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SSまとめ。旧はらぺこ属性。

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洋榎「よっしゃ! 祝勝会や!」



1 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/07/15(日) 20:21:51.07 ID:ix88/0Oe0

 ――インターハイ三日目夜――


洋榎「さーて、一回戦も無事突破出来たことやし、どっかに美味いもんでも食いにいこか」

由子「名案なのよー」

恭子「いいですねぇ。主将はなんか食べたいモンあります?」

洋榎「ンなの決まっとるやろ! こーゆーときは肉や肉! 勝負前には肉食って鋭気を養うんが相場やで!」



3 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/07/15(日) 20:24:52.82 ID:ix88/0Oe0

恭子「いや勝負前って、もう試合終わった後ですし……それに私らの次の試合まで二日も空くんですけどねー(苦笑)」

絹恵「でもええなぁお肉……頬張るだけじゅわーっと滲み出てくる濃厚な肉汁……想像しただけでたまらんわー」

由子「私もお肉に賛成なのよー」

洋榎「せやろせやろ!? いやー、やっぱうちくらいの主将になるとみんなの食べたいモンもパツイチで分かってしまうかー。
    っかー、デキる主将過ぎて自分がコワいわー、これもう完全に名将の器やわー」

漫「あの、私は肉よりもなんか別の食べたいんですけど……」

洋榎「あぁ!? なんか言うたか!?(ギロッ)」

漫「ヒッ!? イ、イヤ、オニクデイイデス……」

絹恵(上重さん今日の試合では鹿老渡にえらい走らせてしもたからなー。
    そら五万点差ひっくり返してくれたお姉ちゃんには頭が上がらんって話や)

洋榎「よっしゃ、それじゃみんな行くでー! 今夜のうちらは焼肉のお姫様や! 食うで食うでー!」

一同「おーっ!」



6 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/07/15(日) 20:27:13.04 ID:ix88/0Oe0


ワイワイ……ガヤガヤ…… トテトテトテトテ……


【焼肉・ポンチョ 120分食べ放題!】


洋榎「うし、ここの店にしよか」

由子「食べ放題でお腹いっぱいなのよー」

絹恵「うわー、めっちゃ高まってきたわ! お姉ちゃんはよ入ろうや!」

洋榎「まぁまぁそう焦んなや絹。物事には順序っちゅーもんがあってやな……おーい恭子、いつもの頼むで」

恭子「いつもの? ……あぁ、アレですね。はいはい、ちゃんと持ってきとりますよ……っと」

ガサゴソガサゴソ

漫「あの……先輩? そのペンって、ご飯食べるときに必要ですかね?
  先輩ってお箸の代わりに水性ペン使う畑の人でしたっけ? 私の記憶やと全然そんなことなかったはずなんですけど……」

洋榎「なぁスズ。……今日の試合、五万点差の原因になったのは誰やったっけ?」ジトー

恭子「アカンかったらおデコって約束、まさか忘れとらんよねぇ?」ジトー



7 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/07/15(日) 20:29:42.31 ID:ix88/0Oe0

漫「ちょっ……! おデコなら先鋒戦終わった後に書いたじゃないですか! ねぇ愛宕さん!?」

絹恵「あー、ゴメンな上重さん。こうなったお姉ちゃんたちは私には止められへんわー」

由子「御愁傷様なのよー」

漫「も、もしかして私の味方少なすぎ……!?」

洋榎「下手に動かんほうが楽に逝けるで、スズ――!」

漫「い、いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」



9 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/07/15(日) 20:32:38.51 ID:ix88/0Oe0

自動ドア「ウィーン」 ピンポロパンポ~ン♪

店員「いらっしゃいませー! お客様、本日は何名様で……ブフォッ!?」


漫デコ「肉 五人」(デカデカと)


