

えり「寝てるんですか?」

えり「起きてたら、返事してくださいよ?」

健夜「……むにゃ………すぅ…」

えり「…………」

えり「寝て、ますか………?」

えり「起きないと……その………」

えり「…………キス、しますよ?」

健夜「……………」

えり「……………」ソロソロ…

えり(本当に…寝てるみたい……?)



704 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/04(日) 21:47:51.60 ID:IOcAVbrR0

えり「…………っ」ジリジリ…

えり「寝て、るんですね…?」ボソッ…

えり「……………」

ちゅっ…

グイッ

えり「きゃあっ!?」

健夜「おはよーえりちゃん!」ギュー



706 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/04(日) 21:49:30.00 ID:IOcAVbrR0

えり「す、すすす、すすすこやさん!?」

健夜「なぁにー?」ギュー

えり「おっおおおおきて!?」

健夜「起きてたよー」スリスリ

えり「じ、じゃあなんでっ!?」

健夜「返事したも~ん」スリスリ

えり「嘘ですよ!」

健夜「言ったよ、“むにゃ”って」

えり「それは返事とは言いません!」



709 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/04(日) 22:00:38.47 ID:IOcAVbrR0

健夜「むー。えりちゃん真面目すぎーもっとフランクにいこうよ」

えり「はぁ……?」

健夜「いーじゃん返事が“むにゃ”でもー」

えり「いや、聞き手側が返事だってわからなければそれは…」

健夜「だから、そーこっ」プンプン

えり「…難しいこと言いますね」

健夜「いやいや、えりちゃんさっきできてたよ?」

えり「ふらんく、ですか?」

健夜「そうそう。寝込みを襲うなんt」

えり「うあああああああああ!?///」



711 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/04(日) 22:05:59.92 ID:IOcAVbrR0

健夜「フランクだよ、フランク」クスクス

えり「おおお襲ってません!」

健夜「えーそうかなー?」

えり「あああ当たり前でしょう!?あなたじゃあるまいし」

健夜「…言うねえ」

えり「どうも」

健夜「ま、良いんだけど。…ちなみに、私の場合は、ほっぺにちゅーじゃ済まさないよ?」

えり「……何する気ですか」

健夜「そうだなぁ……」



715 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/04(日) 22:14:23.53 ID:IOcAVbrR0

健夜「まず、寝ている相手を視界に捉えます」

えり「…随分根本からですね」

健夜「ロックオンしたら、相手の様子をジックリ観察します」

えり「……ロックオンって……」

健夜「眠っているのを確認できたら………」

えり「…………」ゴクリ

健夜「的を、相手のオデコの中心にセットします」

えり「………まと?」

健夜「そこで、力を込めてすかさず……」

健夜「ゆびを弾きます」

えり「デコピン!?」



720 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/04(日) 22:20:50.12 ID:IOcAVbrR0

健夜「ふふ。これが、相手が寝ているときに起こす方法の王道だよ?」ニコッ

えり「は、はぁ……勉強になります」

健夜「寝てる相手をキスで目覚めさせるのは王子様の役目だから、えりちゃんじゃできませーん」

えり「いや、さっきは起こそうとしたわけでは……」

健夜「え?じゃあ本当に寝込みを襲…」

えり「だからぁぁああっ!」

健夜「ごめんごめん、からかいすぎた」クスクス

えり「……」ムー



726 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/04(日) 22:38:23.55 ID:IOcAVbrR0

健夜「なんだかね……おかしいの」

えり「なにが、ですか?」

健夜「もうね、心臓がドキドキしっぱなしなのっ!このまま死んじゃうかもってくらい!」

えり「……………」

健夜「だって、……だって、今日!」

健夜「私たちの、記念日になるんだよっ!」

健夜「これって、スゴイと思わない!?」

えり「……まぁ、たしかに?」

えり「早く話を終わらせたいがために、こちらの異議も無視して決定された“今日”ですし?」

健夜「うぐっ」グサッ

えり「…偶然の末にできたこの、なんでもない“今日”が……」

えり「私たちの……記念日に、なるんですね……」ニコ

健夜「………」ドキッ



729 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/04(日) 22:48:30.26 ID:IOcAVbrR0

健夜「えりちゃん…」ギュッ

えり「……はい?」

健夜「……………」

えり「健夜さん?」

健夜「……ううん。なんでもない」パッ

健夜「後で、言うね」ニコッ

えり「…?…、…はい…」

健夜「……行きますか」

えり「……ええ」

健夜「うわー……なんだろう、この気持ちっ」

えり「…なんだか、足が地面を踏んでないような……フワフワして……」



730 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/04(日) 22:51:42.21 ID:IOcAVbrR0

健夜「そうそう。……でも、嫌な感じではなくて……」

えり「でも、ちょっと怖いような…」

健夜「……ふふ」

えり「?」

健夜「なんだかね。えりちゃんが今感じてるソレと、私が感じているコレが大体一緒なんだなーって」

えり「ええ、話を、聞く限りでは……」

健夜「それがね、以心伝心みたいで、なんか……」

健夜「夫婦みたいだなぁ…って」ニコニコ

えり「……!」



735 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/04(日) 23:01:20.08 ID:IOcAVbrR0

えり「………健夜さん………」

健夜「…………へへ」テレテレ

えり「…………行き、ましょう?」

健夜「はーいっ」

えり「私、車出しますから…」

健夜「はーいっ♪」

えり「……それとも、歩きでも行けなくもない距離ですね……」

健夜「え?ほんと?」

えり「ええ……」

健夜「じゃあ歩いて行きたいな」

えり「帰り、大変ですよ?」

健夜「いーのっ!帰りはタクシーっ」

えり「はいはい…」クスッ



740 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/04(日) 23:12:10.57 ID:IOcAVbrR0

えり「準備、できました?」

健夜「うん」

えり「じゃあ、行きますよ?」ガチャ

健夜「はーい」タッタッタ…

えり「………」パタン……

えり「……………」

健夜「えりちゃん?」

えり「あ……す、すみません…」

健夜「どうしたの?」

えり「いえ…この家も、…私も。…もうすぐ針生じゃ、なくなってしまうんだなぁ…と」

健夜「あ……」



742 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/04(日) 23:18:41.94 ID:IOcAVbrR0

えり「そう考えると、なんだか…感慨深いものがあるなぁ、と」

健夜「…………」

えり「…ただ、それだけです。…すみません、引き止めてしまって」

健夜「………ううん」フルフル

えり「行きましょうか」

健夜「……うんっ」ギュ

えり「あ……」

健夜「…これくらい、だめかな?」

えり「……いいえ。良いですよ」ニコ



744 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/04(日) 23:23:47.57 ID:IOcAVbrR0

健夜「普段だったら、こんなこと外ではしないよ?」

えり「存じ上げていますとも」

健夜「今日が特別だから、なんだからね?」

えり「早朝で、人通りが少ないから、というのもあるでしょう?」

健夜「う、うん!それも!」コクコク

えり「私も、です。…普段ならオーケー、しませんからね?」

健夜「……今日だけの、特別だね」ニコッ

えり「……ええ」ニコッ



747 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/04(日) 23:34:16.10 ID:IOcAVbrR0

…………………

式場

えり「……………」ドキドキドキ

健夜「……………」バクバクバク

えり「こ、ここで……」

健夜「………うん………」

えり「…………」

健夜「…………」

えり「な、なんといいますか……」

健夜「う、うん……」

えり「………いや、その………あの……」



749 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/04(日) 23:42:37.30 ID:IOcAVbrR0

健夜「……………?」

えり「コトバが、出て来ませんでした……」

健夜「……おーい、アナウンサーさーん?」

えり「しっ仕方ないでしょうっ…!ほんとに、今、何も……」

健夜「…まぁ、わかるよ…そのキモチ」

えり「……………」

健夜「……は、入れば、いいのかな?」

えり「え?た、多分……」

健夜「だ、だよね?あはは、こういうの、わかんなくて……」

えり「わ、私も、初めてで……」

健夜「………ま、二人とも初めてだよね」

えり「……あ、そっか。そうですよね。結婚式なんて、なんどもやることじゃありませんよね」

健夜「うんうん」クス

えり「は、入りましょうか」

健夜「…うん」ニコッ



752 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/04(日) 23:53:21.41 ID:IOcAVbrR0

…………………

式場 えりの控え室


えり(…すごい…ここの、案内係さん…というか、スタッフさんというか……)

えり(何にもわからなくて右往左往しているだけの私たちを、あんなに丁寧に…)

えり(…やっぱり、みんなわからないのね…やっぱりそういうものよね…良かった)ホッ

えり(……………)

えり(………う、ぅ……)ドキドキドキ

えり(き、緊張、する……)

えり(こんなに、緊張するなんて……アナウンサーになって、初めてのテレビに出る仕事したとき以来……?)

えり(ううん……そういう緊張、じゃなくて……なんというか…)



755 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/05(月) 00:01:13.46 ID:8GIbTo1B0

えり(多分……健夜さんが、私の家に泊まりに来て…)

えり(……なんだか、そういう、空気に、なって……それで、肩に、手をかけられて……)

えり(……そのまま、一緒に…ベッドに、倒れ込んだときの、ドキドキに…………)

コンコンッ

えり「ひゃあぅッ!?」ビックゥ

係員「失礼しま………どうかしましたか」

えり「いっ!いいいいいえ!な、なななんでもありません!なんでもありませんとも!!」

係員「は、はぁ……」



758 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/05(月) 00:10:21.34 ID:8GIbTo1B0

えり「そっ、それでっあのっ…えっと、……」ドキドキ

えり「………コホン」

えり「…それで、なんでしょうか」

係員(切り替え早い…)

係員「お召替えの、お手伝いに参りました」

えり「あ…そうでしたか、ありがとうございます」

係員「担当させていただく係員と、もう一人……」

コンコンッ

係員「あ、いらしたようですね」

店員「失礼しま……あら?」

えり「あ゛」



761 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/05(月) 00:17:59.06 ID:8GIbTo1B0

店員「あなた、あの時の……」

えり「えー、えーと、どうも、あの時はお世話に……」タラタラタラ

えり(この前ドレス見に行ったときにいた店員さん……なんで……)ヒヤアセ

係員「お知り合いですか」

店員「知り合いというか……肌を重ねた仲?」

係員「え」

えり「誤解を招く言い方はやめてくださいッ!?」イラッ

店員「冗談よ」

えり「はぁ……」ズキズキ

店員「唇を重ねた仲ね」

係員「え」

えり「貴女が勝手に自分のリップクリームを私に塗ったんでしょうがぁぁああ!!」



766 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/05(月) 00:40:15.93 ID:8GIbTo1B0

店員「んもう、細かいわねぇ」

えり「細かくありませんッ!」

店員「さーとりあえずお着替えしましょーねー」プチッ

えり「だっ、だから自分でッ…」グッ

店員「係員ちゃーん、抑えておいてー」

係員「は、はい」

えり「はぁぁぁああ!?」

係員「すみません、私立場低いので逆らえなくて……失礼します」ガシッ

えり「ちょぉッ……!?」



770 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/05(月) 00:48:23.42 ID:8GIbTo1B0

店員「はいボタン外すわよー(ハート)」

えり「離してぇぇぇぇ!!」

店員「あら、勝負下着?気合入ってるわねー」

えり「いやぁぁあああぁぁ!!!」ナミダメ

店員「…良い表情ね。もっとイジメていい?」

えり「ひッ…!?」

係員(イキイキしてるなぁ……)

店員「係員ちゃーん、胸くらい揉んでもいいわよー」

えり「良くないぃぃぃっ…良くないですー…ッ!離してくださいぃ……!」

店員「…いいわね、ゾクゾクする」(恍惚)

係員「あの。とりあえず…揉みませんからね?」



772 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/05(月) 00:54:08.86 ID:8GIbTo1B0