洋榎「見ての通り五名様や! 禁煙のええ席頼むわ~」

店員「ご、五名様ですね……席までご案内いたしますので少々お待ち……ブッ、し、失礼しました……!」プルプル

漫「先輩、これってあんまりやと思います!(涙目)」

恭子「まぁまぁ漫ちゃん、先手必勝で笑いを取りにいけるなんて大阪人の鑑やないか……ブフッ」

漫「先輩までめっちゃ笑うてるやないですか! こんなんなら大阪人の鑑なんてならんでええですわ!(更に涙目)」

洋榎「おいスズ、笑いを取りにいかんとは聞き捨てならんこと言うやっちゃな……!」

漫「もう、この先輩たちいちいち絡み方がめんどい! なんなんですかこれ! いいからはよ肉食べましょ肉ゥ!(ヤケクソ)」

絹恵「そうやでお姉ちゃんー私ももうお腹ペコペコやしはよう食べたいわー」

恭子「あ、そろそろ準備出来たみたいですね」

店員「お待たせいたしました。席の準備が出来ましたのでこちらへどうぞー」



11 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/07/15(日) 20:36:45.20 ID:ix88/0Oe0

スタスタ……いやー、お肉楽しみやなぁ……先輩は最初何頼むんです?……んー、そうやね……

店員「それでは只今より120分食べ放題を始めさせて頂きます。御注文の際はこちらのタッチパネルからどうぞ」

洋榎「よっしゃ食うでー喰らい尽くすでー!」

由子「お肉だけじゃなくて野菜もしっかり食べるのよー」

恭子「まぁ待ちーやみんな。ちゃんと『いただきます』くらいは言わんとアカンで」

恭子「それでは皆さん、手を合わせて下さい」

恭子「――いただきます」

一同「――いただきまーす!」


ジュー ジュー 
            薫り立つ肉の匂いが、五人の鼻腔を刺激する。
    肉を焼く。たったそれだけの工程で、なぜこれまでに人の心は躍り、興奮するのだろうか。
   原始の時代から人のDNAに刻み込まれた食の本能――抑えようのない滾りが、彼女たちの芯を熱くする。
  人類が生み出した最も偉大な発明。それは間違いなく火だと、この瞬間ならば胸を張ってそう言い切れる。
      火を通すという、たったそれだけ。それだけの手間で、これほどまでに肉は美味くなる。

            牛に、感謝を、草に、感謝を。大地に、感謝を。
        この一枚の肉片が生まれるまでに関わった、全ての存在に、感謝を。

              『……美味~~~~~~~い!!!』
                                           ジュワーァァァァァ……



14 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/07/15(日) 20:39:11.43 ID:ix88/0Oe0

洋榎「美味い……美味すぎるわ……」

絹恵「いや~、こんなに美味しいお肉食べられるのもお姉ちゃんのおかげやで!
    一回戦をちゃんと勝ち抜けたからこその味やな! 勝利の味が五臓六腑に染み渡るわ~」

恭子「主将の清老頭がなければ厳しい試合やったからなぁ。
    それにしても清老頭なんて、主将もまたレアい役満和了ったもんですねぇ」

洋榎「あそこで役満手が入るっちゅーんが、うちの『格』ってやつやなぁ」ウンウン

漫「あの……今さらなんですけど、ホンマありがとうございます。
  私がブレーキかけてしまったんに取り返せたのは主将のおかげですわ」

洋榎「なんや、珍しくえらい殊勝やなぁ。なーに、気にせんときや。一人が取られても誰かが取り返せばええ。
    団体戦っちゅーんはそういうもんやからな。弱いジブンの分は強いうちが取り返せば無問題ってやつや」

漫「主将……」

洋榎「どや? うちカッコエエやろ? 惚れ直したろ?」

漫「……そうですね。主将……いや、洋榎さま! 私を抱いてください!」

洋榎「えっ」

漫「気付いてしまったんです! 私がホンマに好きなんは誰なのか……それは貴方でした」



16 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/07/15(日) 20:41:47.06 ID:ix88/0Oe0

洋榎「ちょ、ちょお待ちぃやスズ……」

漫「抱いてください! 無茶苦茶にしてください!」ガバァ

洋榎「あ、アカン! それはアカン! うちら女の子同士やで!」

漫「愛に性別なんて関係あらへんのです!(肉迫)」

洋榎「」ブルブル

漫、真顔で洋榎を見つめる

洋榎「」ブルブルガタガタ

漫「……プッ」

漫「……いや、冗談ですよ? 普段のお返しっちゅーやつです」

洋榎「こ……このドアホぉ! いきなり何すんねん!」

由子「あらあら、こんなに震えちゃって可愛いのよー」

絹恵「うわー、私お姉ちゃんのこんなとこ久しぶりに見たわ……上重さんやるなぁ」

恭子「珍しく漫ちゃんが一本取ったかー。麻雀の方もこんくらい上手くいけばええんやけどなぁ……」



18 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/07/15(日) 20:44:07.93 ID:ix88/0Oe0