……………

健夜 控え室

係員b「…今、断末魔というか、悲鳴が……」

健夜「あー…多分、私の……つ、妻…///…だと思います」

係員b「あら、奥様?助けに行きますか」

健夜「いえ、良いですよ。なんとかなりますから。多分」

店員b「…うちの店員が、すみません」

健夜「いーえぇ。あの方のメイクを見て確信しましたから。この人はえり……妻を綺麗にしてくれるって」

店員b「たしかに、腕は相当なんですが…性格が、ねぇ?」



775 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/05(月) 01:06:13.24 ID:8GIbTo1B0

健夜「お持ち帰りされない限り、大丈夫ですよ」

係員b「あら、浮気とか思わないの?」

健夜「あのくらいで浮気にしちゃったらキリがありませんから」

店員b「と、いうと?」

健夜「よくわからないんですけど、どうやら彼女、フェロモン飛んでるらしくて」

係員b「フェロモン?」

健夜「ええ。…なんだかは知りませんけど」

店員b「ふふ…じゃあ、あなたもフェロモンに誘われて?」

健夜「……どーでしょうね。ある日突然、この人だーって」

係員b「恋や愛って、そういうものだったりしますよね」クスクス



777 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/05(月) 01:16:17.23 ID:8GIbTo1B0

係員b「では、私共はこれで…」

店員b「何かありましたらお申し付けください。では、失礼致します」

健夜「ありがとうございました」

パタン…

健夜「……ふー……」

コンコンッ

健夜「はーい?」

?「お邪魔、しますっ」

健夜「どーぞ?」

ガチャ…

健夜「……あ!」

恒子「……よぅ」

健夜「こーこちゃん!」



778 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/05(月) 01:23:09.11 ID:8GIbTo1B0

恒子「様子見に来たよ!すこ……や…ん……」ジッ

健夜「来てくれたんだ!嬉しい…」

恒子「……すこやん……」

健夜「?」

恒子「…………」

健夜「こーこちゃん?」

恒子「」ウルッ

健夜「えっ!?」

恒子「う、……うぅぅ~……!」グスグス

健夜「どうしたのこーこちゃん!?なんで泣いてるの?」

恒子「すこやぁ~ん…!」ウルウル

健夜「う、うん」

恒子「めちゃめちゃキレーだよぉぉー……!」



783 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/05(月) 01:34:52.23 ID:8GIbTo1B0

健夜「え?あ、ありがとう……」

恒子「すこやぁぁぁん……!」グスグス

健夜「こーこちゃん、なんで泣いてるのー…?」

恒子「なんでもいーよぉー…ヒック…すこやぁぁーんっ…!」

健夜「う、うん」

恒子「ぜったい、ぜぇぇえっっったい!幸せになってくれよー……!お願いだからー…ほんと、に……」

恒子「しあわせ、に、なんなかったら、てめー、あれだぞぉー…アラフォーだって、世間に知らしめるかんなー……!」

健夜「……こーこちゃん……」

恒子「ぅ、…ヒック……グスッ……」ゴシゴシ

健夜「……もう、何度も言ってるじゃん」

健夜「わたしは、アラサーだってば」



784 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/05(月) 01:44:28.24 ID:8GIbTo1B0

……………

恒子「ズビーッ」

健夜「落ち着いた?」

恒子「……ん。ごめん」

健夜「それはいいんだけど…どうしたの?」

恒子「何が?」

健夜「急に、その……」

恒子「あ……」

健夜「いや、言いたくなかったら、別に良いけど……」

恒子「……………」

恒子「おーしえないっ」

健夜「えっ」



785 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/05(月) 01:46:15.71 ID:8GIbTo1B0

恒子「誰がすこやんなんかに、教えてやるもんか」

健夜「えー、そういう言い方されると気になるんだけど…」

恒子「へーんだ」

健夜「釈然としないなぁ……そういえば、一人?」

恒子「いんや、咏ちゃんが針生さんのとこ行ってる」

健夜「あー、なるほどね」



810 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/05(月) 08:04:46.54 ID:8GIbTo1B0

――――

えりの控え室 扉の前

咏「…………」ドキドキドキ

咏(お祝い……するんだ。えりちゃんの幸せが、一番大事なんだ)

咏(えりちゃんが幸せなら…えりちゃんの笑顔が見れるなら、こっちも幸せだから)

咏「すぅ………はぁ………」

咏「……うっし」ガシッ

咏「………」

咏(……いや、ちょっと待て。心の準備。心の……)

えり『やめてくださ……ちょ、っと……!』

咏「ん?」



812 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/05(月) 08:12:21.32 ID:8GIbTo1B0

咏(話し声?)

店員『怖がらなくて大丈夫、ほら…』

えり『しっ、…信用、できません…あなたは…』

店員『つれないわねぇ。…いいから、目…瞑りなさい』

えり『せめて、…離してくださいっ』

店員『だめ、動かれたら困る』

えり『うぅ…』

店員『…そう、イイ子ね。…動いちゃ…だめよ』

えり『ん……』

店員『…やっぱりアナタ、唇キレイね…お姉さんがやさしぃくお料理したげるから…』

咏「えりちゃんに何しとるんじゃオラァァアアア!!!」バンッ

店員「えっ」

えり「えっ」

係員「えっ」

咏「……えっ」



813 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/05(月) 08:18:12.38 ID:8GIbTo1B0

えり「三尋木プロ……?」

店員「どうかなさいました?」

係員「…………」ニガワライ

咏「え?わかんねー。全てがわかんねー」

えり「?」

咏「どういう状況?」

店員「聞いてくださいよ~口紅塗ろうとしてるだけなのに嫌がって…」

えり「それはアナタがッ」

店員「私が?」

えり「アナタが……~~~っ!」

咏「………紛らわしーんだよ………」ハア



821 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/05(月) 10:40:54.66 ID:8GIbTo1B0

咏「……!」ハッ

咏「……………」ジー…

係員「………では、私たちはこれで…」

えり「あ、ありがとうございました…」

店員「…お邪魔しちゃイケない雰囲気ですし?」ニヤ

咏「!」

えり「?」

係員「なにかありましたらお呼びください」

店員「バぁーイ」フリフリ

パタン…

咏「…………」

えり「三尋木プロ……?」

咏「あ……」



826 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/05(月) 12:16:56.64 ID:8GIbTo1B0

えり「来ていただいて…ありがとうございます」

咏「お、おう……」

えり「…………」

咏「……あの、さ」

えり「……はい?」

咏「…えりちゃん、さ」

えり「…なんですか?」

咏「今、……いま、さ」

えり「……はい」

咏「……しあわせ?」

えり「…………」



827 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/05(月) 12:23:35.53 ID:8GIbTo1B0

えり「……この服、綺麗だと思いませんか?」

咏「?……ああ、…知らんけど」

えり「……こんなに、綺麗な服をきて」

えり「こんなに、ステキな所にいて」

えり「……愛する人と、結婚できて」

えり「それに…私の…信頼する、貴女まで来てくれた」

咏「……!」

えり「…幸せです。とても」

咏「……えりちゃん……」

えり「………」ニコッ



828 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/05(月) 12:28:39.27 ID:8GIbTo1B0

咏「…あの、さ。少し……お願いして……いい?」

えり「なんですか?」

咏「…そこ、座って」

えり「………?」

咏「そ。……そこ」

えり「これで、いいですか?」

咏「…ん。…そんで、…まっすぐ前、向いて」

えり「はぁ……鏡のほう、ですね」

咏「それで……」

えり「…はい…」

咏「……なんにも、聞かないで」

ぎゅ……



835 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/05(月) 14:20:50.00 ID:8GIbTo1B0

えり「みひろ………」

咏「しゃべんな。……しばらく、こー…させて……」ギュゥ

えり「…………」

えり(後ろから、強く抱きしめる三尋木プロは、微かに震えていて…)

えり(…表情は、私の肩に埋められて、鏡越しでも見ることはできないけれど…)

咏「……………」ギュ…

えり「三尋木プロは……暖かいですね……」キュ

咏「………知らん、し………」

えり「…………」クス

咏「えりちゃんも、……あったかいよ」

えり「…ありがとうございます」



837 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/05(月) 14:31:16.66 ID:8GIbTo1B0

咏「……………ん」

えり「あ……」

咏「……さんきゅ」

えり「…いえ」

咏「…じゃ、頑張ってねぃ」

えり「…頑張る…ん、ですかね」

咏「いや、知らんけど」

えり「でも、ま…頑張ります」

咏「…裾踏んで、転ぶなよ」

えり「しませんよ、そんなこと」

咏「だろうねぃ。だってえりちゃんだし」

えり「なんですか、それ」

咏「知らんし~」

えり「…もう」クスクス

咏「…へへっ」ニッ



838 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/05(月) 14:33:59.50 ID:8GIbTo1B0

パタン……

咏「はぁ……」

咏「…………」

咏「笑えてた…よ、な…」

咏「…………」

咏「……さて、と」

咏「行くかねぃ~」



840 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/05(月) 14:49:16.00 ID:8GIbTo1B0

教会

恒子「遅いよ」

咏「わりぃ」

恒子「…どうだったよ」

咏「……めちゃくちゃ、綺麗で」

恒子「…ほう?」

咏「めちゃくちゃ……いい笑顔だった」

恒子「……そっか」

咏「そっちは?」

恒子「……まぁ、ね」

咏「泣いたか」

恒子「うっさいなー」

咏「図星かよ」



843 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/05(月) 15:12:23.73 ID:8GIbTo1B0

恒子「………あーあ。あのすこやんがなぁ……」

咏「ん~?」

恒子「結婚、なんてな~……」

咏「なにを今更」

恒子「だってさー。ここ、あれだよ?結婚式場。ヴァージンロード!」

恒子「…すこやんがなぁ…」

咏「…あ」

恒子「なに?」

咏「せめてもの仕返しで、インターネットに情報流出させっか。えーっと」サッ

咏「トッププロ小鍛治健夜結婚、お相手はアナウンサーの針生えり……」ピッピッ

恒子「コラコラ、洒落になんないから!」グイッ

咏「おいおい、まだ入力終わって……」

カタン

咏・恒子「「!」」



845 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/05(月) 15:27:59.92 ID:8GIbTo1B0

「入場です」

恒子「………始まる、ね」

咏「………おぅ」

恒子「………今なら、止めることも……」

咏「しないっつの。……えりちゃんが幸せなら…それで、いい」

恒子「………うん。私も」

咏「お……来た」

パチパチパチ…

健夜「…………」

恒子「あんなに綺麗なすこやん見たら……どうでも良くなっちゃった」ウルッ



848 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/05(月) 15:42:07.70 ID:8GIbTo1B0

咏「…まーた泣く。打たれ弱いねぃ、ふくよん」

恒子「ちがわい…これは、あれだ。感動してんのっ」

咏「へーへー」

恒子「…針生さん…来るよ」

咏「…………」

パチパチパチ

咏「……ふくよん」

恒子「なに?」グスッ

咏「…そりゃ、駄目だよ」

恒子「なにさ」



850 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/05(月) 15:48:22.14 ID:8GIbTo1B0

咏「針生さん、じゃねーよ……」

咏「“小鍛治”さん………だよ……」

恒子「……そっか……」

咏「…………っ」ウルッ

恒子「…人のこと、言えるの?…そっちだって」

咏「うるせー。これはアレだよ。…感動だかんな」

恒子「……へーへー」



852 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/05(月) 16:08:09.50 ID:8GIbTo1B0

………………

神父「小鍛治健夜さん」

健夜「はい」

神父「あなたは針生えりさんを妻とし、共にその生涯を送りますか。あなたは、この女性を愛し、慰め、敬い、支えることを誓いますか」

恒子(すこやん……)

健夜「…誓います」

恒子(…幸せに、なってね…)

神父「針生えりさん」

えり「…はい」

神父「あなたは小鍛治健夜さんを妻とし、共にその生涯を送りますか。あなたは、この女性を愛し、慰め、敬い、支えることを誓いますか」

咏(えりちゃん……)

えり「…誓います」

咏(…幸せに、なれよ…)

神父「では、指輪の交換を……」



855 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/05(月) 16:18:09.38 ID:8GIbTo1B0