漫「二回戦では必ず挽回してみせますんで!」

洋榎「その意気やでースズ。ま、ガッチガチになる必要はないで。うちらが後ろにおるんやから安心して玉砕してこいや!」

由子「玉砕されても困るのよー」

恭子「主将はヘンなとこで締まらんから困るなぁ。ま、私から言えることもだいたい同じやけどな。
    麻雀って競技は毎局最善手を打ち続けてもままならないことも多々ある。
    大事なんは、そういうときに腐らずに打ち続けられるかどうかや。
    無理して自分のスタイルを崩すことはないで。ダメやったとしても、後ろを信じて精一杯をやればええんや」

洋榎「それそれ! それが言いたかったんや! 恭子やのうてうちの言葉としてとっとき!」

漫「相変わらず主将は暴虐ですねぇ……なんというジャイアニズム」



19 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/07/15(日) 20:47:50.23 ID:ix88/0Oe0

漫(でも、末原先輩の言葉……)

漫(後ろを信じればええって……大将である末原先輩自身には当てはまらんやないですか)

漫(……末原先輩のためにも、やっぱり先鋒の私が頑張らな)

漫(私が勝ちたいからやない……みんなで、この姫松の五人で勝ちたいから、私は頑張りたいんです)

漫(仲間のために、頑張りたいと思える。そんなチームの一員でいられて、ホンマありがたいと思ってますわ)

漫「よっしゃ……頑張るぞー!」

店員「上タン塩とカルビ、ロースお持ちしまし……ブフッ! き、キン肉マン……!?」

恭子「気合入れるんはええけど、おデコそのままやったらやっぱり締まらんで、漫ちゃん」ニヤニヤ

漫「あ……////(顔真っ赤) も、もう! やっぱこの人らと一緒のチームなんてイヤやわー!」



20 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/07/15(日) 20:50:37.05 ID:ix88/0Oe0

洋榎「う~~トイレトイレ」

洋榎「ん……トイレの前に誰か立っとるな。順番待ちかいな……はよ空くとええんやけど」

???「あ……トイレ空いとるけぇ、使うならどうぞ」

洋榎「さいでっかー、ほなお先……って、ジブン広島の中堅か?」

いちご「……姫松の中堅さん?」

洋榎「いやー、今日は世話になったなぁ。おかげさまでインハイで初役満和了れたわ!」

いちご「あ、うん……気持ちよかったじゃろうなぁ」

洋榎「サイッコーやったで! 役満和了るうち超かっこええ!(どやっ!)」

いちご「……」

いちご「……ぐすん(涙目)」

洋榎「あ……っ! す、スマンな。悪気はなかったんやけど……」



21 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/07/15(日) 20:52:39.40 ID:ix88/0Oe0

いちご「ええんよ。麻雀ってのは振り込んだほうが悪いゲームじゃ」

洋榎「あ、あー、せやな……(こ、このタイプ苦手や……!) そういや、鹿老渡さんもここで打ち上げなんか?」

いちご「そうじゃ。カントクがもう予約してたみたいで、負けたのにこんないいとこいりませんって言うたんじゃけど……」

洋榎「んー、せっかくの焼肉食い放題なんやからこんなとこにおらんでもっとバンバン食わな勿体無いやろ。
    さっさと肉食いに戻ればええやないか。あ、それとも食い過ぎでここにおるんか?」

いちご「んん……ちゃちゃのんな、みんなのとこに行きたくないんよ……」

いちご「今日の試合で負けたんは、どう考えてもちゃちゃのんのせいや。
     五万点のビハインドを一発でひっくり返された戦犯……みんな口には出さんけど、薄々感じとる」

洋榎「はぁ……だからここで一人メソメソしとったわけかー。ジブン暗いやっちゃなー」(呆れ)