健夜「…………」フルフル…

えり「…?」

健夜「……へへ……緊張、してるのかな……手、震えちゃって」ニコ

えり「………」キュ

健夜「あ………」

えり「……どんなときでも、あなたを支えますから……」

えり「…大丈夫ですよ。健夜さん……」ニコッ

健夜「…………」

健夜「うんっ」ニコッ

スッ……



857 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/05(月) 16:32:17.44 ID:8GIbTo1B0

神父「では、お二方……誓いの、キスを」

恒子(あのクッキーを食べた二人は、両想いになる…)

健夜「ベール…あげるね?」

咏(それは…クッキーによって作られた、ニセモノの“恋”……)

えり「はい……」

恒子(でも、愛し合う二人が…)

えり「健夜さんも、…失礼、します…」

咏(神様の前で誓いをたてたら、それは……)

健夜「……ねぇ、えりちゃん?」

えり「…はい?健夜さん」

健夜「……愛してる」

(ホンモノの愛へとかわり―――)

ちゅっ…

(―――二人は、ハッピーエンドを迎える)



858 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/05(月) 16:37:35.87 ID:8GIbTo1B0

………………

わぁぁぁぁ

えり父「えりーっ!綺麗になったなー!とーさんは嬉しいぞーっ」

えり「もう、お父さんったら…」カァァ

健夜「賑やかだねー」ニコニコ

健夜父「えりさん、…健夜を頼みます」

健夜「ちょ、」

えり「はい、任されました」ニコッ

健夜「え、えりちゃーん!」

えり「ふふ……」クスクス

恒子「おっふたりさんっ♪」

健夜「あ、こーこちゃん!」

咏「うぃーっすぅ!」

えり「三尋木プロ」



860 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/05(月) 16:46:53.33 ID:8GIbTo1B0

恒子「いやーめでたいっおめでとうっ!」

健夜「ありがとぉーっ!」ニコニコ

えり「ありがとうございます」

恒子「いやー、えりちゃんも。綺麗だなー」

えり「………?」

健夜「どうしたの?」

えり「いや、なんだか違和感が……あ、そうか」

健夜「?」

えり「今まで私、福与さんには“針生”って……」

恒子「チッチッチ」



861 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/05(月) 16:52:01.95 ID:8GIbTo1B0

恒子「もう“小鍛治さん”でしょ?」

えり「あ……///」

咏「ぃよっ、小鍛治アナー」ニヤニヤ

恒子「小鍛治アナウンサーっ!」ニヤニヤ

えり「かっからかわないでくださいよ!」

健夜「小鍛治アナウンサー♪」

えり「健夜さんまで…」

健夜「ふふふー♪」



880 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/05(月) 17:57:04.14 ID:sX0CWuii0

「花嫁さーん!ブーケトスの時間だよー!」

えり「あ……」

健夜「お、花嫁さんだって。どっちのことだと思う?」

えり「両方…じゃないですかね」

健夜「うふふ…じゃ、二人で投げよっか」

えり「……ええ」ニコッ


咏「……よぅしふくよん!」

恒子「……おぅ!」

咏「ブーケ取ったほうが今度の飲み会奢って貰うっつーのはどうかねぃ?」ニヤリ

恒子「…受けて立つ!」ニヤリ



883 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/05(月) 18:01:21.06 ID:sX0CWuii0

恒子「まぁ?あとは親族しかいないし?私たちくらいしか狙う人はいないわけだし?」

咏「…よゆーってこったねぃ!」

恒子「負けないよ!」

えり「いきますよー」

咏「うっしゃあ!」

恒子「こぉい!」

健夜「うわ、結婚式とは思えない体育会系の返事…」

えり「聞き手が“返事”だと理解できれば良いんです」

健夜「?」



886 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/05(月) 18:09:13.27 ID:sX0CWuii0

えり「…“むにゃ”」ボソッ

健夜「あぁ、アレ?まだ根に持ってたの?」

えり「……知りませんっ」プィッ

健夜「ごめんってば」

えり「…投げますよ?」

健夜「おっけー…せーのっ」

健夜・えり「「えいっ!」」

ふわっ……

咏「いよっ…とっととっ」

恒子「オーライオーライ……」

健夜「二人ともー上ばっかり見てちゃだめだよー」

えり「危ないですよー……あっ」



888 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/05(月) 18:13:27.84 ID:sX0CWuii0

咏(よしこっちに――)

恒子(この勝負、もらっ――)

ドンッ

咏・恒子「「おぁッ!?」」フラッ

ドサッ

ぽすっ……

咏「いっ……ててー」

恒子「あっちゃー…」

咏「あれ?ブーケは……」

?「ブーケ……」

はやり「げっちゅ☆」

咏「」

恒子「」



890 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/05(月) 18:19:01.92 ID:sX0CWuii0

えり「みっ!瑞原プロ!?」

健夜「瑞原さん!?どーして……!」

はやり「うふふ~☆」

良子「おっと、ちょっと出遅れましたか」

えり「戒能プロまで……」

靖子「どーも、小鍛治さん」

貴子「………」ペコリ

健夜「靖子ちゃん!?」

えり「み、皆さん、どーして……」

はやり「実は、咏ちゃんからね~☆」

えり「三尋木プロぉぉぉ!?」

咏「えっ?ええっ!?いや知らんし!マジで知らん!」



894 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/05(月) 18:27:24.25 ID:sX0CWuii0

はやり「あれぇ~メール来たよ?」

咏「そ、そんなわけッ……」ゴソゴソ

はやり「なんか凄く中途半端だったけど、場所とすこやんの名前が書いてあって~」

咏「………あ」


咏『せめてもの仕返しで、インターネットに情報流出させっか。えーっと』サッ

咏『トッププロ小鍛治健夜結婚、お相手はアナウンサーの針生えり……』ピッピッ

恒子『コラコラ、洒落になんないから!』グイッ

咏『おいおい、まだ入力終わって……』


咏(あんとき、冗談半分だったから…受信ボックスの一番上のに返信する画面で入力して……)

咏(……ふくよんに引っ張られたときに、多分送信ボタンを……)タラタラタラ…

えり「みーひーろーぎーぷーろー?」



895 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/05(月) 18:32:55.06 ID:sX0CWuii0

咏「…………し、知らんし」プィ

えり「目を見て言いなさい、目を!ほらっ!」

咏「……ふっ、ふくよんのせーだし!」

恒子「え、私ィ!?」

咏「あんときふくよんが急に引っ張るから!」

恒子「あんときってどんときさ!!」

咏「知らんし!」

良子「ウェディングですか。グッドですよ、お似合いです」

健夜「あ、ありがとう……恥ずかしいなぁ」テレテレ



896 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/05(月) 18:35:22.53 ID:sX0CWuii0

えり「まったくもう……!」

靖子「まぁまぁ、そう怒らずに。……ええと、姓はどっちになったのかな?」

えり「あ……小鍛治、です……」

靖子「そうか。…おめでとう、小鍛治アナウンサー」

貴子「おめでとうございます」

えり「あ、ありがとうございます……」

はやり「うんうん、キレーだよーすこやーんえりちゃーん☆」

ガシッ

はやり「ほ?」



899 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/05(月) 18:46:41.43 ID:sX0CWuii0

咏「ちょぉぉ~っとお話しようかぁ、はやりん?」ゴゴゴゴ

恒子「ちょこぉ~っとで済みますからねぇ~?」

はやり「あ、あれれー?なんだか怖いぞー…☆」

咏「たしかにねぃ~送ってたよ、メール。場所とすこやん結婚ってやつをさ~」

はやり「う、うん…そうだよね~☆メール来たもーん☆」

咏「でーもねぃ~?そのメール、はやりんにしか送ってないんだけどぉ~?」

恒子「らしいですよぉ~?」

はやり「そ、そぉ~なんだぁ~☆ふっしぎぃ~」キャピッ



901 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/05(月) 18:54:25.03 ID:sX0CWuii0

恒子「ええい、まだシラを切るかッ!」

咏「貴様にはクスぐりの刑を下すッ!」

コチョコチョコチョコチョ

はやり「ひにゃぁぁぁああごめんなさいごめんなさい!はやりが言いふらしましたぁぁああ!!」

咏「やっぱりお前は元凶じゃーっ!」

恒子「罰として今度の飲み会は瑞原プロ持ちでぇい!」

はやり「えええええ!?」


えり「…賑やか、ですね」

健夜「う、うん……」

良子「エクセレント。賑やかなのは良いことです」



905 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/05(月) 19:09:48.82 ID:sX0CWuii0

はやり「はやり、気を使って報道関係の人には声かけなかったよぉ~?」

はやり「ごくごく一部のプロの人とかだけなのにぃ~」メソメソ

咏「じゃぁかしいわっ」

恒子「つーか、そもそもの元凶はアンタでしょうがッ!」

はやり「あっ謝ったじゃーん!」

咏「許さねーぜってー許さねー。涙返せ泣いて返せッ!」

はやり「ヒドッ!」ガーン

恒子「おんなじ苦しみ味わえぇぇぇい!」

はやり「えっ!えぇっ!?」

咏「好きな人に告って振られてこいやコンニャローッ」

はやり「だからそれヒドくない!?」

恒子「フラレるだけマシだーっ!」



906 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/05(月) 19:16:09.55 ID:sX0CWuii0

咏「はぁ…はぁ……」

恒子「ぜぇ……ぜえ……」

咏「さ、さけび、すぎて……」

恒子「……つかれた……」ハァー

はやり「……………」

咏「あー…でも、なんか…スッキリしたわ」

恒子「……そ、だね」

はやり「……………よしっ」

咏「ん?」

恒子「あれ?瑞原プロ?」


はやり「……はやり、色々言われて目が覚めた、かも」

咏「?…あ、言っとくけど、謝らねーかんな?」

恒子「同じく」

はやり「いーよイチイチ言わなくてっヘコむからっ!」



909 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/05(月) 19:24:11.50 ID:sX0CWuii0

はやり「……はやり……好きな人に、こくってきまっす!!」

咏「え、マジで?」

はやり「マジだもんっ!もう逃げないもんっ」

恒子「おー、急展開」

はやり「告ってフラれて……涙、返すもんっ!」

咏「いや、いらんし」

はやり「いーもん!自己満足なのっ勝手な罪滅ぼしなのっ!」

恒子「言い過ぎちゃったかな」

咏「ま、良いんでね?何にもしたくないとか言うよりは」



912 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/05(月) 19:33:20.85 ID:sX0CWuii0

えり「……おさまった…んですかね、あれは」

健夜「あはは……」

靖子「…あんな三尋木さん初めて見たんですが」

健夜「ん、…うーんと、たまにあんな感じ」

貴子「…怒らせない方が良いんですね」

えり「滅多に怒りませんけどね…」

良子「ジェントルな方ですよね」

靖子「あ、こっち来ますね」

はやり「えっと……えっと、その、えっと!」



913 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/05(月) 19:40:04.04 ID:sX0CWuii0

はやり「かいのーよしこちゃんっ!」

良子「?」

はやり「好きです!受け取ってください!」

咏「あぇ?」

靖子「いィ!?」

恒子「うそっ…」

えり「えっ」

良子「oh...」

健夜(あの…それ、さっき投げたブーケ…いやべつに良いんだけど)

はやり「…………っ」プルプルプル



917 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/05(月) 19:48:43.05 ID:sX0CWuii0

良子「…………」

はやり「……………っ」プルプルプル

スッ…

はやり「あ………」

良子「サンキューです、瑞原さん」

はやり「え……と…、どういたしまして…///」

良子「それで、なんですけど」

はやり「は、はいっ」

良子「今度、ランチでもご一緒しませんか」

はやり「はっ……」



921 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/05(月) 19:55:02.35 ID:sX0CWuii0

良子「私、瑞原さんのこと、なんにも知らないんで」

良子「まだラブではなくライクなんですけど…」

良子「どっちにしろ、私は瑞原さんのこと好きなんで」

はやり「あっ………」

はやり「ありがとぉぉぉぉっ!!」ギューッ

良子「おっと」


靖子「…なんとまぁ」

貴子「めでたい、ですねぇ」

健夜「おめでとーっ!」パチパチ

えり「おめでとうございます」パチパチ

咏「……なぁ、ふくよん」

恒子「……おうよ」



924 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/05(月) 19:58:59.27 ID:sX0CWuii0