いちご「だって……いまさらどんな顔してみんなと会えばええんか分からんよ……!」



23 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/07/15(日) 20:55:02.81 ID:ix88/0Oe0

洋榎「アホやなー。んなの、笑顔に決まっとるやろ」

いちご「笑えんよ。あんなことがあったのに、ちゃちゃのんは笑えん……!」

洋榎「いいや、笑え。ええか。ジブンが笑わんと、誰も笑えんで。
    誰よりも辛かった奴が、悔しかった奴が、最初に笑ってやらなアカンのや。
    そうやないと、他のみんなも笑えんくなってしまう」

いちご「……誰よりも辛かった人が、笑わなくちゃいけん……
     でも……怖いんじゃ。みんながちゃちゃのんを許してくれんかったら、どうしたらいいんじゃ」

洋榎「――ジブンらがどういうチームなんか、うちは知らん。
    でもなぁ、インターハイってのは、チンタラと何も考えんで打ってるデクみたいな連中が来れるところやない。
    三年間……いや、中学のときから必死になって打ち続けてきた連中だけが来れるのが、インターハイなんや。
    ジブンらも必死になってここまで来たんやろ。だったら、その頑張りや責任を誰か一人に押し付けるような真似はせんはずや。
    それともアレか、広島は負けた理由を誰かに押し付けるようなロクデナシの集まりなんか?」

いちご「……違うっ! みんな、優しい良い子たちなんじゃ……」

洋榎「それが分かっとるんやったらさっさと行けばええやろ」

いちご「でもやっぱり……怖いんじゃ。あの子たちでも許さんような酷いことをやってしもうたんじゃなかろうかって……
     考えれば考えるだけ頭の中がグルグルして、ここから動く気ににならんのじゃ……」

洋榎「あーもうめんどくっさいやっちゃなー……よし、んじゃいきなり広島んとこに戻らんでええ。
    うちのとこに肉食いに来いや、ええと……ちゃちゃのん?」



25 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/07/15(日) 20:57:16.80 ID:ix88/0Oe0

いちご「は? な、なんで負けた側が勝った方の祝勝会に行かんといけんのじゃ!?」

洋榎「ジブンがわっけわからんことでグダグダ悩んどるからやろー!?
    よっしゃ、ちょっとお花を摘みにいってくるからそこで待っとれよ」

ギー、バタン……ジョロジョロ、ジャー……

洋榎「よっしゃ行くで!」ちゃちゃのんの手をギュ

いちご「あ……(ご、強引過ぎじゃ……)」

スタスタ……

洋榎「戻ったでー」

絹恵「あ、お姉ちゃんおかえりー。えらい遅かったなー……あれ、その人は?」

いちご「えーっと、広島代表鹿老渡高校の佐々野いちごです……」

恭子「ああ、今日対戦した。んで、なんで主将に手ェ引かれてここに?」

洋榎「なんや元気ないから、うちらで笑わしたろーと思ってな。おら漫、出番やぞ!」



26 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/07/15(日) 20:59:28.16 ID:ix88/0Oe0

漫「ちょ、ちょっと待って下さいよ主将! まだデコの落とせとらんのですよ!」

洋榎「アホ、それが大事なんやろ」

漫「ちょ……あぁっ!?」

いちご「プッ……に、肉って……焼肉屋で額に肉って……w」

洋榎「お、ようやっと笑ったな。そやそや、ジブン可愛いんやから笑っとらんとアカンで。
    涙は女の武器言うけどな、美少女の本当の武器は笑顔なんやからな!」ニカッ

恭子「んー、よくわからんけど、まーた主将がご迷惑をお掛けしたみたいで……
    まぁ、これもせっかくの機会ということで、ちょっとくらい御一緒していきませんか?」

由子「大歓迎なのよー」

いちご「ええんですか……? それなら、ちょっとだけ」

絹恵「スンマセン、なんかお姉ちゃんがえらい迷惑かけちゃったんじゃ……」

いちご「いや、気にせんでええんよ。むしろこっちが助かったようなもんで……」

由子「髪がふわふわで可愛いのよー。アイドルみたいなのよー」

いちご「ふへへ……」



28 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/07/15(日) 21:02:51.90 ID:ix88/0Oe0