はやり「あ、ふくよん、咏ちゃん!」

咏「あ、あぁ…」

恒子「お、おう…」

はやり「お先にっ☆」

咏・恒子「」イラッ

健夜「ま、まぁまぁ…」

えり「どうどう、三尋木プロ、どうどう」

恒子「すこやんが言うのそれっ!」

咏「えりちゃんそれナニ扱い!?」



929 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/05(月) 20:13:16.44 ID:sX0CWuii0

恒子「うああああああっ!」

咏「ちっきしょおおおおっ!」

健夜「あ、あはは……」

えり「………」ニガワライ

咏「はやりんっ!」

はやり「はーぁい☆」

恒子「さっきのっ約束っ飲みに行くやつ!奢って貰いますからねっ」

はやり「いいよっ☆幸せいっぱ~い☆の、はやりのおサイフは緩いのだ☆」

咏「ヤケだふくよん、たっけー店行こうっ」ガシッ

恒子「おうっ」ガシッ



930 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/05(月) 20:20:48.74 ID:sX0CWuii0

健夜「……なんだか…ねぇ?」

えり「はぁ…ホントにもう…」アタマカカエ

健夜「……ふふ」

えり「…楽しそうですね」

健夜「え?そうかな」

えり「そうですよ」


はやり「もーどんとこいっいくらでも出しちゃうゾ~☆」

咏「おーし今の忘れねーぞー!」

恒子「聞きましたかー皆さん証人ですよー!」

靖子「瑞原さーん、ゴチになりまーす」

はやり「えっ」



932 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/05(月) 20:26:26.75 ID:sX0CWuii0

咏「はーい瑞原はやりが全部奢ってくれる二次会希望者ーここに集まれぇい!」

はやり「えっえっ」

貴子「あ、私も、いいんですか?」

はやり「えっちょ、ちょっと待っ」

良子「サンキューでーす」

はやり「良子ちゃんまでぇ!?」

恒子「戒能プロ戒能プロ」

良子「はい?」

恒子「あのですね、ゴニョゴニョ」

良子「…ふむ」

はやり「えっ、ちょっちょっと、話が段々大きく……」



935 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/05(月) 20:35:07.77 ID:sX0CWuii0

はやり「ね、ねぇ、はやりここまでやるなんて言ってないよっ!?」

良子「あの……」

はやり「よ、良子ちゃん……」

良子「失礼しますね」ギュ

はやり「えっ」

良子「私、ディナーは都心のレストランがいいです。…だめですか?“はやりさん”」

はやり「」

良子「…って、手を握りながら言えと、福与さんが」

恒子「ちょッ」

咏「いや!」

はやり「」

咏「ノックアウトーッ!」

恒子「ゴチになりまーす!」



937 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/05(月) 20:44:03.63 ID:sX0CWuii0

健夜「…………」

えり「…………」

健夜「……なんだか、忘れられてるね」

えり「……そうですね」

健夜「私たちが主役なのにね」

えり「…そこは、気にしてませんけど…」

健夜「………」

えり「…………」ジー…

健夜「…寂しいんだ?」クスッ

えり「えっ!?」ビクッ



940 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/05(月) 20:58:12.02 ID:sX0CWuii0

健夜「あー、寂しいんだそうなんだー?」ニヤニヤ

えり「い、いや、そうじゃなくてッ!」ワタワタ

健夜「あれー?隣に私と言うものがありながら、寂しいとか思っちゃうんだー」クスクス

えり「ち、違っ…そうじゃなくて!」

健夜「なぁに?」

えり「あっ……その……」

えり「……………」

健夜「……ふふ。わかってるよ」ギュ

えり「あ……」

健夜「アソコに入りたいんじゃなくて、一人になりたくないだけなんだよね?」

えり「!」



942 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/05(月) 21:09:15.25 ID:sX0CWuii0

健夜「一人になんてしないよー」ダキッ

えり「い、いや、そんな!」

健夜「いーのいーの。…素直じゃないなぁ、えりちゃんは」

えり「ぅ……」

健夜「そーゆーとこも好きだよー」ナデナデ

えり「う、ぅ……///」カオウズメ

健夜「ふふ……」ギュー

えり「………」ギュ

健夜「……ね、えりちゃん」

えり「……なん、ですか……?」



944 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/05(月) 21:19:11.36 ID:sX0CWuii0

健夜「私に遠慮なんて、しないでね」

えり「……しません」

健夜「ありのままのえりちゃん、見せてね」

えり「…今でもじゅうぶん、ありのままですよ」

健夜「私の知らないえりちゃん、たくさん見せてね?」

えり「……どう、でしょうね」

健夜「私も見せるから。ね?」

えり「…私に見せてなかった、私の知らない、健夜さんがいるの?」

健夜「うん、そうだよ」

えり「……それって、どんなひと?」



947 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/05(月) 21:29:49.35 ID:sX0CWuii0

健夜「うーん……実は、言ってなかったんだけど……」

えり「……はい」

健夜「…えりちゃん、さ。一年くらい前…雑誌のインタビュー、受けたでしょ?」

えり「一年……ああ、たしかに…。…よく、知ってますね。すごくマイナーな雑誌なのに……」

健夜「……あれ、三冊買ったの」

えり「三冊……?」

健夜「それで、一つは記事を切り抜いて……お財布に」

えり「え……」



949 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/05(月) 21:43:39.16 ID:sX0CWuii0

健夜「……実はね、その記事読んでから…えりちゃんの、ファンだったの」

えり「…………!」

健夜「…すごく生真面目で、…最初は、冷たい印象しかなかったんだ。でもね、その記事を読んで…」

健夜「すごく、あついものを秘めているんだなって。そう思ったの。そうしたら、急に気になりだして…」

健夜「その頃は、こんな関係になるなんて思いもよらなかったけどね」クスッ

えり「…告白、してくれた…ずっと、前から…私を?」

健夜「うん。……こんなこと言ったの、えりちゃんが初めてだよ…恥ずかしいなぁもう…///」

えり「……あの…ね?…わたし……その……」

健夜「ん?」



952 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/05(月) 21:55:54.40 ID:sX0CWuii0