ワイワイガヤガヤ ワイワイガヤガヤ

洋榎「どうや、少しは気も晴れたか?」

いちご「あ……うん!」

洋榎「ほら、やっぱり笑っとったほうが可愛いで」

いちご「ん……////」

洋榎「なー、ここまでやったんやからうちらのこと応援してくれるやろー?」

いちご「当たり前じゃ! ……というか、ちゃちゃのんのこと助けてくれたんは応援目当てじゃったんか……?」

洋榎「あー、ちゃうちゃう。スマンなー、どうもうちはそこらへん勘違いされやすいらしくてかなわんわ。
    応援目当てなんかやないで。ジブン、泣いとったからな。そんな可愛い顔しとるんに泣き顔なんて似合わんやろー思ってな」

洋榎「ああ、でもアレやわ。よく漫画とかで、『お前らはこの俺に勝ったんだからな……途中で負けるなんて許さねえぜ!』って応援あるやろ?
    ああいうのに憧れとったんも事実やなー。というわけで、一つ応援頼むで!」

いちご「……おう! 姫松の応援はちゃちゃのんに任せとき! ……あ、でも明日には広島に帰るから、会場で応援は出来んのじゃけど……」

洋榎「ならテレビの前で応援しとってや。きっと話のネタになるでー、『私らはこの姫松ってとこに惜しい戦いをしたんじゃ』ってなー」

いちご「すまんの、姫松の。……せっかくの祝勝会に邪魔モンが入り込んでしもうて」



29 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/07/15(日) 21:05:28.06 ID:ix88/0Oe0

洋榎「だからそういうのはええって言うたやろー。せやなー……悪い思うんなら、うちのために肉焼いたってや」

いちご「そのくらいお安い御用じゃ。ちゃちゃのん謹製の最高の肉を食わしちゃるけぇ」

  ジュージュー

いちご「はい、あ~ん」

洋榎「あーん……モグモグ……おっ、美味いなー! ジブン焼肉屋開けるで!」

いちご「あはは、どーも。……そのお肉、ちゃちゃのんのことだと思ってしっかり味わってくれんかのう」

いちご「ちゃちゃのんは、姫松高校と当たったことを、忘れんよ。高校生活最後の夏、こんな良いチームに負けたんなら逆に誇りじゃ。
     だからそっちも、ちゃちゃのんたちと当たったこと、忘れんでいてくれたら嬉しいんじゃ」

洋榎「うちも良い思い出になったで。……うん、すっかり笑えるようになったみたいやな。
    そろそろお仲間のとこに戻り。いい加減心配してるとこやろ」

いちご「うん。ありがとな、洋榎ちゃん。……それじゃ皆さん、どうもお邪魔しました」

恭子「こちらも対戦相手から生の声が聞けて助かりましたわ。応援よろしくお願いしますね(ニコォ)」

由子「短い時間だったけど楽しかったのよー」

絹恵「今度はお姉ちゃんじゃなくて私とも仲良うしてくださいね!」

漫「あの、勝った側がこんな事言うのは傲慢かもしれんですけど……エースの人に、強かったですって伝えてて下さい」

いちご「それじゃ、お疲れ様ですー。失礼しました」



31 名前: VIPがお送りします 投稿日: 2012/07/15(日) 21:07:47.87 ID:ix88/0Oe0

いちご(すっかり遅くなってしもうた……早くみんなのところに戻らんと)

スタスタスタスタ……

洋榎「おーい、ちゃちゃのーん!」

いちご「!」

洋榎「また今度、一緒に麻雀打とうなー! 約束やでー!」

いちご「……うん! 約束じゃー!」

いちご(――あれ……?)

いちご(これ……涙?)

いちご(でも、悔しい訳じゃなくて、これは……)

いちご「負けたのに、悔し涙じゃなくて嬉し涙が出るなんて……」

いちご「そんなん考慮しとらんよ……」





http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1342351311/
[ 2012/10/13 ] SS | TB(0) | CM(0)
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Author:はらみこ

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一時からするとだいぶ咲熱治まりましたが、毎回アンケは二重丸で出してます。

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あと、黒髪モブ子さんが大好き
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