えり「……わたしも、そう…なんです」

健夜「!」

えり「すごい実力の持ち主なのに…それを、鼻に掛けずに…むしろ、それを役立てようとするあなたに……」

えり「……なんというか、好感を、持っていた、と…いうか……気に、なってて……」

健夜「えりちゃん…」

えり「…まさかあなたと…結婚、するなんて…夢にも思っていませんでした…」

健夜「…なぁんだ。ずぅっと前から、両想いだったんだ」

えり「…それが、恋だと思ったのは…数ヶ月前の、あの日でしたけど……」

健夜「……不器用だね」

えり「…お互い様」



956 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/05(月) 22:09:01.10 ID:sX0CWuii0

健夜「…………」ギュー

えり「…………」ギュー

健夜「……ねぇ、えりちゃん?」ナデナデ

えり「はい…?」

健夜「…目、瞑って?」

えり「!」

健夜「………ね?」

えり「………は、い………」トクン…トクン…

健夜「……顔、あげて?」

えり「…………ん」

健夜「…………」

えり「……………」ドキドキ…

健夜「目、開けていいよ」

えり「……え?」パチッ



959 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/05(月) 22:20:36.28 ID:sX0CWuii0

咏・恒子「…………」ニヤニヤ

えり「」

健夜「プッ……くくく……」プルプルプル

えり「えっ…えぇっ!?」

靖子「いやー、良い物が見れた」クックック

恒子「えりちゃんの、マジでキスする5秒前の表情」ニヤニヤニヤ

えり「ちょッ…そんっ……ええぇぇえッ///」カァ

良子「ベリーグッド。ナイスでした」

はやり「えりちゃん色っぽーい☆」

貴子「意外な一面、と言いますか」

咏「写真撮っとくべきだったねぃ」ニヤニヤ

えり「いやっ、こっ!これはッ…その……!」カァァァ

健夜「っ…ふ、ふふふふ……」プルプルプル

えり「………すっ」

えり「健夜さんのっ…ばかぁぁぁぁぁっ!!」ナミダメ



962 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/05(月) 22:32:48.33 ID:sX0CWuii0

……………


針生家改め 小鍛治家

えり「………」プイッ

健夜「えりちゃーん、機嫌なおしてよー」

えり「知りませんっ健夜さんなんかっ」

健夜「もー。二人になった途端にー」

えり「知りませんっ」

健夜「ごめんってばー」

えり「……………」

健夜「えりちゃん?」

えり「…私が、何に怒ってるか…わかってますか?」

健夜「え?そりゃあ…私が意地悪して、みんなにからかわれる羽目に…」

えり「…………」プイッ

健夜「違うの?」



964 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/05(月) 22:40:51.68 ID:sX0CWuii0

えり「…健夜さんの、ばか」

健夜「教えてよー、ねぇねぇ」

えり「……たしかに私……は、恥ずかしながら……きす、…されると…思って…ました…」

えり「だから……その、キモチが…表情に、出てしまって、いたかも、しれません」

健夜「すごく色っぽい表情になるよ」

えり「そ、それは知りませんけどっ!」

えり「…………その、…………」

健夜「?」

えり「…まだ、わからないんですか…?」

健夜「…ごめん。教えて」

えり「…………」

えり「………しか………ないのに……」ボソッ

健夜「え?今、なんて……」



965 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/05(月) 22:47:24.30 ID:sX0CWuii0

えり「……健夜さんにしか……見せたこと、ないのに……」ポツリ

健夜「……!」

えり「………健夜さんなんか」プイッ

健夜「あ………」

健夜「…ごめん…えりちゃん」ギュッ

えり「…ばか」

健夜「ごめんね」ギュー

えり「…………」

健夜「こっち向いてよ」

えり「……………」

グイッ

えり「あっ…」

ちゅっ

えり「んっ……!」



968 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/05(月) 22:55:09.59 ID:sX0CWuii0

えり「っ、はぁっ!やめて、くだ…」グッ

健夜「んっ……」ギュゥゥ

えり「んぅ……!」ジタバタ

健夜「ンン……」チュルッ

えり「ぁふ……っ」ビクッ

えり(舌……いれ、ちゃ…ぁ……)ゾクゾク

……………

健夜「…ん……はぁ」ツゥ…

えり「はぁっ…はぁ…ばか…ばかぁぁ……」トロン

健夜「…その顔は、私だけにしか見せてないでしょ?」

えり「はぁっ…あたり、ま、ぇ…はぁ……」

健夜「安心して…こんなえりちゃん、他の人になんか見せないから」ニコッ



970 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/05(月) 22:59:53.98 ID:sX0CWuii0

えり「うぅ……うぅぅぅうぅ~……!」

健夜「ここから先は、私だけにしか見せちゃダメだし、私も誰にも見せないからね」

えり「……ばかっ」

健夜「でも好きなんでしょ?」

えり「ぅ……」

健夜「ん?」

えり「……すき、です……」カァァ

健夜「私もーっ!」ギュー!

えり「……」ギュ

健夜「ね、えりちゃん?」

えり「…?」



974 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/11/05(月) 23:17:56.12 ID:sX0CWuii0

健夜「幸せに、なろうね」

えり「…はい」

健夜「幸せにならないと、こーこちゃんに怒られちゃうし」

えり「私も…三尋木プロに、怒られますから…。…でも、」

健夜「?」

えり「今、隣に健夜さんがいて…暖かさを、感じられて……とっても、幸せです」

健夜「幸せは、底なしだからね。今以上の幸せも、きっと…絶対あるよ」

えり「…ええ。健夜さんと、一緒なら……見つかるかもしれませんね」

健夜「えりちゃん?」

えり「はい?」

健夜「愛してるよ。ずっと、ずーっと!」

えり「……私も」

えり「愛してます…健夜さん」

おわり





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[ 2012/11/06 ] SS | TB(0) | CM(0)
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